わたしが尊敬している、大好きなプロの写真家、瀬川さんが執筆された良い記事を見つけました。
プロのカメラマンといえども、常に傑作を狙って撮影をしているのではなく、誰に見せてもイメージが伝わる普遍的な写真を撮ることが第一に重要だという話です。
記事のタイトルは「プロカメラマンは「ありきたりの写真」を最大の努力で撮っている」
URLはhttp://markezine.jp/a/article/aid/3811.aspx
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1枚の写真を撮ること
わたしは日本中を旅していて、必要に応じて宗谷岬の話を書いたり、沖縄の喜屋武岬の話を書いたりしています。その際に使いたい写真がないことがしばしばありました。ツーリングはベテランでも写真撮影は初心者のままでしたので、以外に取り忘れている景観や状況の写真が多くありました。
最近ではさすがに取り忘れたりする事は無くなりましたが、1枚の写真を撮るために、3時間以上の時間をかける場合も有るようになりました。北海道や沖縄にはそうしばしば行くことは出来ませんから、3時間待っても十分です。しかし3時間待っているために、廻れたはずの観光地の幾つかは割愛しなければならないこともあります。
今年に入ってからはブロガーミーティングや商品発表会に参加するようになりました。
イベントの全体を伝える写真、イベントの具体的な内容を伝える写真、商品を伝える写真、これらを漏れがないように意識して写真を撮影しています。それでもイベントという性格上、人の顔が写っている写真はNGなど、制約が多いので、時に撮影できないシーンも出てきます。
今回の瀬川さんの記事を読んで、改めて自分の写真の撮影の考え方に自信を持つと共に、雑誌など他の人が撮影をした写真を積極的に見て勉強すると事を教えられました。
瀬川さんの写真撮影についてのサイトはうろぐの尊敬する方たちのサイトにリンクがあります。
宗谷岬の写真の例
観光客が殆どいなくなるまで待ってから撮影をした、芝桜に覆われた宗谷岬。
芝桜が咲くのは6月下旬の一瞬なので、宗谷岬を訪れた事のある人でもこの風景を見た方は少ないでしょう。
全く人がいなくなるのを待って、最北の記念碑を撮影しました。人が立ち去りこの写真を撮影するまでに3時間以上かかりました。
mizunuma 6月 14th, 2008
Posted In: 写真の撮り方