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わたしが先月、ヤマダ電機に予約販売を申し込んだソニーのブラビア、2010/6/10発売の3D液晶テレビの試写会を兼ねたブロガーセミナーがありました。
わたしが新型ブラビアの購入に踏み切ったのは4倍速の映像の表現力ですが、3Dモデルは購入の対象にはしませんでした。

なぜかというと、わたしは斜視という先天性の障害なので、ものが二重に見えるから、左右の目の角度を利用して立体映像を見せる3Dには縁がありませんでした。左右の目の視点が一点に集中しないので、左右の目の角度を利用した立体映像が、それぞればらばらの映像に見えてしまうからです。

ところがブラビア3D液晶テレビは、わたしでも立体映像を見ることが出来ました。
なぜか?
ソニーのブロガーセミナーの記事の中で、なぜわたしが立体的な映像を生まれて初めて見られたのかを書いて行きます。

※写真はSONY BRAVIA LX900 52インチモデル。
SONY LX900 52V 3D TV

このレビューは「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)

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ブラビア3D 開発秘話

最初のスピーカーは齋藤栄一さん
ホームエンターテイメント事業本部企画戦略部門MK戦略部
3Dブラビアプロモーション担当。

3Dワールドのソニーの取り組み

3Dエンターテイメントは総合的な取り組み。
3D映像に対しては包括的な取り組みが必要ですが、隅から隅まで取り組めるのは世界でソニーだけです。唯一のメーカーです。
これまでの映像のエンターテイメントの変遷は白黒からカラーへ、次いでハイビジョンへ、そして3Dへ。
SONY 3D TV

ソニーはコンテンツの制作機材の開発も取り組んでいます。ソニー3Dテクノロジーカメラでアバターを撮影しました。
コンテンツを制作する機材の開発を行うことで分かるのは、単に3Dの映像は撮影をするのではなく、心地良い3D映像を撮影することが必要ということです。このためカリフォルニアにあるソニー3Dテクノロジーセンターで人材の育成も行っています。
SONY 3D TV

3Dエンターテイメントを立ち上げるには?

様々なコンテンツを家庭や映画館に届ける仕組みを作ることが大切です。普及させると言うことです。
コンテンツは、ゲーム、映画、スポーツ中継。
ディストリビューション(配信)は、デジタルシネマ、民生規格(BD、HDMI)、3D放送。
ディスプレイ(表現)は、3D映画館、家庭向けフルハイビジョンテレビ。
SONY BRAVIA 3D TV

3Dブラビアの開発

3D映像を「特別な人の特別な用途のもの」にしたくないというこだわりがありました。
1.家庭でも画質、使い勝手に妥協しない3Dテレビを開発。
2.テレビなので3Dもいつもの家庭環境で見るのはあたりまえの製品を開発。

そして生まれたのが3Dブラビア
高画質3Dを快適な使い勝手で提供。
1.ソニーが先がけて実用化した4倍速XLEDバックライトの応用。
2.多くの人にフィットする3Dメガネ。

その道のりは平坦では無かった

理論上の壁は3点
1.精細度、フルハイビジョンの維持。
2.クロストーク、立体感の低下。右目と左目の映像が同時に見えてしまう二重像の解消。
3.輝度、大幅な輝度低下。メガネをかけるために明るさが落ちてしまう。
理論を越えた壁。頭の中で錯覚で見せている映像が3D。最新技術だからこそ、現場、現物、現実を評価して開発を進めてきました。

Full HD 3Dの実現

ライン・バイ・ライン表示方式とフレームシーケンシャル表示方式の2種類の3D映像方式があります。
ソニーはフレームシーケンシャル表示方式を採用しました。

ライン・バイ・ライン方式の説明。
右目用と左目用のカメラでそれぞれの映像を撮影。ラインごとに右目用と左目用の映像を映し出します。
テレビの前に貼ったフィルターとメガネで映像を分けて3D映像化します。
片方の目に映る映像の解像度は半分になります。
表面にフィルターを貼るので2Dの映像の画質も悪くなってしまいます。
なおかつ、フィルターが高価で3D専用のテレビとなってしまいます。

