ミニノートPCはキーボードが小さすぎて、手の大きなわたしには打てないので全く興味が有りませんでした。しかし、日本のノートPC市場の1/5前後がミニノートPCで占められたと聞いた直後に、CEANET Japanで東芝がNB100を展示しているのを見つけ、とうとう国内メーカーも参戦したのかと驚きました。CEANET Japanで実機を見るまでNB100の事は全く知りませんでした。
白紙の状態で触れた事になります。
eMobileなどの他機種は知人が持っているので使ったことはあります。
造りが簡素でとても重要なデータを保存しておきたくなるような筐体ではありません。HDDのデータを安全に保存する対策も施されていそうにありません。それだけでも手が出しにくい製品です。
CEANET JapanのモバイルPCブースに1日いたわたしですが、東芝のNB100の前になぜ行列が出来るのか、不思議でした。国内主要メーカー初のミニノートPCとうことを知らなかったからですが、来場者の多くはNB100を見に来ていたのではないかと思います。
見に来る人の1/3位は日本語を話さない国の方でした。
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中国系のビジネスマン | 仲良くなったアメリカ人 |
わたしは手が大きくタイプが遅いので、まずキーボードを見るようにしています。
ボディーからやむを得ませんがキーは小さく、大きさも同じで打ちに初ものです。
ただ、他社の同等の機種に比べるとキーピッチなどが良いように感じました。
トラックバッドの精度は良く、ほぼ動かしたい箇所にポインターを移動できます。
クリックも違和感なく操作できました。
外部端子は、SDカードスロットが1つとUSB端子が3つ、D-Subがついているだけのシンプルな構成です。
ミニノートPCでプレゼンテーションを行えるかは微妙と思いますが、D-Subを用意しているのはプレゼンテーションを意識してのことでしょう。
D-Sub端子が裏面にあるのは、わたしは個人的には好きです。側面にあると以外にスペースを取るので、小型のボディーの利点が薄れるからです。
USB端子は右に1つ、左に2つと分散されています。
ミニノートPCとしては、先行他社の製品と大きく違う点は見あたりませんでした。
キータッチが良いこと、ハードディスクが120GBと容量に余裕が有ること、USB端子が3つ用意されていることが目立ちました。
目に見えない違いは、国内の主要なメーカーの東芝が製品化したと言うことでしょう。アフターサービスやオプションパーツなど、高価になると思いますが、安定して供給されるはずです。信頼感が違うと行った所でしょう。
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CPU | Intel(R)Atom(TM) N270 (1.6GHz) |
メモリ | 1GB |
ハードディスク | 120G |
ディスプレイ | 8.9インチワイド(1024×600) |
バッテリー駆動時間 | 2.9時間 |
重さ | 1050g |
Bluetooth | Ver2.1+EDR準拠 |
mizunuma 10月 18th, 2008
Posted In: ノートブック