ブロガーミーティングの後半に、来月中旬(2009/10)に発売予定のペンタックスK-xの実機を使っての撮影会が行われました。
K-xの機能と長所をよりよく体験してもらいたいという趣旨と思いますが、撮影の体験では下記の三つについて特に留意して撮影をして欲しいと言われました。
1.キャンドルライティング
2.フラワー
3.ストロボライディング
上記の写真を含め、このページの写真は広告以外は全てK-xで撮影をしたものです。
当日の会場はやや暗く、ライトは蛍光灯と白熱灯が入り交じっていて、写真撮影にはかなり厳しい条件でした。
わたしが普段撮影をする被写体は自然です。春夏秋冬、1年を通して登山やカヤック、スノーシューイングなど外へ出ています。そして山や川や湖、野生動物や野鳥、花や樹木を主に撮影をしています。
食べ物や製品などを撮影するのはブログに掲載する場合ぐらいですから、年間数万枚の写真を撮影しているのにとても下手です。
人に至ってはブロガーミーティングでモデルさんを撮影する時くらいです。
注:写真をクリックすると800pxに拡大します。
撮影で一番難しいと言われている被写体の一つが料理です。あるプロカメラマンと食事をとるとき、彼が必ずカメラを取り出して自分が食べる料理を撮すので、ある時になぜかと問いかけると、曰く「常に美味しく料理を撮るため」だそうです。わたしも彼にならって時々料理を撮影しますがとても美味しそうに撮すことは出来ません。もっともわたし自身が食べ物に執着が薄いことも影響があるのかもしれません。
この日は軽食が用意されていたので、参加者に食べられないうちに料理の撮影を最初にしました。
生ハムのロール巻きです。
焦点のギリギリまで接写をして、なおかつ望遠で1つを切り抜いてみました。
海鮮ピラフの大皿を対角線に撮影しました。ピントは手前のムール貝に合わせ奥行きを持たせてあります。
皿の中央のムール貝にピントを当てて、ピラフの盛りつけ全体の彩りを接写、ズームで撮影しました。あの薄暗い照明の中でこれだけ食べ物が綺麗に写るのが驚きでした。
知人がとても美味しそうに撮したローストビーフの写真を見せてくれたので、触発されて色々と試してみましたが、どうしても美味しそうに撮せなかった被写体です。
この写真のローストビーフは表面にぬくもりが無く色が乾いて見えます。寒色系の色合いに撮されてしまったというのでしょうか?
同じローストビーフでも肉の表面の柔らかさが写真に良く出ています。ローストビーフの山盛りの皿は実に取りにくい被写体で、あえて接写、ズームだけで撮影を下のですが、わたしの技術ではこの写真が一番美味しそうに写っていました。もちろん本物はもっと美味しそうに見えていました。
大皿に盛り上げられた唐揚げを見たままに切り取ってみました。被写体の深度を深く撮ってあるので手前の肉全体にピントが合わさっています。ISO感度が1600のEOS 40Dですとこの程度の照明ではこの深さの深度は撮れません。K-xのISO6400の威力は単に薄暗いところで撮影が出来るだけでなく、深度を深く撮っても十分に撮影が出来る威力を持っています。
同じ位置からレンズをズームしてみました。唐揚げのアップです。深度を深く撮ってあるので中央から手前にかけて
の唐揚げ全体にピントが合っています。これも高感度の威力の恩恵を受けた1枚です。EOS 40Dオーナーとしては腹立たしくなるほど綺麗に写っています。
この日の食べ物の中で一番華やかな色合いを見せていたのがガーリックトーストでした。
記憶色と言うものがあります。それはカメラを手にとって実際に撮影をしたひとの記憶している色と同じ色をどこまで再現出来るかということです。ガーリックトーストをK-xはチーズの黄色、オレンジ、トマトの赤、パセリの緑、パンのややくすんだような白などの色合いをはっきりと撮しています。
モデルの黒石えりかさんを撮影したポートレートのレビューです。
ペンタックス K-xをわたしの撮影フィールドへ持ち込んで、実際に山や湖などを撮影したレビュー記事はペンタックス K-xの最近のブログ記事 としてまとめてあります。
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mizunuma 10月 2nd, 2009
Posted In: PENTAX, 参加レポート・ブログ・ブロガーミーティング