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12/10 2008エプソンのミニノートNa01 miniのアフィリエイター向けセミナーがありましたので参加しました(ASP:リンクシェア)。参加の募集から開催日までの期間が短かったため参加者はわたしを含めて4名と少なく、全員が顔なじみでお互いの自己紹介の必要もないほど和やかにセミナーは始まりました。
Na01 miniは年末商戦にエプソンが送り出したミニノートです。実際に使用した知人から製品としての完成度の高さを聞いていたのですが、Na01 miniの開発の過程を聞き、実際に触れてみるとその使用感の良さ価格の安さに驚かされました。お薦め出来る製品です。
 

以下は、当日の模様をわたしの主観を交えての備忘録です。

エプソン ミニノート Na01 mini

最初にNa01 miniセミナーの簡単な時間割の説明とエプソンの社員の方の自己紹介がありました。

まずはエプソンが取り扱っているパソコンの全体の説明から入りました。わたし自身、ネット系のシステムエンジニアなのでパソコンは仕事のツールとして欠かせないものなのですが、エプソンを選択肢として考えたこともありません。言われてみて、そういえばパソコンも取り扱っていたな、というほどパソコンメーカーとしては印象が薄かったです。その代わりわたしのプリンターはPX-5600、フォトストレージビューワはP-7000を使用していますので、写真関連機種としては第一級の製品を作ってくれるメーカーと思っています。
 

タワーモデルの説明

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パソコンメーカーとしては珍しくディスクトップが売れているそうです。理由はBTOが得意なメーカーだからユーザーの細かなニーズに対応出来ることと、アフターサービスがしっかりしているからだとの説明を受けました。パソコン市場でのシェアの過半数をノートブックが占めるようになって数年が経ちますが、これはちょっと驚きました。海外のメーカーとしてはDELLなどもディスクトップが今でも売れ筋です。

各モデルの説明を受けました。
大きく分けると4種類のボディーが用意されています。

「Pro」がコンシューマ向けのハイエンドモデルと業務用の高負荷ユーザー向けのモデルです。Endeavor Pro4500のカタログを見るとハイエンドマシーンにふさわしいスペックを備えています。その上BTOでカスタマイズ出来る範囲が広いので、多用なニーズに対応出来ることが分かりました。

「MT」がビジネスモデルです。わたしの様なシステムエンジニアなどが主に使う機種です。スペックもBTOで用途に合わせて必要な機能を強化して、不要な機能は加えなくて済むので、価格対費用の面で優れていることが分かりました。

「MR」がコンシューマ向けのモデルです。一般の消費者が購入するモデルです。ネットサーフィンをしたりメールの送受信をしたり、ゲームを楽しんだり、MS Officeを使ったりする方向けです。ボディーが大きいタワー型と小さなスリム型が用意されています。個人が購入する場合、BTOで多様なカスタマイズ出来ることが必ずしもメリットとはならないと思います。というのも、BTOで何が必要で何が不要か、どの機能を強化してどの機能はロースペックで間に合うか、知識を持っていないとBTOで最適のパソコンはくめないからです。

小型のボディーを持った「AT」と、より小型の「ST」が用意されています。「ST」はMacMiniほど小型ではないが、そうとうに小さなボディーです。ディスプレイ別売りのノートブックとイメージすると分かりやすいでしょう。モニター機能がついたテレビも最近では種類が増えてきましたので、普段は自室の専用モニターでつかい、テレビが見たい時はテレビのあるリビングでテレビを見ながらパソコンも使うという使い方も出来そうです。
 

ノートブック

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ハイエンドシリーズにはディスクトップと同じ「Pro」シリーズが有ります。ちょっとややこしいのはディスクトップ機はEndeavor Pro4500とProが数字の前に来るのですが、ノートブックはEndeavor NJ5200ProとProが後に来ることです。ネーミングに統一性がないので、ユーザーが混乱しそうです。わたしはノートブックのハイエンドマシーンには興味がありませんが、仕事柄、スペックを見れば処理能力は分かります。Endeavor NJ5200Proのカタログスペックを見るとCPUの処理能力が高いだけでなくグラフィックにGeForce(R)9800Mを搭載出来るなど奢ったパソコンとなっています。販売価格に見合った性能は間違いなく有ります。購入して後悔はしないでしょう。

