昨日(11/3 2009)の午前中を奈良県の大台ヶ原で過ごしました。
11月初旬としては記録的な寒波と低気圧の影響で11/2の夕方から11/3の早朝まで猛烈な吹雪が奈良の脊梁山脈をおそいました。
11/3の早朝、大台ヶ原の駐車場で目を覚ますと、そこは一面の銀世界でした。積雪は約30cm。
北海道の豪雪地帯に住んでいたわたしでも、この時期にこれほどの暴風雪に出会ったのは初めてでした。
当初は大台ヶ原を隈無く歩き回り晩秋の紀伊半島の彩りを撮そうと思っていたのですが、天候が急変したため急遽に大台ヶ原の雪景色をホワイトバランスを変えて撮すとどのように違うかの撮り比べに変えました。
撮影モードはAV、露光補正は+-0です。
ついでですが、ホワイトバランスを「曇天」の時はISO3200に、「晴れ」の時はISO1600に設定して、ISOの数値による違いも比べてみました。
写真をご覧頂ければおわかりですが、当日の気候は、気温氷点下5℃、空は雲に覆われています。横殴りの雪が吹き付けてきています。風速は推定ですが10?15mほどではないかと思います。
大台ヶ原の最高地点の日の出ヶ岳にて(OptioW20で撮影)。
シャッタースピード1/8000
f/8
ISO3200
焦点距離15.00mm
ホワイトバランス曇天
シャッタースピード1/5000
f/8
ISO1600
焦点距離15.00mm
ホワイトバランス晴れ
シャッタースピード1/2000
f/11
ISO3200
焦点距離15.00mm
ホワイトバランス曇り
シャッタースピード1/2000
f/8
ISO1600
焦点距離15.00mm
ホワイトバランス晴れ
シャッタースピード1/6400
f/11
ISO3200
焦点距離15.00mm
ホワイトバランス晴れ
シャッタースピード1/6400
f/8
ISO1600
露光補正15.00mm
ホワイトバランス曇り
シャッタースピード1/3200
f/8
ISO3200
焦点距離15.00mm
ホワイトバランス晴れ
シャッタースピード1/1600
f/8
ISO1600
焦点距離15.00mm
ホワイトバランス晴れ
天候は曇りですので、ホワイトバランスを曇りの設定の方が良さそうに思っていたのですが、雪が持っている白さを暖色系の色合いに変化させています。好みから言えば、わたしは晴れで撮影をした冷たさの伝わってくる絵の方が好きです。
ISO感度は3200ではノイズがひどいです。1600でもノイズが目立つので、この日の天候では400から800が適切だったのではと思います。これも良い勉強になりました。
いずれにしても、11月初旬の紀伊半島で吹雪の山を撮影出来たことは、一生の思い出となります。
この記事は別のブログに書いたものですが、そのブログを一時閉鎖することになりましたので、こちらのブログに移転することになりました。
わたし個人の所有のカメラ用品だけでなく、モニターとして貸与を受けた製品も含まれているので、削除するよりも移転して継続して掲載することにしました。
記事の入力された年月日は当時のままです。
2011/4/18
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mizunuma 11月 5th, 2009
Posted In: EOS 7D