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リコーとアジャイルメディア・ネットワークによるブロガーミーティングが開催されましたので参加しました(1/28 2009)。
この日の主役はリコーの複合機本体ではなく、新たに導入されたApp2Meと呼ばれるソフトウエアを含んだシステムでした。
ウィジェットやガジェットを活用するなど従来の複合機の操作性を時代遅れにする可能性を秘めたシステムです。
特徴は誰でも簡単に操作ができることと、まず複合機ありきからパソコンがあり複合機がパソコンに連携するという発送の転換を実現したことです。これにより、ユーザー一人一人が自分のパソコンにウィジットやガジェットをインストールすることで、自分にとって使いやすい複合機の操作画面を作り上げることができるようになりました。
リコーブロガーミーティング

以下、当日の備忘録をかねて書き留めます。

App2Me(アップツーミー)の紹介

リコーという会社

冒頭でリコーのコピー機やデジカメの使用率を参加者に聞いたところ、ほぼ100%のブロガーがコピー機やデジカメなどの使用経験がありました。わたしも以前につとめていた会社でリコーのコピー機を使用したことがあります。
リコーブロガーミーティング

最初に株式会社リコーの紹介がありました。
「リコピー」などと呼ばれるほどリコーはコピー機の代表的なメーカーでしたが、その社歴や実際の事業内容をわたしはほとんど知りませんでした。
驚いたのは企業規模と事業展開の内容です。2兆円企業とは知りませんでしたし、事業の中核が画像ソリューションで全体の売上高の3/4を占めていることも驚きでした。

株式会社リコーの簡単な紹介
設立1936年2月6日 戦前設立です。
グループ企業数312。
グループ従業員108,477名。
グループ売上高2兆0,916億円(国内44.9%、海外55.1%)。海外の売上高のほうが国内を上回る国際企業です。

ブランドステートメント。リコーは常に誠実さと情熱を持ち、お客様自身が新たな価値を創造できるようにリコーバリューを提供します。
リコーバリューとは...
人に優しい。誰もが扱える使いやすい機種を開発している。
地球に優しい。お客様の地球環境保全に寄与すること。
創造を簡単に。お客の新たな発想・価値創造・知的労働の効率化を支援することと。お客に役立つ知識を提供すること。

地域別の売上高。日本での売上高約9,383億円、米州での売上高5,028億円、欧州で売上高5,234億円。その他1,270億円。

分野別売上高
画像ソリューション15,986億円76.4%%。ネットワークシステムソリューション2,344億円11.2%、産業分野1,155億円5.5%、その他の分野1,430%6.9%。
ちなみにリコーのデジカメはその他の分野に含まれるそうです。リコーのデジカメは比較的人気のあるブランドなのですが、リコーの事業規模からいうとごく小さな規模になってしまうようです。
主な商品とサービスは、画像&ソリューション分野が群を抜いています。
リコーブロガーミーティング

株式会社J.D.パワーアジア・パシフィックの行った「日本カラーコピー機顧客満足度調査(SM)な」の大企業セグメント、中小企業背むげ面との両部門と「2009年日本カラープリンター顧客満足度(SM)でそれぞれ1位の評価を獲得しました。
リコーブロガーミーティング

環境配慮型の複合機の紹介
製品名のあとにRCの文字がつくのが特徴です。一度市場で使用された製品をリコーが再生(人コンディショニング)したものです。
リコー初のデジタルフルカラー再生機 image MP C3500RC/C2500RC。
ほかにも世界初のバイオマストナーを採用した複合機も発売しました。

App2me(アップツーミー)の紹介

昔はコピー機、今は複合機。
複合機の使われる機能は?
FAX、スキャナー、写真の印刷、イーメールの送信、製本機能、文章(画像)を共有するサーバ機能、リモート監視の機能。
複合機は多機能化へと進化してきましたが、複合機はシャインみんなが使う共有物なので管理者以外の人は意外と機能を使いこなしていないのが現状でした。
iPhoneなどスマートフォンが会社から支給されたとしても、自分のツールとして使いこなしています。複合機と違って個人個人のツールだからだと思われます。

一昔前はパソコンなどが苦手な人が多くいたので、コピー機にドキュメントを格納できる機能を盛り込んできました。現在はパソコンやスマートフォンが主流となってきたので複合機のほうが苦手という人が増えてきました。
そこで発想の転換をリコーはしました。

従来は、MFPプラットフォームのなかで機能を拡張してきました。必要があればWEBやパソコンに連携をしていました。
これからは、WEBへAPP2meeが入っていてWEBサービスやクラウドに積極的に対応していきます。
ウィジェット、ガジェットを利用して簡単に機能を追加できる様になりました。
リコーブロガーミーティング

ソリューション開発者へのインパクト

これまでの複合機と違って、オペレーションを開発するときにはMFP特有の手続きや制限事項を極力意識しないですむようになりました。
スキャン後、またはプリント前のワークフロー定義をウィジェット(PCプログラミング)で実装ができます。
業務用ソフトやWEBサービスとMFP連携をウィジット経由で容易に実現できます。
利用者にとっては、使い慣れたPCアプリ操作の拡張でスキャンの拡張でスキャンやプリント業務の自動化が実現できます。(新たにMFO操作を習得する必要がなくなります)

プログラマーやシステムエンジニアの立場からいうと、プラットフォームに依存したアプリケーションの開発は、そのプラットフォーム専用のノウハウが必要となるので、よほど市場規模が大きいか販売単価が高額でないと開発意欲をそそられないということがあります。たとえばインターネットで利用できるサービスはサーバ環境がインストールされていればOSがWindowsでもLinuxでもMacintoshでも動作します。
App2Meもそれと同様にMFPに依存せず、PC側に依存してウィジェットの開発を行えますので、開発者は開発を行いやすくなります。
リコーブロガーミーティング

デベロッパーキッチン的なイベントを昨年開催(App2Me Developer Kitchin)。日米欧のリコーグループのソリューション開発者13名が参加し、結果、2日間で14のApp2Me Widgetを開発することができました。
「WEBサービスのマッシュアップを考えるだけでMFPプラットフォームを意識しないで開発できるようになった」などの参加者の好意的な声が上がったそうです。

フィードバック機能

ユーザー同士の情報の共有ができるサービスを開始しました。
様々なウィジェットを開発してくれるデベロッパーと共に今後、発展させたい意向です。
MFPとPCとの連携、WEBサービスとの連携、などを作ってゆきたい意向です。

次は...。

App2Meの具体的な使い方を書きます。

1月 29th, 2010

Posted In: プリンター/複合機, 参加レポート・ブログ・ブロガーミーティング

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