うろぐ

インターネットサービス&デジタル家電&デジタルカメラ&パソコンのレビュー

1/23 2010の初回のブロガーセミナーに続き、2回目のブロガーセミナーが品川で開催されました。
開催はみんぽす。

この日のお話は木村さんと佐々木さん。どちらもPMB(Picture Motion Browser)の開発を担当された方です。
開発の担当者からPMBのコンセプトを直に聞くことができました。
前半は担当者の熱い話、後半はわたし達PMBをインストールされたVAIOの貸与を受けたブロガーが実際に撮影・編集をしたムービーを放映して、ブロガーからの辛口の使用感や要望、質疑応答のトークセッションとなりました。
VAIO PMB 2010

このレビューは「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)

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2010 PMB(Picture Motion Browser)バージョン開発者の思い

PMB VAIOエディションの開発の経緯

写真とビデオをパソコンで扱うといろんなことをやりたくなる、とソニーの社員の方が思ったのがそもそものきっかけのようです。
取り込み・管理、ビデオ編集、再生、DVD・BD作成、YouTubeなどのシェア、写真レタッチなどやりたいことは様々。

それぞれの機能をそれぞれのソフトでこれまで扱っていました。
Adobeのプレミアのように起動したら画面を見ただけで分けが分からなくなってしまう高機能ソフトもあるのが現状です。(わたしもAdobeプレミアをVer2とVer4を所有していますが、起動したら操作画面の複雑さに参ってしまい、1度も使用していません)

PMBは何でも取り込んでしまう。
自動で整理。日付で整理してくれる。
それぞれのアプリケーションの利点を生かしながら統合したのがPMBです。
VAIO PMB 2010>

ビデオ(動画)編集

もう一点。敷居が高いビデオソリューションを簡単に操作できるようにしました。
今はフルHD動画が撮影できて当たり前の時代となりました。ビデオとカメラの境が曖昧になってきています。
写真もビデオも、1台のカメラないしビデオカメラで撮影をしてしまうこともできます。わたしもキャノンEOS 7Dで静止画もフルハイビジョン動画も1台でこなしています。
写真は処理は重くないし比較して画像の処理が簡単ですが、ビデオは処理が重く使い方も難しいです。
わたし自身、ビデオ編集は時間がかかりすぎるので1度も行ったことはありません。操作が複雑なだけでなくパソコンに負荷をかけるので処理に時間がかかるからです。

ビデオにはプロジェクト、シーケンスなど分けの分からない言葉が氾濫します。この言葉だけで引いてしまう人もいるはず。
ビデオ作品を作るだけで丸1日をかけられるのか?ビデオの編集は、こり出すと本当に時間がかかるようです。
しかしそれでも、使い方を覚えました、時間も工面しました、でもかっこよく作るのが難しい。エフェクトなどをマスターするのは遠い道のりが必要です。
今回のPMBバイオエディションでは誰にでも使い方が分かり、簡単に操作をできて、短時間で完成させられることをめざしました。
ビデオ編集のプロフェッショナルの人が考えたエフェクトを使えるようになっています。
切り替えポイントをPMBが解析して処理をしています。
縦撮り写真の顔の位置を自動で処理してくれます。
機械で処理できる機能はほぼ機械で処理をさせられるレベルになりました。
VAIO PMB 2010

良いこと悪いこと

ビデオも手軽に活用できます。
超高速ブラウズ。
簡単クリエーション。
超高品質。手振れ補正、ノイズ除去など高度な処理を行わせている。10万円クラスのAdobeのソフトとエンジンの処理能力では負けていない、むしろ上回っていると自負しています。

アビット(Avid)など10万円クラスのソフトと比較してもPMBが上回っているとの評価も得ているそうです。SDビデオをHDに超解像度アップコンする機能など。

悪いこと。逆行補正を自動で行うと失敗することもあります。これは逆光補正はホームランを狙っているので失敗すると三振という悲惨な画像に仕上がってしまうが、あたるとすばらしい画像に仕上がります。
静止画の手振れ補正は難しい処理。全体のピクセルのずれを解析して、それに応じて補正をかけるそうです。一定方向にずれていると補正がしやすいが半分だけぶれている写真の補正などは難しいそうです。

