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この3機種はアルファのエントリーモデルにあたります。α380、α330にはクイックAFライブビュー搭載が搭載されています。このクイックビュー機能がα350やα350から大幅な進化を遂げていました。また、エントリーモデルならではの初心者向けのユニークな機能も搭載された機種です。
※:写真をクリックすると新型αの大群のアップ写真が見られます。
開催:みんぽすみんぽす
 

ソニーがこのカメラ(α380、α330、α230)でやりたかったこと

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タログに現れているそうです。曰く「渾身のカタログ」、コスト削減で情報はWeb上にあり、カタログにはサッカーをする子供の写真が掲載されています。この写真はプロカメラマンに小澤忠恭先生が撮影しました。
カタログをご覧頂ければ分かりますが、子供がボールを蹴る瞬間の真剣な姿を切り抜いた一葉で、ぞくっとするほど素晴らしい写真です。エントリーモデルでここまで撮れるのかという驚きが有ります。
 

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3機種のαは、ユーザーが撮りたい写真を実際に撮って、伝えられるカメラ。
そのイメージをカタログに載せたのが、子供のサッカーチームのライブ写真の撮影です。
 

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カタログの表紙もタイアップ。
映画「お隣」で表紙を飾る岡田准一さんが、カメラマン役でα380を持って撮っているそうです。
 

冒頭で小澤先生が「ブロガーが真剣に聞いてくれているので、プレス発表の時よりも緊張している」と言われました。この言葉で思い出したのですが、以前、ブロガー仲間同士の中で、プレス発表の様な短い記事が書けないという話が出ました。理由は簡単で、ブロガーセミナーに出席して見て触れた商品には思い入れが入るので、思い切り長文となるからです。

ソニーの開発担当者が大阪から見えていたのですが、お話の前半は小澤先生の話が中心で、それがとても面白く、ためになりました。

小澤先生の話

Img_8804今回のカメラはエントリーモデル
小沢先生は、子ども達と一緒にお父さんに混じって写真を撮影したそうです。
 

写真はα380で撮影をしました。お父さんと同じ目線で撮影をしたことが、プロとしてはかえって厳しい条件だったそうです。機種はエントリーモデルとは言っても、結果、つまり写真はプロのレベルを求められるから厳しいと言うことでしょうか?
今回の撮影を通じて、写真の良さを改めて確認したそうです。
子供のアップの真剣な顔を撮れました。
真剣な子供の顔を止めて見せるカメラ、それがα380です。

小澤先生によると、日本の写真文化は遅れているそうです。
日本では、デジカメはものすごい勢いで進化したが、飾っている写真はピースをしているのがほとんど。
海外は普段の姿の写真を飾っているそうです。
そこで、小澤先生からソニーへのお願い。
「こういう写真を撮ってもらいたい」というマーケティングも販売と併せて展開してもらいたいとのことです。
今回は、子供の真剣な写真を撮るカタログの趣旨に賛同をしたので仕事を引き受けたそうです。

見るときと撮るときは違うそうです。
見る力と撮る力。

見る力をつける
と、一瞬の写真を撮れる力がついてきます。

お父さん(高価な)カメラ買って何に使うの?(と家族が思っているみたいです)
お父さんには子供の普段の姿の写真を撮って欲しい。
子供に対して「一言二言の演出」をしてほしい。
演出とはピースを出さずに自然の姿を撮りたいと子供に伝えること。

大きいカメラと小さいカメラでは撮られる被写体の姿勢が違ってきます。
α380、α330、α230のカメラの大きさにこだわりました。
一眼レフだと被写体の姿勢が急に変わり、カメラを意識してしまう。つまりポーズを作ってしまいます。
カメラの大きさは?
大きければ良いとは限らない。
といって小さくすれば良いわけではないそうです。難しい話です。

