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EIZOの新製品がこのところ続いていますが、今回はプロカメラマンや、ハイアマチュアカメラマンの必需品とも言えるEIZO ColorEdgeシリーズの新製品、EIZO ColorEdge CG242Wをガレリア銀座で見てきました。
EIZO ColorEdge CG241Wとの一番の違いは入力端子がCG241WではDVI-I端子が2系統だったのに対して、CG242WはDVI-I端子が1系統とDisplayPort端子が1系統に変わったことです。そのほか、スペック上で細かな点に違いがあります。

EIZOの方に聞いた面白い話ですが、現時点では新製品のCG242Wよりも、これまでの実績があり安定して使用出来ると言うことからCG241Wの方が売れているそうです。
画像をクリックすると拡大します。
 

短い時間でしたがガレリア銀座でEIZO ColorEdge CG242Wを実際に操作してみましたので、その印象を書き留めておきます。

EIZO ColorEdge CG242W レビュー

EIZO ColorEdge CG242WはCG241Wと共に、モニターが表現した色を実際の印刷の色とほとんど同じにするために作られたモニターです。

わたしと写真

わたし自身はカメラを趣味とはしていませんが、登山カヤックスノーシューイングなどで自分が見た自然の美しい景観をそのまま写真という形で残しておきたいと思っていますので、それなりの機材を揃えています。
1.カメラはキャノンの中級機種の40D
2.プリンターはエプソンの上級機種のPX-5600
3.フォトストレージビューワはエプソンのP-7000
という具合です。
たた、予算的な都合もありモニターだけは既存のものを使用していましたが、EIZO ColorEdgeシリーズには昨年から興味を持っていました。

EIZO ColorEdgeシリーズはなぜ高価なのか?

予算的な都合で購入をためらったEIZO ColorEdgeシリーズのモニターですが、なぜ高価な価格がつけられているのかが分からなかったと言うことがあります。

ガレリア銀座で話を伺って高価な理由が分かりました。
昨年は、SONYやLenovoからノートPCやディスクトップ機(SONY)でAdobeRGB対応90%代後半から100%のパソコンが販売されています。
EIZOでも最近発表された新機種のEIZO FORIS FX2431TV / FX2431もAdobe RGBカラーカバー率96%、NTSC比92%の広色域パネルの性能を誇っています。

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ColorEdge CG241WのスペックはAdobe RGBカラーカバー率96%、NTSC比92%の広色域パネル、
ColorEdge CG242WのスペックはAdobe RGBカラーカバー率97%、NTSC比102%の広色域パネルです。
写真はColorEdge CG241Wです。
 

数字の上から見ると、FX2431シリーズと大きな違いは有りません。CG241Wはイコールです。FX2431シリーズ自身がハードコアゲーマー向けの機能を満載しているので、通常のモニターよりもやや高額です。それでも価格では5万円前後の差がついています。

プロカメラマンやハイアマチュアカメラマンはこの違いが分かるから購入しているのですが、わたしの様なカメラを趣味としていない人にとっては、この辺の価格差が何によるのかが分かりませんでした。

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一番の違いはハードウエアー・キャリブレーションに対応していることです。ソフトウエアによるキャリブレーションも有りますが、設定が面倒なので操作を覚えるのだけでも一苦労です。とても一般向けとは言えません。その点、ハードウエアー・キャリブレーションなら、機械的に処理を行いますので、人間が操作をする範囲はわずかで済みます。そして、できあがった結果(モニターの表示と印刷物の色が同じかどうかと言うこと)は満足のいくレベルです。

プロでもハイアマチュアでもない、カメラを趣味としていないわたしにはむしろこうした簡易な使い方のできるハードウエアー・キャリブレーションのモニターが合っています。
※写真はColorEdge CG242Wです。
 

モニター単体とeye-one displayセットの選択肢がありますが、EIZO ColorEdgeシリーズの性能を最大限に生かそうとすればセットを購入するべきです。

セットで購入するメリットの裏技として、ソフトウエアを別途に購入すればeye-one displayをノートPCや他のモニターにも使い回せるそうです。EIZOの方がこっそり教えてくれました。

DisplayPort端子

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白い端子がDVI-I端子でモニターへの配線がついています。その横にHDMI端子とよく似た端子が有りますがこれがDisplayPort端子です。
 

DisplayPort端子は新しい規格の端子なので、パソコンなどハードの方が未対応なので、現時点では魅力があまりないそうです。

ここからはわたしの予想ですが、DisplayPort端子が標準となるのは数年先と思いますが、そのときにあらかじめDisplayPort端子が備わっているCG242Wなら端子の変換アダプターなどを使用せずに済むので、端子から選択を考慮すると言うことも良いのではないかと思います。
EIZOのモニターは10年間は壊れないので、DisplayPort端子が標準化する時代でも十分に現役にとどまっているはずです。

縦に表示出来ます

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ちょっと驚いたのですが、縦にモニターを回転させることで、画像も縦に表示させることが出来ます。
もちろん、モニターだけではだめで、パソコンのグラフィックボードが対応していなければなりません。このため、ノートPCでこの機能を使うことは厳しいでしょうが、グラフィックボードを内蔵したノートPCも売られていますので、確認をするようです。
グラフィックボード内蔵型のディスクトップ機を購入する際には、この縦に表示出来る機能を搭載しているか確認をするようです。
 

角度が驚くほど自由に動かせます

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モニターを斜めにしてもらいました。
高さの自由度や上下の角度の自由度も高く、自分が最も見やすく作業効率の良い位置にモニターを配置することが出来ます。
 

感想

eye-onDisplayセットで20万円前後と非常に高価なモニターです。EIZOのPC専用の24インチモニターなら10万円前後で購入出来るので、約2倍の価格と言えます。性能は捨てがたいのですが、購入するには割り切りが必要でしょう。
CG241W/CG242Wはもちろん画像処理専用のモニターではなく、一般用途のモニターとしても使えます。ですので、高性能のモニターと画像処理専用のモニターを1台でまかなえてしまうと考えれば購入に踏み切れるかもしれません。

Adobe RGBカラーカバー率については、ほぼ同程度のカバー率のモニターに同じ画像を表示して、見比べさせてもらったのですが、CG241W/CG242Wほどには映し出せませんでした。単純にAdobe RGBカラーカバー率が高ければ良いと思っていたわたしは、こうして実機で比べさせてもらえたので、スペックでは表現出来ない世界があるのがモニターだと改めて認識しました。

CG222Wという製品があります

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約20万円では手が出ない、と言う方でも約15万円ならどうでしょうか?
ColorEdge CG222Wと言う22インチのモニターが有ります。カタログ上のスペックは若干落ちますが、EIZOの方の話では、実用上の違いはほとんど感じられないそうです。
解像度が落ちますのでCG241W/CG242Wの様にA4サイズを両開きで表示させる事が出来ませんが、この点にこだわりが無ければCG222Wは手頃では無いかと思います。
 

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EIZO ダイレクトでColorEdgeシリーズを見る
 

6月 16th, 2009

Posted In: EIZO

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