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Imgp6044 11/19(2008)に日本ポラロイド株式会社(Polaroid)のブロガーミーティングがありましたので参加しました(代理店:AMN)。ポラロイドの新製品、モバイル プリンター PoGoの発売を翌日に控えての開催で、販売を前に実機を手に取り、印刷を試す事が出来ました。
 

以下は、当日の模様をわたしの主観を交えての備忘録です。

ポラロイドという会社

Img_0817_2 ケビン・キャビングさんの話しです。

Edwin Land氏がポラロイドというアイデア第二次大戦前に開発しました。
その後、第二次大戦中赤外線サングラスを開発して軍事産業として成功しました。
しかし、戦争が終結すると売り上げががたりと落ちてしまいました。
 

Img_0825 そこで会社の経営を立て直すために開発したのがポラロイドカメラです。
1947年に雑誌「Life」の見出しになり大騒ぎとなりました。とても斬新なアイデアを製品化したので話題となったのでしょう。
撮したその場で印刷されるポラロイドカメラを翌年に商品として開発しました。この商品はTimesやLifeの表紙を飾ったこともあります。そのため著名な商品となりました。
 

Img_0824 1960年に日本法人が設立されました。ポラロイド社にとっては小さな事でしたが、ここで働いている社員みんなにとってはとても重要な事です。
創設者のEdwin Land氏(1901年?1991年)はエジソンの次ぎにアメリカで特許の多い人です。
 

Img_0827 会社の概要の説明の後、PoGoの日本向けのプロモーションビデオが紹介されました。実際にユーザーが使っているシーンをビデオ化した内容です。サイズが小さいので、プリクラ感覚で使っているシーンもありました。
 

PoGoと言う商品

Img_0829 村岡さんの技術的な話しです。

明日(11/20)から発売の製品です。海外では本年7月から発売しています。
 

Img_0839 PoGoの最大の特徴はZeroインクを使用していることです。
コンセプトは「その場でプリント、みんなでシェア」。
「PoGo」のネーミングは「Polaroid on the Go」、意訳すると「ポラロイドを何処へでも持っていける」と言う意味です。
 

ポートのピクトブリッジ(PictBridge)はほとんどのデジタルカメラは対応しています。
他にブルートゥース(Bluetooth)に対応していますので、ワイヤレスでノートブックPCや携帯電話などのデバイスからプリントアウトする事が出来ます。
 

画像を送信して印刷をするという操作はカメラ側で行うので、PoGoには電源ボタンしか付いていないので操作が簡単です。
プリントアウトには約60秒かかります。ポラロイド写真は撮影をしてからプリントアウトされるまでに約90秒かかりましたからポラロイド写真よりも早くなりました。
:下の動画を参照ください。

:ここでポラロイド写真についてのワンポイントアドバイスが入りました。ポラロイド写真は振らない方がよいそうです。10人の内、8人は振っているそうです。

Img_0846 PoGoはシルバーとブラックの2色があります。しかし、シルバーは日本だけの色です。海外は黒のみ。
日本の女性向が手軽に触ってもらえるように、シルバーのカラーを追加しました。
 

Img_0848 本体はオープン価格ですが販売価格は17000円前後と予想されています。
用紙は10枚、30枚、50枚入りのものが販売されています。
用紙は10枚で400円台、30枚が1050円台、50枚が1600円台。
何処で買えるかと言うと、ネット上ではアマゾンのサイトで購入できます。リアルの店舗ではヨドバシカメラとビッグカメラでの販売が決定しています。これからはもっともっと販売店を増やして行きたいそうです。
 

PoGoはポラロイド写真のデジタル時代に対応した製品という位置づけです。

Img_0840zink社が開発した技術、zinkテクノロジーが機軸となっています。zinkは当初は全社員がポラロイドの社員でした。
何10年も前から開発を行ってきましたが、10年前位にようやく社内プロジェクトとして社内で認知されるようになりました。
 

