EIZOの新製品発表会がアフィリエイター向けに開催されましたので参加しました。新ASPはリンクシェアです。
製品はTVとPCの操作を単一の端末で行えるC@T-one(キャットワン)と、消費電力を極力抑えたエコな液晶モニターのFlexScan EV2411Wの2機種でした。
EIZOはテレビとパソコンの融合をFORIS.HDで行いました。
テレビを見ながらパソコンも利用するユーザーも増加しています。
そうしたユーザーのために作られた製品がC@T-oneです。
C@T-oneは表面はマウス、ひっくり返すとテレビのリモコンとなる端末です。
デザインは2003年度グッドデザイン賞審査委員長も務められた川崎和男氏が担当しました。C@T-oneのキャットは文字通り猫を意味していて、「マウスを喰ってやる」製品に育って欲しいとの願いが込められているそうです。
川崎和男氏のデザインした製品で最近注目を集めているのは、アメリカ大統領選挙の副大統領候補のペイリン氏のかけているめがねです。
ナナオとしてはこうしたマウスやリモコンと言った製品を世に出すのは初めてなので、まだまだ改善の余地が有ることを認めています。見た感じから既に分かりますが、デザイン重視でユーザビリティが犠牲となっています。こうした点も含めて改善の余地があると言うことなのでしょう。
マウスとしては、コードレスで有効範囲は10m、特別なユーティリティは不要でUSBに差し込むだけで利用できます。
惜しむらくは、エコを前面に打ち出したFlexScan EV2411Wと同時期に発売しながら、このC@T-oneは乾電池を使っていてエコロジーでは無いことです。出来れば充電式タイプのバッテリーを内蔵して欲しかったです。
テレビのリモコンとしての機能は最小限に抑えていて、音量やチャンネルの変更、電源や入力の切り替えなどしか有りません。多機能なリモコンが増える中で、こうしたリモコンを世に出すのは思い切った決断だったと思います。
最近のリモコンはスイッチが多いので使えこなせない、という人にとってはこれはとても使いやすいリモコンだと思います。
社会が環境問題を真剣に考える時代になってきました。京都議定書が今年(2008)4月から実行が始まりました。
EIZOでは環境に負荷をかけない製品を作るのだけでなく、同時に人間にも負荷をかけない製品として世に出しました。それがFlexScan EV2411W です。
ロゴに「EcoView」を配置した製品は、EIZOブランドのエコに配慮した製品を意味しています。
FlexScan EV2411Wの発売日が10/16のため、製品は写真の1台のみが展示されていました。
EcoViewは2つの言葉の意味が込められています
Ecoは文字通りに環境に優しい製品を意味しています。
Viewは人間に優しい製品を意味しています。
エコモニターを搭載して、エコに対する意識を高めています。これはトヨタのハイブリット車のプリウスがモーターとガソリンエンジンの両方を搭載していて、モーターが駆動したことをドライバーに知らせる機能が、エコロジーを意識させる上で大変大きな効果が合ったことを思い起こさせます。
ほんのちょっとしたメーカー側の配慮がユーザーの環境への意識を大きく変化させることが出来る実例ですので、このエコモニターはユニークな機能だと評価したいです。
FlexScan EV2411Wはエクセルやワードと言ったテキストを最適に表現することが得意です。
テキストを表示している時に限れば消費電力を大幅に抑えることが出来ますが、写真や動画など高輝度の表示をすると、既存の液晶モニターとの消費電力の差は少なくなります。
mizunuma 10月 7th, 2008
Posted In: EIZO, PC/パソコンの周辺機器, アフィリエイトセミナー参加レポート