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「SEOの最新事情と検討すべき課題」と言うタイトルのセミナーが株式会社GOGA主催で開催されました(12/10 2009)。

講師は株式会社アイレップの渡辺さんです。
昨年もアフィリエイト・カンファレンスで渡辺さんのセミナーを拝聴しましたが、得るものの多い時間となりました。
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まずはじめに渡辺さんから、こうした場セミナーなどでは直近3ヶ月の検索エンジンの動向と言う切り口で話していますという話がありました。
ご存じの方も多いと思いますが、検索エンジンのアルゴリズムは日々変化を遂げています。このため、今日の知識や技術が明日には役に立たないと言うことも珍しくありません。渡辺さんがあえて直近3ヶ月と期間を区切ったのはそうした背景があるためと思います。

SEOの原則はWEBで発信した情報を適切にユーザーに届けられる技術。つまり、検索エンジンから見つけられやすいWEBを作ることです(サーチエンジンフレンドリー)。
例えば、パソコンの型番とトラブルのワードを組み合わせて、FAQに誘導するようにしているパソコンメーカーがあるそうです。

SEOとGoogleの話

現状の検索エンジンとSEO

検索エンジンの米国のシェア、Google 65%、yahoo19.6%、microsoft10%未満。
日本はYahoo!Japan52.6%、Google38.2%、MSBing3.2%。
まだ日本ではYahoo!Japanが約半分のシェアを握っていますが、1バイト言語の国、特に欧州ではGoogleのシェアが90%を超えている国も珍しくありません。欧米では検索エンジンの市場をGoogleが独占していると言えるでしょう。この点が後に出てくるBingと関わってきます。

SEOとは上位に表示させるだけではなく、必要とするユーザーにいかにアプローチをするかが重要。
人々はオンラインで検索をしているという事実、しかし検索の目的は様々。ユーザーの目的にあったキーワードの組み合わせにサイトを上位に表示させるのが必要です。関連したキーワードなら何でも上位に表示させるわけではありません。ユーザーは自分の期待に添わないサイトに誘導されても離脱してしまいます。直帰率が高いサイトの場合は検索エンジンから誘導されてきたユーザーが期待に反しているサイトと見なしていることになります。
この場合は直帰率の高いワードにあわせたコンテンツを作ればユーザーに有益なサイトとなります。

2006年の導入のユニバーサル検索と新しいサービス

最近は販売サイトのリンクが表示されるようになったそうです。Googleは一つの検索窓ですべての検索結果に対応させています。
Googleカフェイン。特定のページのインデックスに取り入れるスピードが違う。1秒単位で取り込む。
Googleパーソナライズド検索。
一人一人に最適な検索結果。そのユーザーに適した検索結果を過去の検索の履歴から読み出して表示する。
例)ワンピース、漫画なのか、アニメなのか、服なのかを判断する。
これまではGoogleアカウント所有者のみのサービスだったが、最近は非承諾をしない限り、パーソナライズドサーチの検索結果が表示されるようになった。

パーソナライズド検索

Googleアカウント所有者がサインインしている場合とアカウントを利用していないユーザーは全く違うアルゴリズムが作動しているそうです。
Googleアカウントでログイン中の場合、
程度
1.地域、言語、直前クエリ。
2.検索クエリ、クリックしたページ
3.すべてのページの閲覧履歴。(Google以外の検索エンジンや直打ちのURLも履歴として蓄積される)
アカウント無しの一般のユーザーの場合、
1.地域、言語、直前クエリ
2.検索クエリ
3.クリックしたページ

SEO的に順位がどのように変化するか?
パーソナライズドありとなしでは大きく順位が変化するワードがある。これは個人のドメインのクリック履歴が反映される結果です。Googleは個人のクリックしたURLのデータベースを保管しています。そのデータベースからクリック頻度の高いURLを上位に表示させる傾向があるようです。

Googleエンジニアの見解は?
検索結果の表示はほとんど変わらない。
しかし、実際に一つ一つのサイトの表示順位の変化は少ないが、すべてのURLが変わるので全体としては大きく変わるといえる。

