うろぐ

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パイオニアから新たに発売されたフローティングビジョン FV-01がモニターとして貸与されました。
手軽に3D映像が楽しめる小型モニターです。
ブロガーセミナーで実機を試していたので、配送されるのを楽しみにしていました。
パイオニア フローティングビジョン

ひもを引っ張って取り出します。
このひも、箱ごととっておくと引っ越しやオークション出品のときに便利です。
このひもが無いと、発泡スチロールがばらけてしまって取り出すのに苦労します。
パイオニア フローティングビジョン

開梱したフローティングビジョンを早速試してみました。
わたしは「斜視」という軽度の先天性の障害を持っています。簡単に言うと右目と左目の視線が一点で交わらないため、常にものが二重に見えるというものです。わたしのような障害者が3D映像を見るのはきわめて困難なことです。その点からのレビューも交えてみました。

このレビューは「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)

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フローティングビジョンFV-01レビュー

インストール

Windows XP とVistaの32bitにのみ対応していて、Windows7に対応したとは説明書には書かれていませんがWindows7 ホームプレミアム 32bitには対応している製品のようです。SONY VAIO Type C(2009秋冬モデル)で試したところ、正常にモニターとして表示させることができました。
ただし、説明書通りのインストールを行うとエラーが返されます。エラー画面のあとで、「最適なインストールをしますか?」という確認画面がでますので、その指示に従ってゆくとインストールができました。
たまたまモニターとして貸与を受けているソニー バイオ タイプCがありましたのでインストールをして試したところ問題なく起動しました。
パイオニア フローティングビジョン

インストールCD-ROMを挿入するときに、オートランでない点が物足りなく感じます。
CD-ROMのディレクトリをあけるとWindowsとMacintoshの2つのフォルダーがあり、それぞれのOSに応じたディレクトリをクリックしてインストーラーを起動させます。

ドライバをインストール後、フローティングビジョンをUSBソケットに差し込むと、再度ドライバのインストールをします。
このときは2つのドライバは自動でインストールされますが、1つは手動でインストールをしなければなりません。
このドライバのインストールの煩雑さは是非改善をしてもらいたい点です。

インストール時のトラブル

最初にWindows XP SP3のパソコンにドライバをインストールしたところ、最後のドライバを手動でインストールしている途中でパソコンがフリーズをしてしまいました。
ポインターも動かないほどの重症です。Windows XPをSP1から愛用していますが、フリーズをしてもポインターまで動かなくなることはこれまでありませんでした。
一切のキー入力も受け付けないのでやむを得ず電源をスイッチで落としました。
その後、セーフティーモードで再起動して、フローティングビジョンのドライバをアンインストールしようとしますができないという表示がでます。何度繰り返しても同様でした。
最終手段としてWindowsのバックアップ機能でフローティングビジョンのドライバをインストールした直前に戻しました。バックアップ機能を使用するほどの深刻なトラブルも初めてです。
ちなみに機種はドスパラのBTOのディスクトップ、CPU Core(TM)2 Duo E8400 3.00GHzです。OSはWindows XP SP3。

VGAならではの仕様

フローティングビジョンはVGAですので解像度は640*480です。
このため、DVDやBDを再生するWinDVDなどのアプリケーションをフローティングビジョンで再生することはできません。
BDの映像が浮き上がったらおもしろいと試してみたのですがだめでした。

斜視でみるフローティングビジョン

正常な人の視線は、左右の視線の輻輳角(やそうかく)が見たいものの一点で一致します。
これによって、3D映像として認識できます。(写真をクリックすると拡大します)
パイオニア フローティングビジョン

対して、わたしの場合、先天性の障害のために右目の筋肉がほとんど動かないので、右目の視線はほぼ正面しか見ることができません。(紅い線がわたしの視線)
左目は健常者と同様に視線を上下左右に動かすことができるので、右目と左目で全く違った映像が脳に伝達されます。
このため、3D映像を立体映像として脳が認識することができません。(写真をクリックすると拡大します)
パイオニア フローティングビジョン

フローティングビジョンに限らず、2枚の映像を視聴者に見て貰い、メガネをかけることで立体映像に見せる技術(映画「アバター」など)は、わたしのような斜視の人には通じません。
フローティングビジョンの映像を見ていると、健常者には1枚の立体映像として脳が認識するはずが、わたしの脳は2枚の平面な映像として認識します。
このため、立体的に見せるための映像が重なり合ってしまうため、視神経が疲れます。1、2分見るのが限度でした。

フローティングビジョンの将来性

わたし自身は先天性の障害ために立体映像をほとんど楽しめませんでしたが、価格がもう少し下がり、なおかつ、フローティングビジョンに表示させる背景が黒い色となる映像をもっと手軽に作れるようになれば、パイオニアが想定する購入層の「マニア」以外も購入するのではと思います。

フローティングビジョンでユニークな機能は、赤外線センサーを立体映像が映し出されている位置に配置されていることです。
また、アプリケーションも用意されていて、赤外線センサーに触れると別の映像を表示させることができます。
これらの機能はまだ限定的で、1つの映像を流し続けて、センサーが感知したときにだけあらかじめ用意した映像を流すというものですが、こうした映像を複数設定できて、赤外線センサーが感知したときに、時間帯によって映す映像を変えられたり、センサーを2回触れると1回とは違った映像が出たりと変化をつけられれば、よりおもしろい製品になると思います。
写真は赤外線センサー。
パイオニア フローティングビジョン

フローティングビジョンはUSBソケットに差し込むことでパソコンにモニターとして認識されますので、すでにデュアルディスプレイ環境を設定していてもサードモニターとして利用できます。
日常的にデュアルディスプレイ環境を使う人も多いと思いますが、仕事をしている2台のモニターの片隅に仕事とは無関係の立体映像が流れ続けているというのも、息抜きになるのではと思います。
パイオニア フローティングビジョン

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  2. メガネなしの3D映像「フローティングビジョンの将来性」
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このレビューはWillVii株式会社運営の家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...

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3月 14th, 2010

Posted In: その他メーカー

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