日本のゲーム産業の知識を取り入れました(ゲームにクス)。
省エネルート探索。
燃料を最小限に消費するルートを検索し案内します。
各種の条件を加味して省エネルート探索。道路の混雑や高低差による坂道を判断材料にするようにしました。
高低差を無視すると、燃費の差に25%もの開きが発生するそうです。
このレビューは「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)
実証するためにチームは4万キロを走りました。地球1周分です。
他にセダンやコンパクトカーなど40車種の車両でテストを行いました。
ちなみに旅好きのわたしのオートバイの走行距離は10年間で約15万キロ、他に自動車での旅行は2年間で約3万キロです。4万キロと言われても逆にその程度かと、逆に拍子抜けをしました。以前に本田技研工業の工場でスポーツカーのS2000を作っていたのですが、朝礼で今朝S2000の試験車両の走行距離が10万キロを越えましたという話があったことを覚えています。
わたしの基準からすると4万キロはまだまだ走行距離が足りないなと言うことになります。
おもしろいのが体力と精神力への挑戦という話でした。
法定速度でテストを実施したので、ストレスが溜まりました。今時、パトカーでも法定速度は守りません。むしろ法定速度を守って走行すれば事故に遭う確率がグンと上がります。これはオートバイで走ると顕著にわかります。精神的なストレスの中には事故の恐怖もあったのではと思います。
また、夏はエアコンなしで走行をしたり、冬はヒーターをなしで走行したり、運転者には体力的につらい状況下でのテストを行いました。
わたしがダートトライアルに参戦していたときは、車両がレース仕様の車でしたので、ナンバーつきの市販車なのですが設計上エアコンが取り付けられませんでした。ですから、夏の暑さの中の走行の過酷さはよく知っています。
用意された車は2台。1台はSmoonaviを搭載した車。もう一台はHDDを搭載した車。
最初に試乗した車はHDD搭載モデルでした。
Smoonaviがエンターテイメント性をどちらかと言えば重視しているのに比べると、HDDを搭載したカーナビは音質を重視した機種です。
カーオーディオとしての音質の違いは車に取り付けられたカーナビからの音を聞いてみないと分かりません。
一般のドライバーにとっては購入して初めて高音質に触れることになります。
高価な製品なのですが、車内という閉鎖された空間で利用する特殊性のために、本当の音質はわかりにくくなっています。
どちらが優れているというわけではなく、機能が違っているのです。
ゲームの応用のエコを楽しく出来るモード。
エコを無理に実施すると苦痛を感じる場合があります。それではエコも長続きしません。Smoonaviはエコ・ドライブを楽しんでもらうために、様々な工夫をしています。
樹木を育てるのもその一つ。エコドライブを実践していると樹木が大きく育って行きます。やがて巨木となると新しい若木が生えてきて、巨木は背景画像となります。これを繰り返すと草原だった画面が林となり森林へと変化して行きます。
燃費の悪い急発進や急停止を繰り返したりすると、ブラックシーオーツーが出てきます。
このあたりの配慮もゲームの感覚が取り入れられています。
ただし、このエコ機能、ガソリン車など1種類のエンジンで動く自動車を想定していますので、プリウスやインサイトなどのハイブリット車には適応できません。例えばハイブリッド車は下りでエンジンを止めて充電をしますが、Smoonaviのエコ機能は下りでも多少の燃料が消費されたと計算します。
運転中の音量操作はできるだけドライバーにさせないようにしています。
ドルビーボリュームにはモデラー機能とレベラー機能があります。
テレビから採用されたドルビーボリュームは人の声の聞きやすさに注力していました。
つまり、音楽を聴くことは副次的だった訳なのです。
クラリオンには「音のプロ集団」という、音の匠と言って良い方たちがいます。
こうした方が音を視聴します。
音質というのは数値化できない、人間の感性に負うところが多いのでしょう。
音楽系ソースと映像系ソースを独立して設定値を変更できるようになっています。
おもしろい話として、ボーカルの音はステレオ再生でも左右同じ音が出ているので、ボーカルの音だけを取り出すことが出来るそうです。
ボーカルの音は通常、フロントスピーカーかセンタースピーカーなど前から流しますが、そうすると後ろの座席で聞くと音に物足りなさを感じます。それを回避するために、ボーカルの音だけを取り出して後ろのスピーカーからもわずかな音量で名がしています。
映画をDVDで再生することも出来ます。映画は映像だけでなく音が重要な役割を果たしますが、台詞は音楽のボーカルと同じで左右同じ音だそうです。このため、台詞はフロントスピーカーかセンタースピーカーなどの前からながしています。
話を聞いてなるほどと感心しました。
ブルートゥースを採用することで、ブルートゥース搭載の携帯電話を経由してインターネットに接続して最新の情報を取得したり、検索した情報を得ることが出来るようになりました。
マップルガイドデータから8万件を収録。
VGA画面を採用しているので高彩度でとても見やすいです。
Google mapsや「チズルとススム」と連携しました。
キーワードで検索をかけるとパソコンとどうような操作でGoogle mapsから位置情報を取得できます。
Google mapsの表示機能でユニークなのは、実車が居る位置から近い順に上から表示されること。
ブルーツゥースを利用している場合、携帯電話から情報を得ています。携帯電話のハンズフリー機能を利用しているとブルーツゥースの常時接続機能が利用できなくなります。このため、Google maps検索などネットから情報を取得する場合に、その都度にインターネットにアクセスするので検索の操作をしてから検索結果が表示されるまで、ちょっとタイムラグが発生します。使ってみるとこのタイムラグが意外にストレスに感じました。
この機能はパソコンからデータをSDカードにダウンロードしてきてカーナビに読み込ませることも出来ますが、車上でリアルタイムに操作しようとすると、携帯電話がブルーツゥースに対応している必要があります。
また携帯電話の料金体系もパケ放題であることが必要でしょう。
わたしの携帯電話は旧式なのでブルーツゥースに対応していません。といって防水防塵耐衝撃性を備えたGzONEというカシオの特殊なカテゴリーの携帯電話なので買い換えることも出来ません。
カーナビの基本機能はほぼ同じなので、付加価値のどちらをとるかで選ぶカーナビも自ずから決まってきます。このあたりにクラリオンのカーナビの商品ラインナップにしたたかさを感じます。
お子さんがいる家庭ならSmoonaviはお勧めです。ゲーム性を取り入れているのでお子さんだけでなく大人も楽しめそうです。
エンターテイメント性は必要とせず音楽にこだわりを持つ方ならHDD搭載モデルがお勧めです。
過去には関西弁バージョンなどがありました。
現在はナビゲーションの音声を購入することが出来ます。
下条アトムさんの案内のナビゲーションを聞いたのですが、普段聞き慣れているカーナビの音声案内とは全く違う感覚で、戸惑いもありましたが、とても楽しかったです。自分のお気に入りの声優さんや俳優さんの声で案内をして貰えるのはおもしろいです。
開発期間は1年間。
地図データの更新は半年ほど前の地図を利用。
地図データが収められているSDHCの容量は8GB。
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このレビューはWillVii株式会社運営の家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...
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mizunuma 6月 27th, 2010
Posted In: GPS/位置情報システム, 参加レポート・ブログ・ブロガーミーティング