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Imgp1879 住宅地図でお馴染みの株式会社ゼンリンのPSPソフト、「みんなの地図」モニター体験イベントに参加してきました。

ゼンリンの住宅地図はわたしが営業マンをしていたときにはずいぶんとお世話になりました。お客を訪問するために栃木県の地町村別の住宅地図の半分は読んだと思います。当時、先輩の社員から「ゼンリンの地図は社員が一軒一軒の住宅を見て歩いて住んでいる人の名前まで調査している」と教えられたのですが、今回のイベントでは、その地道な歩いて調査するシーンも実際の映像で見ることが出来ました。

今回のイベントの開催は偶然にAMNを見ていて知り、締め切り当日に参加申請をしました。わたしはPSPをさわったこともなかったので抽選に漏れるだろうと半分あきらめの気持ちでしたが、デジタル地図やGPSは、自分が運営しているサイト林道への案内板などで、現在取り扱えるようにプログラムを作成しているのでとても興味がありましたので、ぜひ参加したいと願っていました。

Img_6628 申し込みから数日後、当選のメールが届き、更に数日後貸し出しのPSPとみんなの地図2が同梱されたゆうパックが自宅に届きました。PSPは初めてさわるので電源の入れ方がまず分からず、次にUMDというソフトの挿入の仕方が分からないなど、みんなの地図2を体験する前にPSPの基本操作から覚えなければなりませんでした。取扱説明書がないと以外と分からないものです。
わたしが一番使いたかったGPSは残念ながら同梱されていませんでした。イベントで聞いたのですが人気が高く品薄で参加者全員の分まで手配が出来なかったとのことです。GPS機能を試せなかったのはちょっと残念でした。

イベントの当日の天気は雨の予報でしたが何とか1日持ってくれました。
水道橋駅からイベントの会場まではPSPのみんなの地図2にルート検索をさせて、それを表示させながら歩きました。このおかげで会場が表通りに面していないちょっと分かりにくい場所にあったのですが、道に迷うこともなくまっすぐに到着することが出来ました。ゼンリンの社員の方が会場の入口で出迎えてくれたのですが、PSPで画面を見ながら歩いてきたわたしを見て、もう使ってくださっているのですね、ととても喜んでくれました。

イベントの開始
Imgp1879_2 イベントの進行は、6名づつブロガーがテーブルに座り、加えてゼンリンの社員2名でミーティングをする形式でした。参加者の総数は20名前後と思います。PSPのまだ発売されていないソフト「みんなの地図3」の説明を一通り受けた後、「みんなの地図3」を手渡されて約20分ほど実際に操作をしてから、「みんなの地図2」と比較して、討論形式で使用感や機能の違いを述べて行きました。
一人一人が独自性の高い発言をしたので、わたしにとっては話を聞くだけでも興味深かったです。特に、他の人がどの様な価値観でソフトを見て利用しているかが分かったのは収穫でした。
 

みんなの地図2と3の比較討論
Imgp1877 わたしは「みんなの地図2」と比べて「みんなの地図3」が操作性がより直感的でわかりやすく使いやすくなり、動作速度も画面のスクロールや縮尺の変更などが見違えるほど速くなったことに驚いて、これだけでも大変な進歩をしたと思っていたのですが、他の参加者はこれでは操作性に難があると具体的な事例を挙げて述べました。わたしは一般のユーザーの要望のレベルの高さに驚かされました。わたし自身、websiteのシステムを設計から制作まで行っているので、常にユーザビリティ、つまり操作性や動作速度の速さを意識しているのですが、わたしの考えているレベルよりもユーザーはより高いレベルの要求を持っていることが分かりました。

携帯電話との比較
「みんなの地図3」は携帯ゲーム機のPSPのソフトと言うことで、携帯電話との比較を皆さんはしているようです。わたしは携帯電話の地図機能は使ったことがないのでこの点は分かりませんでしたが、携帯電話の地図と比較した場合、「みんなの地図3」の長所としては画面が大きいこと、地図画面をスクロールできるので常に進行方向を真上にしたり、必要に応じて地図を真北にしたり出来ること、ソニーが運営するペタマップと連携が出来ることなどがあげられました。
「みんなの地図3」短所としては、地図データの更新が事実上不可能なこと(UMDで販売のため)、無線LAN機能を持ちながらインターネットに直接接続することが出来ず、データはパソコンからメモリースティックにダウンロードしてそのメモリースティックをPSPに挿入しないとデータを利用できないという煩雑な操作性などがあげられました。