こぼれ話
五木ひろしさんの撮影の時、東京タワーの地下駐車場を全て借り切ってストロボをたいて撮影をしたことがあるそうです。
小澤先生は話の合間の言葉から凄い方たちの写真を撮っていることがわかるのですが、全然大家という雰囲気を見せず私たちブロガーに真剣に話をしてくれました。

開発者の話し

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大阪にαの開発部があるのでわざわざ見えられました。
 

小さい、軽い、新型α。
持ち出しやすい、撮りやすいカメラ。

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ソニーらしいカメラを目指したそうです。
微妙な曲線を出したりオーバルを出しました。グリップの雰囲気も変えました。爪の長い女性でもグリップが自然に握れる形になりました。実際に握ってみるとわたしの大きな手には小さすぎるカメラなのですが、ニコンのD80の様な不自然な小ささは感じませんでした。
 

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α380はチドリコウシを採用、α330はモダンな感じ、α230は全部黒、と3機種は外観はよく似ていますが、それぞれのデザインに味付けをしてあります。
 

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遠目から見るとカメラっぽくないデザインを目指しました。
デジタル一眼レフカメラ(以下デジイチ)だからと構えすぎて撮影をしてしまう。
それをなくして、いつでも普段着の撮影をしてもらいたいようです。
 

ブラウンの色

Img_8825いくつもモックアップを作ったそうです。製品化されるまでには相当な苦労が有ったようです。
マーケティングの結果、白とかシルバーなどの明るい色は人目を引いて人気が有るが、汚れそうだからなどの理由で買われないそうです。
その点ブラウンは汚れなどは目立ちにくい色です。
 

Img_8836また、レンズを付け替えたときに黒レンズでもマッチします。シルバーですと、黒いレンズは浮き上がってしまうかもしれません。
サイバーショットでもブラウンは売れているそうです。男女ともに受け入れられている色がブラウンです。
 

Img_8840ブラウンはこだわりの色
細部にシャンパンゴールドを採用。
 

Img_8843ボディーがおしゃれになったので、アクセサリーなども充実させてゆく予定です。
アクセサリーは、カラーバリエーション、斜めがけの眺めのストラップ、カメラップ(小澤先生もセーム皮で包んでいるそうです)、レンズキャップフォルダーなどがあります。
 

Img_8845例えば、レンズキャップフォルダーにはベルト通しなどにつけられていて、ベルトやストラップにつけることができます。いろは3色用意しています。
 

「初心者に簡単なデジイチって何だろう?」が開発のコンセプト

オートでコンデジ感覚で覗かずに撮れるカメラ。
これまでαシリーズのセミナーを開催していると、「どうやって撮るか?」という質問が多かったそうです。
簡単にカメラ任せに撮影をするのではなく、ユーザーは購入したカメラについている機能を全て使いこなして撮影をしたいということに気がついたそうです。

ここで小澤さんの話

写真の撮影は個性は隠しても出てくるそうです。
でも、個性を出す(生かす?)にはちょっとしたこつが必要。
ソニーの担当者が、小澤さんの撮影現場をみて「カメラは楽器みたいなもの」という感想を持ったそうです。
カメラは電子レンジや冷蔵庫とは違うデジタル機器。
優れたカメラでも、良い写真を撮るにはひと工夫が必要なカメラがデジイチ。良い楽器でも工夫をしなければ良い音は出ないと言う点で通じるという意味でしょう。

エントリーモデルならではの機能

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液晶モニター:初心者の方が学びながらカメラの撮影をできる様な設定画面になっています。
 

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モードダイヤル:ヘルプが表示されて初心者に優しいです。
 

初心者の方は取扱説明書を読むのもいやという方が多いので、ガイドをカメラが内蔵しています。
わたしはカメラに限って言えば取扱説明書を熟読しますが(福田稔先生の教えを守っています)、読んでも意味がわからない箇所がどうしても出てきます。特に初心者のかたは「絞り」「F値」「ホワイトバランス」「シャッター速度」など一つ一つの意味は理解できても、実際に撮影をするとどの様に組み合わせたらよいか、分かりづらいです。そうした分かりづらさをハード側が補ってくれる機能が内蔵されています。