ノートブックはProをはじめ、15インチモニター、13インチモニター、12インチモニター、そして新発売の10インチモニターの4種類が有ります。
この中で12インチモニターのEndeavor NA104は解像度が1024×768と一世代前なので話を聞いたところ、設計と販売開始が古いそうです(ThinkPad X60よりも古いそうです)。ノートブックはエプソン社内での販売シェアが少ないためか、ディスクトップと比べると貧弱なラインナップと思えました。
 

エプソンの国内の販売状況ノートブック市場に対する考え方

エプソン製品に限らず、ノートブックの売れ筋モデルは12万円前後の製品となっています。販売店のポイント還元で実売価格は10万円前後となります。

エプソンでは、ノートブックの販売台数の1/4がネットブック(ミニノート)と実感しているそうです。これは11/17に集計をした売れ筋ノートブックの調査で、Asusの新型ネットブックS101が早々にランクインしていることでも分かります。

エプソンの方が、何処に行ってもネットブックの話が出ているので、売れているなという感じがしてるそうです。わたしもLenovoをはじめ各パソコンメーカーのセミナーに参加してきましたが、必ず参加者からメーカーに対してよせられる質問は「貴社はいつ、ミニノートを発売するのですか?」と言うものでした。たとえ発売が決定していても、プレス発表前に言える訳がないことを聞く参加者も失礼な人と思いますが、それほどユーザーは各社のミニノートに注目をしているという証左と言えます。

ミニノートに関して言えば、海外のメーカー、特にAcerとAsusが上位の販売台数を競い合っています。国内メーカーやヒューレットパッカード、DELL、Lenovoなどは後発組となるので、販売台数では先の2社の後塵を拝しています。と言うよりも、先の2社がいつまで上位を保てるか、いつ落ちるかという状況に変わってきたと言えるでしょう。

エプソンのNa01 miniは発売して間もない上に、直販のみの販売スタイルでありながら売れているそうです。

国内ベンダーとしては健闘していると自負していました。
売れている理由をエプソンが分析したところ、海外メーカーと変わらないコストパフォーマンスを持っていながら国内メーカーと言う信頼性ということで、売れていると思われるそうです。
ある調査結果では販売台数が8位を記録しているそうです。店頭でも販売すれば1位も夢ではないかもしれません。
 

Na01 miniについてエプソンの社員の方が語るとこうなります

Img_3235Na01 miniのホームページの紹介
ネットブックだからと言って、チープ感(安っぽさ)を出さない広告を心がけたそうです。Na01 miniのホームページのデザインは安さを前面に打ち出してはいません。機能や大きさ重さなどを丁寧に紹介しています。
 

Na01 miniは店頭には出さない様にしています。
Na01 miniのページは他機種を圧倒する訪問数があるそうです。2150がコストが安い機種なので訪問数が多いのですが、その3倍の訪問者がいるそうです。何万ページビューがあるのか、エンジニアとして、具体的な数字が知りたいところです。

今後の予定としてブルートゥース(Bluetooth)搭載と予備バッテリーをあらかじめ装備したモデルを発売の予定が有るそうです。一部、わたしの聞き違いがありましたので訂正します。

お客様がより便利に使えるように、3つのパックを用意しているそうです。

  • 安心パック(お得な価格設定とした、3年間の保守契約プラン)
  • 拡張パック(USB接続ワンセグチューナー&外付けスーパーマルチドライブ)
  • 携帯パック(予備バッテリ&Bluetooth
    レーザーマウス&USBアダプター)ブルートゥースは内蔵ではなくUSBアダプターでの提供となります。

ブルートゥースはようやく日本でも認知がされてきたので、各種類のデバイス類が発売されてきました。バッテリーは駆動時間が3時間と長くなく大容量バッテリーは発売されないので、予備バッテリーが必要という方もいると思います。このモデルはユーザーに受け入れられると思います。

エプソンの社員の方によるNa01 miniの紹介
USBソケットは要望があったので左右に振り分けました。USBソケットが2つしかないモデルの場合、左右どちらかにしかUSBをさせなくなりますが、Na01 miniは左右に配置されてありますから、左右のどちらからでもUSBを利用出来ます。ユーザビリティに配慮した設計といえるでしょう。USB以外にもこうした細かな点が使い込んで行くと見つかると思います。

大容量バッテリーの発売の予定は今のところないそうです。コストパフォーマンスを考えた上での決断だと思います。

HDDやメモリーの大容量の載せ替えはメーカー保証はない動作は可能。実際に行っている様子を紹介しているサイトが既に有るそうです。ヒューレットパッカードのMini1000はメモリーカバーがネジ無しではずせましたが、エプソンのNa01 miniはネジ止めしてあるそうです。メモリーの着脱そのものは簡単に行えます。