フレーム・シーケンシャル方式。
右目用と左目用のカメラで撮影。
右目用と左目用の映像を高速で映し出してゆきます(ブラビア3Dは1秒間に60コマ)。
右目の映像が映し出されている時には左目のメガネが閉じて、左目の映像が映し出されている時には右目のメガネが閉じます。
高速で動作することで3D映像化しています。 3Dテレビが発売されたからと言って、すぐにコンテンツが充実することはありません。2Dの映像も綺麗に表示できる3D専用テレビでないテレビがブラビア3D。
SONY BRAVIA 3D TV

斜視のわたしが3D映像を見られたわけ

わたしが3D映像を見られた理由がここにあります。
ブラビアは左右同時に映像を表示しません。
メガネが右か左かのどちらかを見えないようにしているからです。
つまり、わたしの目には右目か左目か、どちらか片目が見た映像しか捉えていないことになります。片目でしか見ていなければ、ものが二重に見えることはあり得ません。

クロストーク・表示方式の壁を破れ

プラズマは応答速度が速いが液晶は応答速度が遅いのでクロストークが発生します。

液晶テレビは応答速度以前に、液晶の画面書き換え方式自体が課題となりました。
120Hz駆動での3D表示。1/120secで映像が表示されます。どのタイミングをとっても右目用、左目用のだけの映像を切り取ることが出来ないのです。そこで4倍速技術を使ってクロストークの低減を計りました。
1.4倍速は3Dのために実現したとも言われています。
2.さらに、液晶応答を3D表示に最適化。
なぜ4倍速だとクロストークを抑えられるのか?
1/240secで1映像が映し出されます。完全に1映像だけ右映像、左映像が提供でるのです。
SONY BRAVIA 3D TV

4倍速の歴史は、2008年に世界初の4倍速を発表、2009年にラインナップを拡充、2010年3Dテレビを発売。

高輝度3D映像の実現

LEDバックライト制御技術。
ユーザーに見せたい映像の部分にだけLEDバックライトを照射して、見せたくない映像の時にはバックライトを消します。
高速点灯が出来るLEDだから可能な技術です。
LEDは超高速に高精度な制御が出来きます。
消している映像があると、つけている映像の時にはより明るくする工夫が出来ます。
シャッターメガネとの高度な組み合わせによって明るい3D映像が実現できました。
PDPよりも液晶の方が明るいと言われています。液晶は縦の波、PDPで3Dを実現するにはメガネに偏光板が必須で横の波の光が除去されてしまうので、比較すると明るさの違いがでるそうです。メガネのシャッターは液晶で出来ています。だから、液晶テレビと相性が良いようです。
SONY BRAVIA 3D TV

階調制限

プラズマの階調制限とは、一つの映像を作り上げるのに何回もの光の発光をしています。どの部分を何回光らせることで映像としています。しかし光らせる回数は限界がでてきます。
2Dの映像なら問題がありませんが、3D映像となると右目と左目の2つの映像に対して処理をしなければならないので、階調がスムースに行かなくなります。

液晶の階調制限は、電圧の強弱で行います。3Dでも右目、左目の電圧の強弱で行えるので階調がスムーズになります。

外光クリッカーの低減

一般的なシャッターメガネは開いているときは、横の光の波は除かれて縦波だけが届きます。
ブラビアのメガネは開いているときは縦の光のみを通します。閉じている時は横の波だけを通します。メガネが閉じていようと開いていようと同等の光が入るように工夫されています。
SONY BRAVIA 3D TV

画質評価の課題

理論だけでは高品質な3Dは実現できない。
1.3Dとは錯覚を利用したもの。
2.人間の脳がどう錯覚をするかは実際に試さないと分からない。

正となる見本が現在はありません。
1.2D映像ならBMV(業務用モニター)の画面確認。
2.3Dは今は基準がない。
3.コンテンツのジャンル毎に調整が違います。
4.コンテンツを作った人の頭の中にしか正解はありません。
5.映画、ゲーム、ビデオという幅広いジャンルでコンテンツを作る人をグループに持っているソニーの強み。

次は...。

3Dメガネの開発秘話を書きます。

ブラビアの記事の一覧

  1. ソニー3DブラビアLX900 試写体験ブロガーセミナー(2010/04/24)
  2. SONY 3D BRAVIA LX900 試写体験ブロガーセミナー|3Dメガネ編(2010/04/24)
  3. ソニー3DブラビアLX900レビュー|試写ブロガーセミナー(2010/04/24)

このレビューはWillVii株式会社運営の家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...

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4月 24th, 2010

Posted In: 参加レポート・ブログ・ブロガーミーティング, 薄型テレビ

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