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DELLの新製品説明会で本日 6/5に発売されるInspiron Mini 10vミニノートを実際に体験してきました。Inspiron Mini 10vはInspiron Mini 9の後継機種として発売されるミニノートで、既に先行発売されているInspiron Mini 10ミニノートとは異なるスペックを持っています。Inspiron Mini 9でわたしが酷評をしたキーボードの配列が改善されるなど、より実用的なモデルへと進化しています。
 

2時間と短い時間でしたが、実際にInspiron Mini 10vを使用した体験のレビューを書き留めておきます。

Inspiron Mini 10vミニノート レビュー

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既にDELLではInspiron Mini 10ミニノートパソコンが発売されています。それでにあえてInspiron Mini 10vを発売するのは、
Inspiron Mini 10vの位置づけがInspiron Mini 10とは違い、Inspiron Mini 9の後継機種と位置づけられているからです。
このため、DELLではInspiron Mini 10とInspiron Mini 10vを平行発売しますが、Inspiron Mini 9はInspiron Mini 10vの発売を持って終了となります。
DELLのInspiron Mini 10のページ
 

Inspiron Mini 10と Inspiron Mini 10vの違い

外観上の違いは液晶ディスプレイです。双方ともグレア、光沢有りを採用していますが、 Inspiron Mini 10がボディーと液晶ディスプレイを透明な素材で覆っているのに対して、 Inspiron Mini 10vは液晶ディスプレイとボディーを覆う透明な素材が有りません。

もう一つの違いは外部モニター出力ソケットのVGA(以下D-Dub)を搭載していることです。D-Subソケットがついていることで、 Inspiron Mini 10vはデュアルモニター環境を構築出来ます。もし、1台、モニターをお持ちなら、誰でもデュアルモニターの恩恵を受けられます。デュアルモニターに慣れると、シングルモニターの環境は恐ろしく使い勝手の悪いものになるはずです。この点はお薦めです。
 

内部の違いはCPUに有ります

Inspiron Mini 10はCPUにインテルの
Atom Z520 (1.33 GHz/533 MHz FSB/512K L2キャッシュ

インテル Atom Z530 (1.6 GHz/533 MHz
FSB/512K L2キャッシュ)
を搭載しています。
Inspiron Mini 10のスペック表

Inspiron Mini 10vはが搭載するCPUはやや処理速度の速いAtom N270 (1.6MHz/533MHz FSB512KB L2キャッシュ)です。

通常のパソコンとしての処理はN270の方が早いのですが、動画に限ってはZ520/Z530の方が若干、早いそうです。

ソケット類の違い

Img_9213外部ディスプレイ出力ソケットがついているだけでなく、USB端子などにも違いがあります。左右についているUSBの配列が違っていたり、有線LANのソケットの位置が違っていたりします。
 

カラーバリエーション

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ラーは7色用意されています。
当日、実機に触れられたのは3色でしたが、なかなか良い色合いでした。他の色も期待を裏切らないでしょう。
ただし、指紋が目立ちます。これは最近のミニノートのデザインの傾向なのでやむを得ないでしょう。
 

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パッション・パープル
 

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オブシディアン・ブラック
 

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プリティ・ピンク
 

キーボード

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システムエンジニアという仕事柄、最も気になるのがキーボードのタイプ感とキー配列です。
Inspiron Mini 10vは日本語と英語の2つのキーボードを選択できるようになりました。このおかげでキー配列の問題は無くなりました。わたしは英数字だけでなく、記号文字やFnキーと組み合わせたPageUpやPageDownなども多用しますが、全てついています。
配列も癖が無く、合格点をあげられます。
 

:腕時計はカシオの登山用プロトレックです。アウトドア用とは思えないほど洗練されたデザインをしています。みんぽすから貸与を受けて使用中です。パソコンのセミナーに参加しても全く違和感が有りません。
みんぽす

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日本語のキーボード。
 

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英語のキーボード。
 

キーのタイプ感は悪くありませんが、キーをタイプするとキーボードが若干しなるのが気になりました。
これは東芝のダイナブックやNECのノートブックの一部にも見られるので、違和感なく使える方の方が多いと思います。
わたしはしなるキーボードのノートブックを使ったことが無いので、何とも言えません。
キーのピッチは17.5mmと大きく、緩やかな曲線を描いています。キー同士の間の隙間は少ないですが、タイプミスをする事は無いキーです。良く作られています。
ストロークもやや固い気がしますが許容範囲でしょう。
難点を言えば、安っぽい印象を受ける素材で作られていることです。出来が良いだけに勿体ないと思います。
 

トラックパッドとクリックボタン

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トラックパッドとクリックボタンが一体化しています。
ポインターを指でなぞりながら、指を滑らせてクリックすることも出来ます。
トラックパッドの感度はこのクラスとしては良いです。
トラックパッドとクリックボタンを一体化することで、トラックパッドの面積が広く取れました。これはコロンブスの卵的な発想です。個人的に気に入りました。わたしの使用しているHP2133はトラックパッドの縦の高さが少ないので使いづらいから、広さのメリットがよく分かります。
 

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クリックボタンはわたしは違和感なく使えました。クリックをした時の固さや深さも気になりませんでした。ただ、参加者の中には違和感を覚えた方もいたので、好みもあるようです。
 