Img_0841 PoGoの用紙には14層(14レイヤー)からなるzeroインクが印刷されています。
14レイヤーそれぞれのレイヤーに結晶がコーティングされています。結晶の数は1,000億個あります。
プリントアウトには200℃という高い温度を利用しています。
結晶体は1パス(約30秒)、2億パルスで熱をくわえ発色されます。
温度によって発色する温度が違っていて、自然色が発色されます。色はポラロイド写真と同じ品質を維持しているとのことです。
 

Img_0859 オーバーコートされているので、傷や水に強いです。
インクが不要が最大の特徴。裏面がシールで貼る事もできます。
本当はプリンターという言葉を使いたくなかったが、機能を表現できる言葉がプリンターしかないので、やむを得ず「プリンター」と言っています。それほど新しいコンセプトの製品とポラロイド社は考えています。
:写真はわたしのモバイルノートにPoGoで印刷した写真を貼ったところです。
 

ハウツービデオの放映がありました。
その後で注意点の説明があり、用紙を袋から出した時のブルーシートを下向きにPoGOに入れます。これは、PoGoの取扱説明書には書いてありますが、用紙の箱やパッケージには日本語では書かれていませんので、覚えておかなければなりません。
また、厚みがあるのでラミネートは出来ないそうです。

携帯電話やPCを見ると、ブルートゥースの電波が多数出ているのが分かります。携帯電話やPCからPoGoの番号を入力すると認識して印刷する事が出来ます。

実際のPoGoデジカメを繋いで印刷するシーンの動画です。デジカメとPoGoをUSBケーブルで繋いだあとは、写真を選んでデジカメの印刷ボタンを押すだけ。とても簡単に写真のプリントアウトが出来てしまいます。
 

 

質疑応答。

何故、手に入りやすい乾電池ではなくバッテリーを選んだ理由
電圧は7.4Vと高電圧なので、乾電池を使うと大きくなってしまうので、バッテリーを選びました。
フォトペッパーは世界共通?
フォトペッパーは欧米でも貼れるものが売られています。世界共通です
フォトペッパーの説明が英語で書いてありまが日本語に対応しないのですか?
出来るだけ早く日本語で書かれた用紙を販売したいと考えているそうです。
青い用紙を下に入れるという事は取扱説明書には書かれているが、フォトペッパーの用紙には日本語では書かれていません
全く新しいコンセプトの新製品なので対応しきれない部分が出てきています。対応するように検討したいと思います
フル充電でのプリントアウトできる枚数は?
フル充電で15枚です。
15枚は少ないと思われるかもしれませんが、1度に入れられるフォトペッパーの枚数が10枚ですので、ある程度内蔵バッテリーで対応できるのではと考えています。パーティーなどで多数の枚数をプリントアウトすることが事前に分かっている場合には、予備のバッテリーを持って行くかACアダプターを持って行く必要があります。ACアダプターで充電中でもプリントアウトできます。ACアダプターは100Vから240Vに対応しています。
外装が金属だと擦れた時に不愉快な音がします。
熱で処理をするので、熱を逃がすためにアルミニウムの筐体を採用しました。開発段階では柔らかいラバーなども検討したそうです。
ACアダプターのコードが長い。
欧米の製品のACアダプターは日本用よりも大きいです。本体よりも大きいので、日本用に小さいアダプターを開発するようにケビンさんが本社に掛け合ったそうです。そのために安全規格上、違う製品となってしまったそうです。
タカラトミーが似たような製品を出しているが?
パートナー契約をしているのは、現在はポラロイドとタカラトミーの2社だけです。
タカラトミーからはカメラ付きプリンターを27日に発売します。なぜ、ポラロイドはカメラを出さないのですか?
アメリカが開発元で、アメリカの本社がこれまでにない全く新しいものを出したかったからだそうです。
携帯電話やデジタルカメラを持ち歩く時代となっているので、プリンターに特化した製品はコンセプトとして面白いと思います。
写真の大きさは大きくなるのか?
大きさの制約は技術的には無いそうです。インスタントカメラは写真が大きいが本体も大きくなりました。
PoGoは持ち歩く事を重視したので小さいボディーに小さい用紙となっています。
既存のプリンターとの違いは?
インクがいらないので乾かす必要がないことです。
プリントアウトされた写真の耐用年数は?
これまでの銀塩写真やプリンターで印刷した用紙の場合は耐用年数は問われなかったので、この質問が出る事自体がPoGoが全く新しいコンセプトの製品と言えるとわたしは思いました。以下、回答ですが保管方法が普通の写真と同じとした場合で、最長で15年(スペック上)は色があせないそうです。普通の写真と同じように扱ってくださいという事です。元がデジタルデータなので、いつでも何度も出す事ができます。
小さい用紙は出すのか?
本社のアメリカが小さく方に考えが行かないという事です。コダックの市場では「より大きく」と言う要望が多いそうです。「小さく」という要望は日本独自の要望のようで、アメリカ本社を動かして「小さい」PoGoを製品化するには、日本でPoGoが売れてコダックにとって重要な市場となる事が必要でしょう。
裏面のシールの用紙が剥がしにくいが?
裏用紙を剥がすのにはこつがあるそうです。わたしも最初は剥がすのにずいぶんと時間がかかりました。
パソコンに接続して印刷するときに写真を加工できて2分割・4分割として欲しい。?
既に日本発のアイデアとしてアメリカに伝えてあるそうです。ただ、実現するかは日本市場次第だと思います。
一度印刷した用紙をもう一度印刷するとどうなるの?
一度印刷をした用紙で再度印刷をしても、故障などはしないそうです。
赤外線通信(IR)に対応しないのか?
日本はIRが主流という事は、アメリカ本社に伝えてあるそうです。グローバル展開をしている製品なので、市場として重視している国がブルートゥースが主流なのでIRが採用されなかったようです。欧米、特に欧州ではブルートゥースが主流ですので、市場規模としてIRよりもブルートゥースが採用されたのだろうと思います。

