前回、パソコンとトランセンドのカードリーダーでCFカードとSDHCカードの読み書きの速度を計測したのですが、予想外にCFカード133Xの読み込み速度が速い結果となりました。
今回は、読み込ませるストレージを変えて、パソコン以外でどの程度の読み込み速度になるか計測をしてみました。
今回、使用したのはエプソンのフォトストレージビューワP-7000です。
名称の通り、画像をため込む為のツールで160GBのハードディスクを内蔵しています。
そのほか、Adobe RGB 94%に対応している液晶モニターが付属しています。
今回計測した記録メディアはサンディスクのCFカード Extreme 8GB 60MB/s、トランセンドのCFカード 8GB 300X 、トランセンドのCFカード 4GB 133X 、サンディスクのSDHCカード 8GB 30MB/sの4種類です。
このうち、トランセンドのCFカードの133Xがほとんどの店舗で激安記録メディアとして売られています。
実験はリード(読み込み)のみ行いました。
これは、フォトストレージビューワがカードから読み込んで内部に画像を保存することが前提の製品だからです。
画像はキャノン EOS 7Dで撮影をした写真112枚、合計の容量は約0.82GBです。わたしが3時間弱かけて霧島山の高千穂峰を往復したときの写真です。わたしはこの日には、すでに霧島山を縦走しています。霧島山縦走後に高千穂値に登りました。往復3時間弱はわたしにとっては登山のうちには入らない距離です。写真の容量も普段の数分の1程度です。
奥に見えるのが高千穂峰の頂。手前に見えるのが坂本竜馬がおりょうと一緒に登ったときの一番の難所の馬の背です。坂本竜馬の時代には登山者が少なかったためか馬の背ほどにしか歩く幅が無かったそうですが、いまは大人がすれ違えるほど広々としています。
スペック上は最速になるはずの記録メディアです。
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EOS 40DからEOS 7Dに買い換えたときに購入した、当時は速度と容量と価格のバランスのとれた記録メディアでした。
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EOS 40Dを使用していた時に予備の記録メディアとして購入したものです。
ストレージを変更してもReadは予想外の早さでした。
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SDHCカードとしては比較的高速の部類にはいります。
この記録メディアはアダプターを介することでCFカードTypeIIとして使用することができます。
予備兼豪雨の時に使用するPENTAXのOptio W20の予備カードと兼用としても使用できるで、CFカードがいっぱいになった時に使用できるようにアダプターとともに携行しています。
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SDHCカードの読み込みの遅さに驚いています。
逆にCFカードの133Xの読み込みの早さは本物のようです。
300Xや60MB/Sとほとんど読み込む速度に変わりがありませんので、倍以上の金額を出して133X以上の速度のCFカードを購入する必要はなさそうです。
この記事は別のブログに書いたものですが、そのブログを一時閉鎖することになりましたので、こちらのブログに移転することになりました。
わたし個人の所有のカメラ用品だけでなく、モニターとして貸与を受けた製品も含まれているので、削除するよりも移転して継続して掲載することにしました。
記事の入力された年月日は当時のままです。
2011/4/19
mizunuma 3月 2nd, 2010
Posted In: 記録メディア(CFカード/SDHCカード