グラフィック画面

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目玉の機能。シャッタースピードとF値をビジュアルで使用者に分かってもらえる機能。ズーム、F値、絞りなどがビジュアルで表示されます。
 

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これを見れば、F1.8と言うF値の明るいレンズの良さがビジュアルで分かります。
グラフィック画面の機能のおかげで、撮影する感覚が分かる様になります。
どこまで行けるのかがビジュアルで分かります。つまり、どこまでシャッター速度を落とせるのか、深度を調整できるかなどが目で見えるので直感的に分かります。
各社似た機能が有るが、ソニーが一番わかりやすいと自負しているそうです。
 

Img_8862面白い機能として、色を変化させられます。
ブラックやホワイトは条件に応じて使い分けられるので便利です。
 

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ブラウンのボディに合わせてブラウンの液晶画面があります。
 

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女性を意識したピンクの液晶画面の4色が用意されています。
 

HDMI端子を全て内蔵

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上記の写真でもおわかりの通り、α380、α330、α230は、つなぐだけでテレビで見ることができます。
ソニー ブラビアにつなげられます。BRAVIA Linkにつなげられます。リモコンにも対応。

テレビを所有していないわたしにはついて行きにくい話ですが、HDMI端子はわたしのパソコンのディスプレイにもついているので、何となく理解できました。
 

選べるメモリーカード

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MSとSDカードのデュアルスロットをつけました。
ソニーとしては画期的なことです。
 

昨年発売されたBDウォークマンのVAIO Type TやミニノートVAIO Type PにもMSとSDのデュアルスロットが内蔵されていましたが、ソニーもディファクトスタンダードのSDカードを取り入れざるを得ないと言うことでしょう。

ここで小澤さんの液晶ディスプレイの話し

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目玉となる機能のスペックがあがった話しを忘れていると助言してくれました。

ここからは開発者の話ですが、液晶ディスプレイがこれまでの機種に比べて格段に明るいです。明るさを感じて調整してくれる、自動明るさセンサーがついています。
 

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実際に手に取ってみましたが、昨年発売のα300に比べると格段に見やすくなっていました。単に明るいと言うだけではなく、見やすい絵のチューニングがなされているのだろうと思います。この点、AVメーカーの力が遺憾なく発揮されているはずです。
 

ライブビュー機能の改善

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イブビュー機能をα350のユーザーの95%が利用しているそうです。
ところが、ユーザーから液晶が見にくいと言われていたので、改善をして液晶を明るくしました。
 

オートフォーカス機能が強化されました。
小澤先生はサッカーを撮影して実感をしたそうです。
小澤先生によると、αは動体に弱いと言われているそうです。だからαで動体を撮るならα900だけでしたが、α380も動体に対応できるスペックとなったと評価していました。
小澤先生は「初心者向けのエントリーモデルを今後もフォローし続けて欲しい。ハイエンドモデルのα900も見捨てないでね。」という要望をされていました。

小澤先生の動体を撮る話し

小沢先生の撮る練習。
新しいカメラが手に入ると、公園でブランコを撮るそうです。動かして止まるまでとり続けるそうです。
大きく動いているブランコが徐々に動きを小さくしてゆきやがて止まる動きを撮ることで、カメラの撮影の練習をするそうです。

例)ハイヒールを履いた女性が水たまりを飛び越える写真。瞬間を撮ったのは予測してカメラをあらかじめ構えていたから撮れた。
写真は予測芸術。ねらって撮る。追っかけて撮影したら良い写真は撮れない。スポーツ写真家は空中にピントを合わせて待って撮っているそうです。

ライブビュー機能の液晶画面の開き方

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液晶の開き方は光軸がずれない開き方。
ニコンのD5000もこだわった様だという話がでました。
片手で持てて撮影ができるライブビューが実用的。
 