ゼンリンの地図が出来るまでビデオで紹介
Imgp1926 この後、趣向を変えてゼンリンの地図調査ビデオが放映されました。最初に書いたとおり、地道に人間が足で歩いて調査をしているところが映し出されました。みんなの地図3では公園の歩道や階段などの表示もされているので驚いたのですが、これも人が歩いて調査して得た結果だそうです。
地図調査の映像に次いで見たのが地図のデジタル化の作業の様子です。人間が足で歩いて集めるという昔ながらの作業が、最新のデジタル技術で加工されて行く工程は見ていて驚かされました。最後に3D地図の制作の工程と実際に作られた3D地図を見たのですが、CGではなく実際に車にビデオカメラを積んで撮影した映像を元に地図を作製しているのです。インターネットの技術ではアメリカのgoogleに日本は水をあけられてその差は広がる一方で寂しく思っていましたが、ゼンリンの技術を見て日本のデジタル技術も負けていない、むしろデジタル地図では世界で最高峰ではないかと安心をしました。

これからの「みんなの地図」に期待すること
最後にこれから作られるであろう「みんなの地図4」に対しての要望や期待を述べる時間がありました。
皆さんが期待しているのは情報のリアルタイム化でした。カーナビでは既に実現していますが、道路が工事や事故で通行不可能となる情報などが即時に反映されれば使い勝手の幅が広がるという意見が多く出されました。
次いでペタマップとの連携が中途半端で、ペタマップ自体が登録してある情報の数十パーセントが非公開となっているなど利用できる情報に限りがあり、カテゴリーの分類などが不十分でそれをみんなの地図のユーザーが手作業で自分の好みの情報を取捨してダウンロードする煩雑製の改善が要望されました。
次に、ペタマップから情報をダウンロードしていますが、これをメモリースティックで販売してもらえないのかという要望がありました。これはゼンリンでもみんなの地図3で発案されたそうですが、メモリースティックが高価なことで見送られたそうです。

みんなの地図3の紹介
Imgp1907 みんなの地図3の機能の紹介です。2と比べると大幅に進化しています。
なおみんなの地図3の製品のURLはこちらになります。
http://www.zenrin.co.jp/product/minchizu3.html

情報量の大幅な増加
まず情報量が大幅に増えたことです、これは写真を見てUMDが2枚組となっていることでおわかり頂けると思います。一枚がメインUMDで使用するときは常にPSPに入れておきます。もう一枚はインストール用でメモリースティックに情報をインストールします。膨大な情報量なので、自分に必要な地域だけをインストールすることも出来ます。例えば東京都ですと情報量は80Mほどになります。PSPに挿入しているメモリースティックの容量の小さい方への配慮を感じます。情報をメモリースティックにインストールすることでUMDから情報を読み込む必要が無くなるので、「みんなの地図2」と比べて格段に動作が速くなった「みんなの地図3」が更に速く動作するようになります。

検索機能の強化
検索できるコンテンツが増えました。公共施設や観光スポット、生活の上で利用するコンビニやスーパー、駅など約40種類、約190ジャンルから検索が出来るようになりました。検索の画面や操作も使いやすくなっていますので、ジャンルが増えてかえって操作が煩雑となったということは有りませんでした。

ルート検索の強化
歩行者ルート検索の距離が直線で約10kmまで検索できるようになりました。しかも検索の結果には横断歩道、歩道橋、公園内の遊歩道、屋根のある道などが反映されます。これはカーナビではとうてい実現不可能なデータで、みんなの地図3ならではの機能です。

GPS機能の強化
GPSの受信状況や軌跡表示が出来るようになったほか、地図のヘディングアップも実現しました。GPSで取得した移動したトラックデータはログとして保存が出来るので、技術が有れば加工処理が出来ます。例えばgoogle mapsに表示させたりすることも可能です。GPSはソニーの規格なのでおそらく簡易GPSのGPS-CS1Kと同じ記録フォーマットを使っていると思われます。この点をソニーの社員に確認したのですが残念ながら知らないようでした。もしGPS-CS1Kと同じ規格ならカシミールで加工できます。また、わたし自身が現在作成しているgoogle mapsと連携したGPSトラックデータのインターネットでの表示システムにも対応できます。ちなみにGPS-CS1Kはwgs-84(世界測地系)に準拠していて、記録フォーマットはNMEA形式です。ただソニーがこの点を公式に発表していないのでわたしの推測です。

Img_1932 わたしが実際にGPS-CS1KのGPSデータを加工して作成したサイトが有りますので、興味のある方は林道への案内板林道のルート [トムラウシの周辺]をご覧ください。
GPS-CS1Kはわたしのツーリングトークの中でSONY GPS-CS1Kとして紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

イベントで印象的だったことは、参加者が全員男性だったこと、そして全員がブロガーであること、最後までホームページやwebsiteという言葉は出なかったことでした。

最後に、すばらしい体験をさせて頂いたゼンリン、ソニー、AMNの皆様に感謝したいと思います。

4月 22nd, 2008

Posted In: 参加レポート・ブログ・ブロガーミーティング

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