SEO対策をしている人にとっては常識なのですが、googleは古いサイトや記事ほど上位に表示する傾向があります。長期間、維持されていることに価値があることは一側面の事実ですが、インターネット上でサーバなどを構築する際には古いネタではどうしようもない場合があります。
サーバの場合、古いネタだと、インストールするサーバアプリケーションのバージョンが変わっていて全く役に立たない場合が出てくるからです。
今日、HP 2133にサーバ環境を構築しようとして、googleで「Apache Windows インストール」で検索をしたところ、古い、おそらくブログで作ったらしいページが上位に表示されました。
ちなみにApacheの最新バージョンは
http://httpd.apache.org/download.cgi からダウンロード出来ます。
の3つが平行してバージョンアップをしています。
このうち、わたしが使うのはApache 2.0.x系とApache 1.3.x系です。
googleの検索結果で上位に表示されてきたのはApache 2.0.x系では2.0.49、Apache 1.3.x系では1.3.27でした。これはさすがに古すぎるだろうと思った時に気が付いたのが、わたしが作成したApacheのインストールを解説したページが表示されていないことでした。
表示されなかった理由は簡単でした
タイトルが「Apache Windowsの開発環境構築」となっていたからです。
ちなみにバージョンはApache 1.3.33とApache 2.0.54を解説しています。
何でもgoogleで検索をする癖が付いていたので忘れていましたが、わたしが作成をしたサイトが一番バージョンも新しく、しかも見やすく、分かりやすいです。
折角気が付いたので、タイトルを「Apache Windowsへのインストール」に変更しました。
もちろん、HP 2133へのインストールにも自分のサイトを参考に行いました。
今回調べて知ったオープンソースにVertrigoServがあります。
Apache/PHP/MySQL/SQLite/SQLiteManage/PhpMyAdmin/Zend
OptimizerをWindowsにまとめてオールインワンでインストールできるオープンソースです。Perlが入っていませんので、あらかじめActivPerlをインストールしておく必要がありますが、ActivPerlをインストールしておけばVertrigoServをインストールした時にPerlを認識してくれるので、便利です。
欠点は一括してインストールをしてしまうので、個々のバージョンを任意に選べないことでしょう。例えばApache 2.0.x系、php 4.x系、MySQL 4.0.x系を使いたいのにVertrigoServではphpは5.x系が、MySQLでは5.0.x系しか用意されていません。
mizunuma 1月 17th, 2009
Posted In: SEO対策