Googleの検索結果の表示順位は朝昼晩で変化している。
例えば自サイトの表示順位が、価格コムの上か下かでクリック率は大きく変化する。
パーソナライゼーションにより自然検索3?5位が2倍のクリック率にあがる。スクロールしない位置に表示されるか、スクロールしないと見えない下に表示されるかでもクリック率が上下する。

パーソナライズ検索にどのように対応するべきか?
ユーザーの利益にあうSEOは今後も必要。
旅行サイトを例にとると、旅行の準備の段階から検索した結果に表示されクリックをしてもらい、旅行のチケットの申し込みまで来てもらうコンテンツが必要。
SEOは検索結果の表示順位だけでなく流入数も評価するべき。
パーソナライズドサーチが普及すれば、ランキングという指標でSEOの成果の測定を測ることは適切ではなくなります。

その他のGoogleの新しいサービス

リアルタイム検索、
TwitterやSNSなどのソーシャルメディアとの関わりとしてとらえるもの。

リチスニペット。
一般のサイトでは特に対応する必要はないが、映画などの分野では対応が必要。Yahoo!のサーチモンキーがにたようなサービスと言えます、サーチモンキーはBingになっても継続するサービスだそうです。

URLのパンくず表示。
ユーザーはURLをあまり見ないので、どの程度利用されるかは疑問。検索になれているユーザーだけがURLを確認のためにみる。パンくずリストがあれば自動的に表示されるが、長い文章だとパンくずリストと認識されないので注意、通常は単語で表示。

検索結果10件未満の表示もでるようになった。Googleの発想として、検索結果の表示が早いほうがよいというものがあるので、無駄な検索結果は表示させない。

ユニバーサル検索

Gooogleユーザが検索をすると地図が出てお店が表示される。
例えば「イタリア料理 渋谷」で検索をすると、渋谷の駅を中心とした地図を表示。
しかし、Googleユーザーの視線は検索結果の地図を見ていない。下の方も見ていない。
Yahoo!ユーザーは下の方まで見てくれる。
この違いはGoogleユーザーは検索に慣れているからと思われる。

動画があると、動画は見られないが、動画の位置で一回ユーザーは視線を切って、動画の下から再度見直すので、クリック率が高いという現象が見られる。

ユーザーの検索イトにふさわしいコンテンツがクリックされる。
動画を求めているクエリ、「肉じゃが 作り方」などの料理など。 
ユーザーにとって動画が適切なのか、WEBページが適切なのかを判断して制作することが必要。

自然検索によるリーチ率

本・書籍。
amazonは書籍では、10回の検索の内、7回は3位以内に表示される。
ついで楽天市場が50%前後の表示率。
amazonの表示率が高いのは、アソシエイトがはじめからSEO対策を施しているため、ユーザーがアソシエイトリンクを貼れば貼るほど、被リンク数が多くなると言う仕組みだからです。

占拠率が下がっている業界もある。SEOの戦略が取り入れられていないので、検索結果に表示されていない。
SEOとは長くやればやるほど効果のあるもの。
SEOは検索エンジンからの評価で決まるものなので、長いほど自然リンクが集まる。リニューアルなどの時にドメインを閉鎖せずリダイレクトさせればページランクを保持できる。企業としてSEOを継続して生かしてゆく姿勢が必要で、SEOを資産として認識してサイトを運営する。

前回の続きです。世界的に見たシェアはGoogleが圧倒的なのでSEO対策も欧米ではGoogleを中心としています。この点が2バイト言語の日本や中国との違いでしょう。
日本でトップシェアを握っているのはYahoo!Japanで、中国では百度です。このため、日本でのSEO対策は全くアルゴリズムの異なるGoogleとYahoo!YSTを相手にしなければなりません。

ただし、米国のYahoo!がmicrosoftと共同でBingを開発しましたので、Googleの独占状態が欧米でも崩れる可能性があります。

次は...。

SEOの実践とBingというサービス」についてを書きます。

12月 10th, 2009

Posted In: SEO対策

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