ディスプレイ

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ディスプレイは10インチのグレア、光沢有りです。
解像度は1024×576です。アプリケーションによっては上下の高さが600ドット以上ないと動作しないものも有るので、購入する際に注意してください。
 

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文字をタイプしたりするのにはノングレア、光沢無しの方が使い勝手がよいのですが、見た目がグレアの方が綺麗なため売れるのはグレアです。Inspiron Mini 10vがグレアを採用したのもそのためと思います。

グレアは反射がきついので、長時間文字をタイプすると疲れます。写真の様に正面から見ると蛍光灯が反射します。ノングレアではこうした事はありません。
 

左右のソケット類

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向かって右側のソケットです。左からヘッドホンとマイクソケット、USBソケット、D-Subソケット、有線LANソケットがついています。
 

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向かって左側のソケットです。左からAC電源ソケット、USBソケットが2つ、SDカードリーダーが並んでいます。
 

持ち重り

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ミニノートで重要な要素が持ち重りです。カタログの重量が軽くても、手に持った感覚で重く感じるノートブックが有ります。

Inspiron Mini 10vを閉じた状態で持ってみました。実に軽いです。バッテリーは3セルをつけていますので、オプションの6セルバッテリーをつけると若干重く感じます。設計上のバランスはやはり標準バッテリーの3セルを前提になっているようです。
 

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開いた状態で、わざと端を持ちました。
当然、重心が偏っているので重いのですが、予想より軽く感じました。

カタログ上の重量は3セルバッテリー搭載モデルで最軽量で1.13kgからとなっています。実際、1kg丁度くらいの重さに感じました。軽いミニノートを探している方にはお薦め出来るポイントです。
 

選べるストレージ

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ストレージを160GBのHDDと8GBか16GBのSSDの3種類から選ぶことが出来ます。

160GBのHDDはミニノートでは標準となっているので、特にアドバンテージにはなりません。

SSDモデルが2種類の容量で用意されているのですが、実用上を考えると16GBでしょう。8GBですとOSをインストールするだけで、他にセキュリティソフトは必ずインストールしますから、アプリケーションをインストール出来る容量はほとんど残りません。
 

ディスプレイを傾ける角度

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ミニノートで以外と重要なのが液晶ディスプレイの開いた時の傾けられる角度です。NEC LaVie Lightの様に180度まで開閉しなくても、有る程度は開いてくれないと、電車の座席に座ってタイプをするときに、ディスプレイが見られ無くなります。

これはわたし自身、開く角度が不十分なヒューレットパッカードのHP2133を使用しているのでよく分かります。
 

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比較にわたしが所有しているエプソン Na01 miniと並べてみました。

HP2133を所有しているにもかかわらず、あえて購入した2台目のミニノートがHP2133の欠点を全て補ってくれるNa01 miniです。写真の通り、倒せる角度が違っています。このわずかな角度の差が、実用上は使い勝手では大きくなります。
 

ACアダプター

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ミニノートは高額なモバイルノートと違ってバッテリーの駆動時間が長くありません。そのため、ACアダプターを持ち歩くことが前提となります。

中間に変換器を設けるタイプではなく、コンセントと変換器を一体にした形です。持ち歩くにはこの形は以外に便利ではないかと思いますが、コンセントの爪が曲がってしまう可能性が有ります。個人的には気に入りました。

大きさは携帯電話の容積の半分程度とミニノートのACアダプターとしてはかなりがんばって小型化しています。
 

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重さは約180グラム。Inspiron Mini 10v本体に6セルバッテリーをつけて持ち歩いても約1.5kg、苦にならない重さと思います。
 

Inspiron Mini 10vのまとめ

DELLがInspiron Mini 9の後継機種として販売するので、Inspiron Mini 9と比較すると、細かな点がかなり改善されています。DELLは全世界を販売の対象としているために、日本市場に特化した製品を製造・販売しにくい社風と聞いていましたが、今回、英語版と日本語版の2種類のキーボードを用意したことで、他社のミニノートで引けを取っていたキーボードの使い勝手の悪さは無くなりました。

スペックはミニノートとしては標準的で、特に目新しさは有りません。CPUにN270を搭載することもストレージデバイスにHDDなら160GB、SSDなら16GBを搭載することも他社と同じです

逆に目立つポイントとしてデザインが有ります。形状が丸みを帯びていて、優しい感じがします。選べるカラーは7色、これは良いと思います。

全体の印象としてボディーやキーボードなどやや廉価な印象を受けるのですが、実売価格がDELLの予想で4万円台前半と言うことを考えると、他社のミニノートと同等のスペックを持ちながら、価格的には最安価格帯に入るので、かなりがんばっていると思います。

わたし自身はミニノートを既に2台所有しているほか、モバイルノートも1台有るので、これといった特徴のないInspiron Mini 10vを購入することは有りませんが、価格対性能比で見れば、ミニノートを購入する時には検討するに値する機種だと思います。

※:6/5 2009 下記のPRリンクの追加と誤字の訂正を行いました。

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DELLオンラインショップでInspiron Mini 10vを購入する。

6月 5th, 2009

Posted In: ミニノート(ネットブック)

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