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これまでPanasonicやLenovo、DELLなどの大手メーカーの説明会に出席をしてきましたが、ソニーだけは別な内容の説明会でした。これは説明をする方が広報担当の人ではなく開発者であったこと、あいだに入っている代理店がみんぽすであったことも重要ですが、ソニーという会社の社風が風変わりでユニークなのだろうと思いました。
以下、思いつくままに他社との違いを書いてみました。
PanasonicやLenovoのハイエンド・モバイルノートの説明会では、製品のパソコンとしての性能の良さや、ハードディスクドライブのデータを保存する仕組み(落下した時などの安全性)などに時間が多く割り当てられましたが、ソニーでは全くそういった話は出なかったことが興味深いです。
かろうじて、「性能では他社製品に負けないPCです」と一言、言っただけでした。
ほとんどの時間はブルーレイディスクの再生能力と音質の良さに当てられました。VAIO type Tを開発した人たちの思いが何処に込められているのかがよく分かりました。
「ソニーらしさ」と良く言われますが、ソニーらしさというのがこういう点なのかと、不思議に納得してしてしまいました。
モックアップを見せてくれました。
外寸だけを作ったタイプ、キーボードなどまで配置したが中身は空っぽのタイプなど数種類があることを、このとき初めて知りました。おそらく全てのメーカーで同様のモノを作ってから製品化するのでしょうが、それをブロガーに見せてくれるのが面白いです。
ソニーの方の話では、このモックアップなどはソニーの社員でも99%以上が見たこともなければ存在も知らないのではないかと言うことでした。
モックアップを開け閉めするシーンの動画です。
VAIO type Tの分解した様子。
LenovoのX200とW700を見たことはありますが、内部の部品類の配置はそれよりも精密に感じました。
わたしは自分のパソコンを良く分解しては修理をしたり、部品を取り付けたりしているので、ソニーの方に「これはなに?」「これの下にCPUが入っているのですね」などと聞きまくっていました。
天板だけが出てきました。
天板は繊維が入っているので、手にとってねじると、一方へはねじれるが、他方向へはねじれない。とてもおもしろい構造の説明を受けました。
動画で天板がねじれる様子を取りましたので、ご覧ください。
天板は何枚も塗装をして、品質の高いモノだけを製品に使用するそうです。色が劣るモノは跳ねられてしまうそうです。無駄になってしまうわけですが、それだけに高品質の天板だけが製品化されることになります。
VAIO type Tの天板は指紋が着きにくいのですが、そうしたことも塗装の品質の高さに理由があるのでしょう。
動画で、天板を比べるシーンを撮影しました。
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mizunuma 12月 22nd, 2008
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