オプション

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単焦点レンズF1.8というとても明るいレンズが廉価に手に入ります。レンズキットのレンズの次に是非購入して、明るいレンズの世界を体験してもらいたいとのことでした。
 

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小型のフラッシュ。
スイッチは立てるだけで入る。
バウンスもかちっとやるだけで撮れる。
初心者でも、外付けフラッシュの世界に踏み出してもらいたいという位置づけのオプションだそうです。
外付けフラッシュというとカメラ本体よりも大きいのが相場ですが、このフラッシュはわたしの手のひらよりも一回り小さいです。
 

まとめ

  1. 小さく軽くなりました。
  2. UIが簡単になりました。
  3. 液晶が見やすくなりました。
  4. HDMIでテレビとつなげます。
  5. お求めやすい価格。

こぼれ話とFAQ

小澤さんから、JPEGとRAWの違いの話がでました。
RAWからくっきりした写真を撮る能力を持っている人は少ない。
だからJPEGで撮影をするということです。小澤先生もRAWだけでなくJPEGでも撮影をするそうです。

男性はファインダー越し、女性は化粧がついたりするのでライブビュー機能を使う。
わたしが以前にモニターをしたα300の時も、今回のα380もファインダーを覗くと液晶画面が頬に当たるので、あまり気持ちの良い撮影ポーズが撮れませんでした。これはソニーがライブビュー機能を主としているからだろうと思っていましたが、女性ユーザーの立場から考えているのかもしれません。
と、ここまで書いてからカタログとは別途に配布された資料を読み返してみると、ファインダーにマグニファイニングアイピースという、液晶と顔が離れて覗きやすくするオプションが用意されていることに気がつきました。さすがにソニー、ファインダー越しに撮影するユーザーも忘れていませんでした。ただし、このオプション、カタログには掲載されていません。

FAQ

動画は?
将来的には考えているが現時点ではユーザーが満足できる動画はソニーではできない。
被写体深度が浅い中で使いこなすのは難しいのでエントリーでの導入は難しい。今回のモデルはユーザーが撮りたい写真も満足のいく写真として撮れるモデル。
動画を撮るにはスタッフをそろえてピントマンまでそろえないと満足のいくレベルの動画は撮影できないそうです。
立て撮りのライブビュー機能が使えない。
今後の改善に役立てたいそうです。

撮影会と使用感

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2人のモデルの方を3機種のαで撮影をして、印刷をしてもらうという撮影会が行われました。
この写真は印刷したものをスキャナーで読み込んだものです。撮影は小沢先生がわたしのカメラを持つ姿勢、フラッシュの炊き方、レフ版の角度までを教えてくれて取りましたので、自分でも驚くほど綺麗に撮せました。
※:クリックすると拡大します。
 

3802先生に教えてもらったとおりに撮影したのですが、やはり1人で撮るとやや物足りない写真となりました。しかしISO3200の感度と相まって、室内での撮影でエントリーモデルでここまで撮せれば満足が行きます。
 

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α380はやはりファインダーを覗くよりもライブビュー機能で撮影をした方がこの機種は撮影がしやすいです。ところが人物を撮るときは立て撮りにならざるを得ないのですが、FAQでも出た様にライブビュー機能は立て撮りには対応していません。撮影をしていて中途半端さを感じました。
 

大きさですが、予想以上にコンパクトなので、手の小さな女性でも不満なく撮影ができると思います。その上、グリップの曲線がうまく描かれているので手の大きなわたしでも違和感が少なく撮影をすることができました。
 

驚かされたのが撮影後に画像を確認するときに表示される液晶画面の美しさです。わたしはエプソンのフォトストレージビューワP-7000を所有していますが、一般ユースならP-7000が必要ないほど綺麗に表示されます。カメラの液晶画面で確認をしただけで印刷する写真を選ぶことができます。ただし、微妙な濃淡までの把握は無理なので、万能では有りません。
 

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5月 19th, 2009

Posted In: SONY, 参加レポート・ブログ・ブロガーミーティング

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