見た目は簡単でチープに見えますが、機能は最高水準を維持と自負しています。
わたしは画像編集をあえてしないようにしていますが、静止画を簡単にムービーにできてしまうPMBバイオエディションにはとても興味を持ちました。静止画をスライドで見せる手法は大抵のアプリケーションに備わっていますが、エフェクトをかけるのと単なるスライドショーでは見る方が感じる面白さが断然違ってきます。
自分のオリジナル写真集をPMBでデジタルで作成すれば、USBフラッシュメモリーで手渡せますので、手軽にみんなに見てもらえます。エフェクトとBGMがかかっているので、見る方も楽しんでもらえるはずです。

インテリジェンスで自動化

顔の位置を自動で切り出し。
被写体を自動切り出し。
縦長の写真で威力を発揮。
VAIO PMB 2010

BGMをレコメンド。
さびの部分を一つ一つレコメンドできます。
でもまだ完璧とはいかないようで、時々ポカをやるそうです。

日付の近い写真をグループ化。
結婚式などで複数の人が写真を撮りますが、その写真を一括してグループ化することで管理できるようになります。

ブルーレイディスク作成

自動でマルチアングル生成。
同じ時間に撮った写真のマルチアングル化。結婚式で同じ時刻に複数の人が撮影した写真をグループ化することが出来る。

カレンダービューで日にちごとに書き込み、再生が出来る。
追記機能でどんどんムービーを追加できる。

ディスク上でマップビューが出来ます。BDに焼くと自動的にマップビューが出来ます。Google Mapsを利用しているので、インターネットに接続しているのが条件となります。マップビューとは地図上に撮影した写真の位置を表示する機能です。
マップビューを利用するには緯度経度がExif(エギジフ)に書き込まれていることが条件となります。いわゆるGPSデータです。
わたし自身、自然派空間というサイトでマップビュー機能を取り入れています。興味のあるかたはご覧ください。撮影した写真がどの場所のものなのかが地図上でわかると結構おもしろいです。

開発者のまとめ

大量に増えていく写真、動画コンテンツを一括管理。

写真の管理・処理アプリケーションとビデオの管理・処理アプリケーションの融合。

自分の子供の写真をどうやったら楽しく使うことが出来るのか、それを考えてつくったのがPMBバイオエディション。

トークセッション

得手不得手

一番得意なのは、複数のフレーム、前後のフレームを掛け合わせて補完しているので、右から左へゆっくりと映像が動いているシーンの高画質化。激しい動きは苦手。斜めの線のキザキザは改善されます。

動画で一番に苦痛に感じるのは、操作している時の処理の重さ。
ソニーの工夫は動画を静止画として扱うことで重さを感じさせないようにしているそうです。

アンドゥーがないのは?
組み込む機能を絞り込んだのでアンドゥーはあえて外しました。
今までビデオ編集などしたこともない方に使ってもらいたかった。そのために、あれもこれもと機能を盛り込んだり、ボタンを増やしたりはしたくなかった。
使用頻度の高い機能のみに絞り込んで搭載しているのでアンドゥーは盛り込まれなかった。
次のバージョンからは盛り込まれる可能性があります。

VAIOクリエーションムービー。静止画の方が画素数が多いので、動画よりもメモリーを喰いやすいです。

みんなのムービーの放映と要望

1.エフェクトを選べない。
文字の位置が選べないので、顔に文字か掛かってしまう。上、中、下に選択したい。

2.テンプレートをみて作りたいと思うので、テンプレートを充実させてもらいたい。

3.見てここを治したいと思った時に、修正できない。自動で行うので、手動で出来る部分が少ない。微調整が出来ない。

4.編集を自動で行ってくれるのがすばらしい。サウンドとエフェクトの掛かり方が自動なのが楽。

5.複数の人が写っている写真を読み込むと、メインの顔でなく脇の顔を取り込んでしまう。

6.取り込む時にエラーが頻発する。

7.個人のムービーの展示会では見るに耐えないムービーもあるが、PMBバイオエディションで編集をしたムービーは出来がすばらしい。

8.ベースはPMBで行い、微修正を他のソフトで行ったりもしている。

ソニーの担当者からの返答。
エフェクトなど効果を気にせずに、どの写真を選ぼうか、どのコメントを入れようか、どのBGMを選ぼうかという点をPMBバイオエディションは目指して開発しました。しかし、微修正の機能が必要と言うことが分かりました。

質疑応答

素材の取り組みはうまくいきましたか?

