新しいホスティングサービスを利用することになったので、ひさしぶりにphpMyAdminをインストールすることになりました。最後にダウンロードしたバージョンが2.6.xだったのですがphpMyAdminは随分と進化を遂げていて、安定バージョンがすでに2.11.5になっていました。 2.10.xが昨年出たのは風の便りに聞いていたのですが、さて、数年ぶりにいじるphpMyAdminにどのくらい時間を費やさなくてはならないのでしょうか。
とにもかくにもまずはダウンロードです。これは自分が運営しているデジタル データ システムズのなかにphpMyAdminの解説をしているphpMyAdminの説明があるから、こちらを参考にしました。
http://www.phpmyadmin.net/home_page/downloads.php;のページから自分の環境に合ったバージョンをダウンロードします。utf-8-onlyと書かれたバージョンはutf-8以外では使用できませんから、お使いの文字コードがEUCだと使えませんから注意してください。
一番無難なのはall-languages.zipです。日本語にも対応していますので、これをダウンロードします。
ダウンロードしてきたファイルを解凍します。解凍を終えたディレクトリをFTPでそのままアップロードします。フォルダ名を分かりにくいものに変えておくと良いでしょう。例)http://www.example.com/pma/
アップロードを終えたらhttp://www.example.com/pma/にアクセスしてみてください。いきなりエラー画面が出てきて驚かれると思います。わたしも一瞬途方に暮れました。
この画面の#1045エラーはユーザーネームとパスワードがあっていないことを知らせるものなので、これからユーザーネームとパスワードを入力しますから、実は出て当たり前なのです。エラー画面の右上に青いリンクで「セットアップスクリプト」がありますから、これをクリックして次の画面へ進んでください。
セットアップ画面がでます。
一番うえは文字通りWelcomeの表示で問題はありません。
二番目は「!」マークが出ています。documentationのリンクがありますが、phpMyAdminのディレクトリ直下に/config/という名称のディレクトリを作成して、パーミッションを777(読み書き実行可)にしてくださいと言うことです。このとき、/config/ディレクトリを作成してパーミッションを777に設定するとこのエラー表示は出なくなります。
三番目はhttpとするかセキュアにhttpsにするかの選択です。this linkをクリックすると選択画面が現れます。特に理由がなければよりセキュアなhttpsにしておいてかまいません。
以上の設定を終えたら下にあるボタン「Add」をクリックします。
またセットアップ画面がでます。
7番目のAuthentication type をcookieに選択します。
次にMySQLに接続できるユーザーネームを入力します。
次にMySQLに接続できるパスワードを入力します。
以上で入力は終了です。
最後に一番下のボタン「Add」をクリックください。
最後の作業です。
下の画面のDownloadをクリックしてconfig.inc.phpをダウンロードしてください。
そしてFTPで/phpMyAdmin/直下のディレクトリにアップロードしてください。
もしくは、最初にエラー画面が出た時に/config/ディレクトリを作成してパーミッションを777にしますと書きましたが、もし作成していれば、Downloadでなくsaveをクリックすると/config/ディレクトリにconfig.inc.phpが作成されます。これをFTPでダウンロードして/phpMyAdmin/直下に置き直します。
ブラウザでhttp://www.example.com/pma/にアクセスしてphpMyAdminの画面が表示され、ユーザーネームとパスワードでログインできれば完了です。
mizunuma 3月 20th, 2008
Posted In: サーバーの設定とトラブルの回避方法, ブログやサイトの運営に役立つこと