2/13の午前中、初回のセミナーでした。途中から入場したので話の前半が抜けています。
過去十年と現在のテクノロジー、将来予想されるテクノロジーをかいつまんで取り上げていました。
OpenIDについて
OpenIDは便利な機能ですが、mixiのIDを他のサービスで利用出来ることは、その利用した他のサービスに自分のmixiのログイン情報を伝えるというリスクも伴います。利便性とリスクが表裏一体となっていると言えるでしょう。
Facebook アプリが急速に経済圏を作りました。
例)Rock you
アプリを作ればSNS内で急速に普及します。
儲かる人と儲からない人が出ます。
iPhone Appなどのアプリケーションを開発している大半の人は儲かっていませんが、一部の人は大成功を収めています。
日本の携帯アプリは携帯会社が課金で徴収をしてくれたので儲けやすかったと言えます。
課金が課題、課金ユーザーをいかに取り込むかと言うことです。
ブラウザベースの認可
元サービスの資源を、第三者サービスにアクセスさせる許可を与える仕組み
twitterなど
コンシューマで使われたものはエンタープライズにも入ってくる傾向に有ります。
例えば、掲示板、SNSなどをサイボウズは取り入れています。
ユーザーがデータを作ることで成り立つサービスが有ります。
例)2ch、mixiなど
集合知、一番大きなCGM?>googleです。一例を挙げればGmailのスパムフィルターでふるい分けられたメールアドレスは貴重な情報といえます。
CGMを支える技術
レコメンデーションエンジン
スパム対策
監視支援ツール
監視もCGM
Gmail > 世界中の人がこれスパム、これスパムとクリックしてくれるので、強力なスパムフィルターを作ることが出来ました。
WordPress
Akismetスパムコメント検出サービス
ブログサービスやシステムはただ。
企業がスパム情報を欲しいときに売ることで利益を得るしくみです。
クライアントリッチなアプリケーション
Flash
JavaScriptなどはUIの統一性がいつも問題になります。
FlashやJavaScriptはデザイナーやプログラマーから見ると、人と違うことができるおもしろいサービスができるが、htmlと違ってユーザーに違うインターフェースを強要してしまう可能性があります。
この10年間を振り返る
10年前はyahooが中心、先行して情報を集めているから未来永劫yahooがWebの中心となると思えました。
当時はリンク集を作ったり、DBに流し込んだりしていました。
今はまるで違っています。
最初に始めたから成功するとは限らない。アイデアにプラスして実行力が問われる。実行力にエンジニアリングが伴うと成功します。
今強いところとは、次はまるで違うものがはやっている可能性があります。
まだまだWebは始まったばかり。googleも5年後、10年後に最強とは限らないです。
作ってみること、公開すること。これができるのがエンジニアの強み。(私見「オープンソースしか扱えない人ではこれは無理かな??」)
サイボーズラボ
凄い人、おもしろい人が多くいるそうです。
S5 Reloaded
HTML、css、JavaScriptだけですくれるオープンソースです。
Developers Summit 2009の備忘録として、出席をしたセミナーを記録にとどめておきます。セミナーの写真撮影が禁止でしたので文字だけの備忘録となっています。
mizunuma 2月 17th, 2009
Posted In: Developers Summit 2009