ショートムービーをカレンダーで表示すると真っ黒になってしまう。最初の絵を表示するので黒い絵となる。改善したい。

PMBバイオエディションで動画を編集するのにはソニー製品のみ対象なのでしょうか?
動画のAVIファイルはだめ。変換すれば編集を出来る。
現在のデジカメの動画のフォーマットが多様化してしまい、対応しきれない。再生は可能だが編集は不可能となっている。
代表的なフォーマットのクイックタイムに対応していない。
フォーマットを変換するところでトラブルを起こしやすいので対応できないのが現状。いずれフォーマットが収束の方向に行くのではと思われるのでそのときには対応したい。

PMBの管理機能は便利なので、動画のフォーマット形式によって編集できる、編集できないのマーキングが表示されると管理が楽。

各機能について?

補正機能について。モザイクかぼかし機能が欲しい。クルマのナンバーなどを隠したい。傾きを修正したい。トリミングの機能が欲しい。縦を重視しているエフェクトか横のエフェクトか一見すると分かる機能が欲しい。

ショートムービー。プレビューで見てみると、使われる画像と使われない画像があるので入れ替えるのだが、反映されない。入れ替えはできるがデリート(画像の削除)は出来ない。

テーマと曲を同時に代えることは出来ない。テーマを代えて曲を選択すると時間が掛かることがある。

プレビューの画質は悪い。WEB用の小さい画質で出力して確認する。右クリックして画質を選べる。初期設定は画質を落としてなめらかに再生させる様にしている。

画像の表示はテーマによって撮影順、ランダムなどに決まっている。
修正することができる。
音楽やテーマよりも写真の数が少ないと、強制的にランダムになって同じ写真が繰り返し出てしまうこともある。

ラベルはドラッグをして一括して変更することが出来る。

ファイル名は変更できない。

コメントはExifの領域に書かれているので、エクスプローラーで検索をすることができる。

テーマを変えると文字入力がデフォルトになってしまうので、手間が掛かる。画像が飛んでしまったり重複したりする。
作っている時は微修正が出来なかったりと手間が掛かったが、実際に出来たムービーを見るとエフェクトなどの効果が自動で行ってくれているので楽しい。

感想

実際にPMBバイオエディションを使用したあとで開発者の話を聞いたあとで質疑応答ができたことは大変興味深いことでした。
わたしが操作性や動作に不自然さを感じていた点が、実は初期設定でそのようになっていて変更ができないものであったり、簡単な操作で変更できるものがあったりということがわかりました。

逆に言えば、簡単手軽に操作ができて完成度の高いムービーの作成や、画像管理ができることを目標としたPMBバイオエディション2010ですが、まだまだ発展途上にあるようです。

昨秋に発売されたWindows7は早くからアルファ版、ベータ版を一般に公開してデバッガを行い、実際に製品として発売されたあとはマイクロソフトのOSとしては異例の高い評価を受けています。通常、マイクロソフトのOSの初代は出来が悪く、ヘビーユーザーやエンタープライズユーザーは大抵SP1が出てからOSを乗り換えるのですが、Windows7は完成度の高さからSP1の登場前に乗り換えても不安は無いというのが一般的な評価です。それでも導入が比較的緩やかなのは、企業向けのデバイス、たとえば高機能複合プリンターなどのドライバがWindows7に未対応だからといえます。
PMBバイオエディション2010は現状ではアルファ版の域を脱していないアプリケーションといえます。
非常に高機能でありながら簡単な操作性は高く評価されますが、ユーザーが望まない処理を行ってしまったり、ユーザーが希望する機能が搭載されていなかったりしています。
PMBバイオエディションは2011、2012と年を経ることに完成度が高くなるのではと思います。

このレビューはWillVii株式会社運営の家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...

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2月 21st, 2010

Posted In: アプリケーションのレビュー, 参加レポート・ブログ・ブロガーミーティング

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