ブロガー向け心理療法入門 | 人の話を聞くことの重要性について
アジャルメディア・ネットワーク(以下AMN)からブロガー持ち込みの初めてのブロガーミーティングが開催されました。心理療法と表題が付けられましたが、一般的にはカウンセリングと呼ばれている精神的な病の治療法の初歩的な講義が主な内容です。
講師は東京大学医学部付属病院 非常勤 CS カウンセリング 東京 代表の「いとうしんすけ」先生です。
相手の話を聞くこと
わたし自身、昨年の年末から今でもストレス性疾患で治療を受けていますので、このブロガーミーティングには非常に興味がありました。
今回のブロガーミーティングではブロガー同士が一対一で、カウンセリングの初歩的な方法をシュミレートする試みがありました。
Aさん役が2分ほど話をして、Bさん役がその話を1分に要約してAさんに話し返す。Aさんは要約されたBさんの話の感想を述べる。
こういう段取りのシュミレートです。
Aさんの話を聞くBさんの注意点として先生は幾つか上げられました。
- 相手に関心を持つ
- 相手の話を集中して聞く
- 意見などの私見は一切差し挟まずに、会話は「うん」や「そうなの」などの相づちのみとする
相手の話を集中して聞くということの難しさは、以前から知っていました。ストレス性疾患の方の一番に効果的な治療は、自分の話を一切合切を聞いてもらえる相手に巡り会うことだと聞いていたからです。
知っていたので、わたし自身、ストレス性疾患に悩む人の話を3時間から時には半日、ただ相づちを打って聞いていた時期が1年ほどあります。聞く方にとってはかなりつらい作業です。
この方とあえない時には電話で話を30分から1時間ほど聞いたりしていたので、わたしの方がストレス性疾患になったと言えないこともないです。相手の方は幸い、本人が治ったと言っているので、良いですが、わたしの方はまだまだ治る気配はありません。
以外に思ったのは、カウンセリングは医療行為ではないので健康保険がほとんどの場合、使えないことです。アメリカの映画などを見ていると、良く聞く台詞に「カウンセリングをうけた」と出てくるのですが、日本ではあまり聞きませんでした。聞かない理由は保険の適用範囲外だと初めて知りました。
相手を理解すること
相手を理解することは、相手に関心を持つこと、相手の話を聞くことから始まると言うことを、今回のブロガーミーティングで感じました。理解をすると言うことをわたしの思っている言葉で言えば、<
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- 相手が何をするか(行動するか)?
- 相手が何をして欲しいか(希望しているか)?
- 相手がなぜそれをしたか(言ったか)?
などをが分かると言うことを意味します。
相手に関心を持ち、相手の話しに集中をすることから、これらが分かるようになるのでしょう。
親子、兄弟は肉親なので、自然と理解し合えるようになりますが、相手に関心を抱かなければ、双方の意思の疎通は困難となり、理解し合えなくなります。これは最近多発している、肉親間の争いのニュースなどに現れているのではないでしょうか?
恋人や夫婦となると、本来は赤の他人です。
相手に興味を抱き、それが関心となって、やがて理解し合えるようになるのだろうと思います。どちら方相手に対して関心がなくなった時は別れとなるのでしょう。
会話の「自己レベル」と「集中レベル」
会話には自己レベル、集中レベル、俯瞰レベルがあるそうです。
自己レベルは日常の会話が該当します。
居酒屋などで、「うちのクライアントが訳の分からないことを言い出して困ってるんだ」といえば相手が「そうなんだよ、俺の所のクライアントにもひどいのがいてさ」という会話のキャッチボールが該当します。
集中レベルはカウンセリングの領域にすこし入ります。
相手の話を集中して聞きます。話を聞いている間に、よぶんな話を差し込んではいけません。また、相手の話に共感をしてもいけません。かなり難しく意識して行い、かつ慣れないと出来ないことでしょう。
男女の会話で、女性は自分を理解して貰いたいという願望が強く、男性は解決したいという願望が強いので、その食い違いが二人の関係が破綻する原因の一つになるそうです。
ここでいう女性の理解して貰いたいとは、「集中レベル」で話を聞いて貰いたいと言うことです。とろ湖が男性は、話の途中で「それはこうした方がよい」とか「それは君が間違っている」など意見を挟んで問題を解決しようとしてしまうので、失敗するそうです。
「なぜ」「どうして」を相手に問うのは愚問です。「いつから」「どんなふうに」と問うのが正解です。
自己レベルと集中レベルはどちらが正しいというわけではありません。
居酒屋で、集中して話を聞かれたら、座が白けるでしょう。要は使い分けです。
精神の病が治ると言うこと
精神の病の方は治ることを気にします。
いつ頃までに治るのか、どのような状態を持って治ったというのかなどです。
ところが、治ることについては明確な線引きは出来ません。
カウンセラーとクライアントとの合意の上で、ゴールをもうけ、それに到達した時をもって治ると見ることが出来ます。
精神的につらい思いをしていたクライアントが楽になって、自然に治療を受けに来なくなったことも治ったことにはいるのではと思います。
精神的に楽になっただけでなく、より積極的に、意欲的になりたいというゴールを求めるクライアントもいるそうです。
以上、思いのままに綴ってみました。
いとうしんすけ先生と、AMN、パソナテックの皆様に感謝したいと思います。

人の話を最後まで聞けません。つい反論したり結論
つけるようになってしまって友人・女性とけんかしてしまいます。
このようなカウンセリングで直していきたいのですが私の周りにこのような治療センターがよくわかりません。
おしえてください。
投稿: 小野崎伸彦 | 2009年6月16日 (火) 11:12
カウンセリングそのものが治療行為として保険点数に入らないことは、記事をお読み頂ければ分かると思います。
このため、カウンセリングを主として治療を行ってくれる精神科の医師を捜すことをお薦めします。
わたしも現在、精神科に通院していますが、この病院に出会うまでに4兼の病院を梯子しました。
インターネットの情報も精神科で受ける疾患のような、個々人によって変化の激しい疾患は、ご自分で通院をして医師の合う合わないを確認するしかないと思います。
第三者の意見はあまりあてにはなりません。
2回通院すれば、合う合わないは判断出来ます。
特に、初診で症状を真剣に1時間以上聞いてくれる医師かどうかは判断する上で重要です。
投稿: うーたん | 2009年6月22日 (月) 08:36