PoGoのページを参照すると!?
http://www.polaroid.co.jp/pogo/index.html
よくある質問があります。
プロモーションビデオは、わたしたちが見たのは3分バージョンでしたが、他に1分バージョンと7分バージョンもあります。

参加したブロガーへのアドバイス
徳力さんが「イベントの記事とモニターの記事を分けるとよい」と言いました。
わたし自身はイベント参加記事とレビュー記事は必ず分けて書いていましたが、そうでないブロガーもいる事を初めて知りました。一つのイベントで2つ以上の記事が書けるので、一つの記事でまとめてしまうのはいかにも勿体ないと思います。

わたしの所感
PoGoという商品を全く知らず、出先でプリントアウト出来るプリンターという事で、携帯FAX的なイメージの製品だろうと思って参加したわたしは、最初、肩すかしを食った感じでした。「これはちょっと場違いだったかな」という思いです。モバイルプリンターとして、出先でモバイルノートからプリントアウト出来るプリンターをどうモニターしようかと考えていました。まさか写真専用のプリンターとは思いもしませんでした。

ただ、PoGoを実際にいじってみると、わたしなりの使い道が見えてきました。写真と捉えるよりもシールとして捉えると面白い使い方が出来そうです。積極的に購入意欲をそそられる製品ではありませんが、手元にあると以外に面白いかもしれません。

懇親会
Img_0866 軽食を食べながらの懇親会がもたれました。
ブロガー同士のコミュニケーションやポラロイド社の方との話し合い、AMN(アジャイルメディア・ネットワーク)の方との話し合いなどの場です。
 

Img_0875 乾杯の音頭はケビンさんがとりました。
ケビンさんは茶目で陽気な方で、笑顔を絶やしませんでした。
 

最後に、この場を設けてくださった日本ポラロイド株式会社様とアジャイルメディア・ネットワーク様に感謝したいと思います。

1/13 2009 TREviewへのリンクを追加しました。

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11月 20th, 2008

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