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パイオニアがこれまでのカテゴリーに分類不可能な新製品を作り出しました。そのフローティングビジョン3Dモニターのブロガーセミナーが目黒で行われましたので参加しました。(1/30 2009)

スピーカーはパイオニアの石川さん
20年以上3Dの映像と取り組んできた方です。
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このレビューは「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)

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フローティングビジョン3Dモニター開発秘話

パイオニアの紹介

まずはじめに、簡単なパイオニアという会社の紹介がありました。
パイオニアという「開拓者」の名前の通り、これまでとんがったものを開発・販売してきた会社です。
「より多くの人と、感動を(企業理念)」
「より多くの人に、より良い音を」

3D映像へのこだわり

スターウォーズのR2D2が出力したレイア姫の映像に感動したことが始まりだそうです。この映像には世界中の映像開発者が衝撃を受けました。レイア姫の立体映像をみて立体映像エンジニアを目指したという人も多くいるそうです。
わたしはこの当時、小学生でしたが、21世紀にはテレビはレイア姫のような立体映像になるのだと思っていました。
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85年の筑波博のときに調べたら、3Dは時々ブームが来てはすぐに去ってゆくという歴史を繰り返していたことがわかりました。

現在の主流の3Dは、臨場感が感じられなません。入り込む臨場感ではなくあたかもそこに存在しているような臨場感が欲しいと考えました。
メガネをかけなくても見られる3D映像を目指しました。

パイオニアの製品のポータブルCD「ループマスター」がヒントを与えてくれました。
表面が透明になっているのが特徴。小さなレンズが回転して光の輪が浮き上がる映像に見えました。小さなレンズが回転している状態になっていて、反射して光が浮かび上がっています。
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インタラクティブ性も不可欠。そこに存在する臨場感があれば、触ってみたい、話しかけてみたいと人は思う。
インタラクティブ性の新感覚臨場感があれば、見るだけの立体映像から立体で何ができるかという立体映像へと発展すると考えました。

3Dフローティングビジョンへの実現化

箱庭的臨場感として提案。(H12年JEITA高臨場感システム小委員会の報告書に載せてもらえた)
バーチャルでパーソナルな世界。
小型で箱庭的な感覚を映像で再現することを目指しました。
将来的には携帯電話の中にアバターによる通信。自分だけのバーチャルエージェント、バーチャル機器、タッチレス・コミュニケーションパネル(モニターを配置すると邪魔で危険となる場所に立体映像を表示)、などが実現できるのではないかと可能性を考えています。

3Dフローティングビジョンの特徴

裸眼で浮遊映像が見られます。
映像制作が容易です。
目が疲れにくい。輻輳と調整の一致。
だからから、ユーザーインターフェースに適しています。

基本原理

物体を照明で照らし、凸レンズで観察者に投影する。実像が結像するときに立体的に浮き上がる。レンズが大きくなるのが欠点。凹レンズでも同じ。
マイクロレンズアレイ(特殊な3D用レンズ)を使用して実現。(インテグラルフォトグラフィとは原理が異なります)
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目が疲れにくい(輻輳と調節の関係)

人間の目は2つの目で見ています。左右の目が内側を向くことで若干より目になる角度が輻輳角です。
両眼視差は、右眼用映像と左眼用映像の投影装置と立体像(虚像)の距離が長いと目が疲れやすくなります。
3Dフローティングビジョンは、目が疲れにくくするために、映像と立体像の間にレンズを入れることで距離を短くしました。

商品化へ

開発のコンセプトは、マニア向けの商品。自分の好きな人、ものには強い臨場感、愛着をしめすマニアを購買層に想定しました。
今までのカテゴリーにない商品なので、手探りで開発をスタート。社内ベンチャー的に開発、販売などを行いました。
戦略的な価格。
必要十分な品質(ハイスペック過ぎない)。
単独で動くスタンドアローン型かPCモニター型か。
マニア向けの製品ということで、単体で動作するスタンドアローン型は見送られました。パソコンのUSBソケットに差し込んで映像を映し出すデュアルモニター的な利用法を採用しました。この使い方ですと、パソコン内の静止画や動画をほぼすべて3D映像で再生できます。
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マイクロレンズアレイとの戦い

曲がり精度、表面精度を量産化しても確保するのが大変でした。
液晶の画素数、レンズの大きさ、映像の先鋭度などのもっともよいバランスを探しました。コンピュータでシュミレートもしましたが、最終的には人間が見て感覚で判断しました。
細かなレンズの集合体なので、レンズに凹凸があります。そのレンズの凹凸に埃がつかないように製品にはアクリルカバーがつけられています。アクリルカバーのおかげで指でレンズ部分を触って指紋がついても簡単に拭き取ることができます。
円形レンズから六角形レンズにして隙間を少なくしました。レンズ一つ一つの大きさは1ミリ以下です。レンズ単体を見ると六角形の小さなレンズが多数あるのが見えます。
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次は...。

「フローティングビジョンの将来性」を書きます。

このレビューはWillVii株式会社運営の家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...

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2月 22nd, 2010

Posted In: その他メーカー, 参加レポート・ブログ・ブロガーミーティング

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