Webカメラは内蔵無し、オプションも無しです。今後搭載する予定も現時点ではないそうです。これは国内のユーザーの需要を考えた場合、Webカメラを使うユーザーが少ないというマーケティングの結果からの判断だそうです。必要なら後付も出来る機能なので、これは良い判断だと思います。わたしはWebカメラは必要有りません。

キーピッチ17mm、ストロークが2mm。タイプしやすいキーボードを作ることを心がけたそうです。実際、タイプ感は良好です。個人的な好みが有ると思いますが、他社ミニノートと比べて遜色は全くありませんでした。

エプソンの方が「ミニノートは他社との大きな違いはない」といっていました。わたし流に言い換えれば違いを持たせられないと言うことでしょう。しかし、今まで参加してきたミニノートのメーカー主催のセミナーでは他社との違いを前面に打ち出してきていたので、ここまで言い切れるエプソンに凄味を感じました。一言で言えば「信頼出来るメーカー」という印象を持ちました。嘘をつかない、誇大なことを言わないという意味です。


それでは、エプソンとしてのNa01 minimp位置づけは?

直販サイト「Epson Direct SHOP」Shop.epson.jpの宣伝を期待しているそうです。

Na01 miniの役割は...?。
エプソンプリンター+他社PCのお客様に...。
ブランドチェンジを促したい。

Na01 miniをセカンドマシンとして購入してもらい、メインマシンを買い換える時にエプソンという選択肢が有ることを思い出してもらうということを一つのキーにしたい製品だそうです。わたし自身、パソコンを毎年の様に購入していますが、エプソンを選択肢として思い浮かべたことは有りませんでした。性能云々以前にエプソンがパソコンを販売していることが思い浮かばないのです。Na01 miniはそういうユーザーにはうってつけの製品と思えます。エプソンの買い換えてもらいたいと言う期待はきっと成功すると思います。

もう一点。メーカー直販サイトの認知度を高めたい。店頭では買えない商品が買える、忙しい人に店頭に出向かなくても買えるサイトが有る、ということを知ってもらいたいそうです。確かに、楽天市場などに出展しているショップよりもメーカーの直販サイトで購入する方が後々のアフターフォローが期待出来ます。少々価格が高くても安心感から購入するという方は多いでしょう。

おまけとしての期待に、メーカーの情報サイト「EPSON」epson.jpが常にエプソン製品の最新の情報を発信していることも認知してもらいたいそうです。

Na01 mini開発秘話

パーソナルツールとして使い倒すなら
  1. 2台目のマシーンとしての買いやすさを重視して開発。5万円以下の価格、4万円台中盤での販売を初めからから意識していた。
  2. 国内ニーズから必要機能を選別、Webカメラはいらないだろうということ。
  3. ノングレア(光沢無し)10.2インチ液晶を採用し、先行発売しているメーカーの8.9インチよりも見やすくした。グレア(光沢有り)見た目に綺麗で売りやすいが、実際に使用すると反射して使いにくいので採用しなかった。
  4. マット調の表面として指紋などがつきにくくした。光沢を持たせたデザインの方が見た目に綺麗なのだが指紋が着きやすく、傷が付くと目立つので採用しなかった。
  5. 大容量のHDD160GBを搭載。SSDも選択比較はしたが、ユーザーのニーズが容量の大きさにあると考えたので大容量のHDDのみを搭載した。

持ち運ぶなら
  1. ACアダプターは出来るだけ小さく、ACケーブルは細く巻きやすいものを選択した。
  2. 安全防止(トラッキング)にも配慮。
  3. 4セルバッテリーで作動時間を確保。
  4. コストありきの商品。コストに悪影響を与えない範囲で、取捨択一をした。
  5. 液晶面を閉じている時は、ACボタンに触れても電源が入らない。

ミニノートとはいえ妥協しない
  1. 17mmキーピッチと2mmストロークを確保
  2. パームレストをしっかりと取って、疲れないように配慮。
  3. マウススイッチをトラックパッドの下に配置。

残念ながらNa01 miniは直販モデルなので、お客様に店頭で見て触ってもらえない製品です。
そこでユーザーにNa01 miniの良さ(短所も含めて)を伝えるために、わたしたち参加者の4名にNa01 miniが貸与されることになりました。
わたしは国内、海外の大手のパソコンメーカーのミニノートを実際に展示会やセミナーなどで体験してきました。最後に体験出来たNa01 miniがモニターとして長期間貸与されたことは嬉しいです。

実際、今まで体験してきた中で、キーボードのキータッチと配列、液晶ディスプレイ、USBなどのソケット類、重さ、バッテリーの駆動時間、全てで満足のいくミニノートは有りませんでした

唯一、満足のいく製品はヒューレットパッカードのHP 2133ですが、これはメーカーのヒューレットパッカードは個人向けのミニノートとして製作した製品ではなく、企業ユーザーが持ち運べるツールとして開発したものなので、厳密な意味ではミニノートではありません。そのため、CPUにAtomが搭載されていないなど仕様が大きく異なっています。

わたしの知らなかったエプソンの意外な事実

五年連続で顧客満足度、NO1。

修理は預かり後1営業日で対応。(保証期間内)

納期は2営業日。例えば今日の午前中に直販サイト、Epson Direct SHOPで注文をすると、翌日には配達されるそうです。ただし、配達には距離の問題もあるので、遠くのお客様や離島なのにお住まいのお客様には2営業日での配達は無理だそうです。

写真撮影会

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最初に手渡されたのが、未開封の新品のNa01 miniでした。この機種がモニターとして貸与されました。
 

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開封をします。
 

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箱を開けると、シンプルな構成です。ACアダプター、電源コード、そして嬉しいことのリカバリーディスクが入っていました。
 

動画で開封シーンを撮影しました。

早速バッテリーを装着しました。簡単に装着出来る模様を動画で撮影しました。

バッテリーは多少充電されているのですぐに使えます。電源を入れてみました。説明の通り、天板を閉じた状態では電源は入りませんでした。
天板を開けて改めて電源を入れて、起動するまでの時間も動画で撮影しました。

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Na01 miniは貸与させて頂けるので本体の写真撮影はこれからいつでも出来るので、後回し、他社との比較写真を撮りました。光沢のない黒いボディーがNa01 miniです。
:写真をクリックすると拡大します。
 

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参加者が持ってきた各社のミニノートがありましたので、大きさなどを比べてみました。これだけ多様なメーカーのミニノートを一箇所に並べるのは大型量販店でも難しいと思います。
:写真をクリックすると拡大します。
 

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背面から見る比べるのも面白いです。
:写真をクリックすると拡大します。
 

わたしからエプソンへの要望

わたしはシステムエンジニアという職種ですので、パソコンを購入する時には慎重に選びます。ただその選び方が一般のユーザーとは大きく異なります。これが仕事柄から来る特徴です。

わたしが最重視するのはソフト的に安全かどうかです。
ノートブックの場合、落としてもハードディスクのデータが保全される、ボディーも強固なマグネシウムの筐体で覆われている、など頑丈で信頼の置ける製品が多数ありますが、どのメーカーの製品も全て、バンドルソフトが入っていてソフト的に安全とは言い難いです。

特にやっかいなのがアンチウイルスソフトです。自分が使用しているアンチウイルスソフトなら、ライセンスキーを入力すれば事足りますが、違う製品だとアンインストールをしてから自分が使用しているアンチウイルスソフトをインストールします。アンチウイルスソフトはアンインストールをしても完全には消去されず、必ずレジストリのどこかに断片を残します。これはシマンテックのノートンの開発者にも直に確認したので間違いのないことです。この残された断片が、ある日、有るアプリケーションをインストールした時にコンフリクト(ソフト的な衝突)をおこし、Windowsを不安定なものにしてしまいます。

BTOでハード的な選択が出来るので有れば、BTOでバンドルソフトを選べるようにしてくれれば、不要なソフトがない状態のパソコンを買うことが出来ます。

実際、今年、画像処理用にディスクトップを1台購入しましたが、メーカーは「ドスパラ」、ショップオリジナルの製品です。購入した理由はただ一点です。OSがインストールされていない製品だからです。OSすらインストールしてなければ、バンドルソフトのインストールは皆無です。つまりソフト的に安全です。

最後に...
この様な場を設けてくださった、エプソン様、リンクシェア様に感謝したいと思います。

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Epson Direct SHOPでEndeavor Na01 miniを購入する

12月 11th, 2008

Posted In: アフィリエイトセミナー参加レポート, ノートブック

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