2/4と6は高尾山、2/5は上野の不忍池で野鳥の撮影をしてきました。
カメラはキャノン EOS 7D、レンズはTAMRON 18-270mm PDZです。
レンズの望遠側の性能を確かめたかったので、主に270mmで撮影をしました。
バードウォッチングで写真を撮るなら、400mmから500mmの超望遠レンズを必要とする渡良瀬川遊水池のようなカメラマンが被写体に接近できないような環境をのぞけば、これ一本でカバーできます。
不忍池の水鳥
天候は薄曇り。
少し薄暗く感じたので、270mmの望遠の撮影にはすこし厳しい環境だったかも知れません。ISO感度を高くしています。
不忍池で水鳥を撮影する場合、近寄ってきた鳥を撮すと上からの目線となってしまいます。
横から見た水鳥を撮すには、ある程度沖を泳いでいなければなりません。
オオバンです。
黒い羽に白いくちばしが特徴の鳥です。
背中の鱗状の羽模様が綺麗に再現されていました。
シャッタースピード:1/800
f/9
ISO1600
270mm
毛繕いをするキンクロハジロのオス。
水をはじいていない、濡れた羽毛が見えます。
シャッタースピード:1/500
f/9
ISO1600
270mm
ヒヨドリ。
シャッタースピード:1/80
f/9
ISO400
270mm
泳ぎ回るハシビロガモ。
枯れた蓮の茎が邪魔をしている場所で、ハシビロガモが素早く泳いでいました。
シャッタースピード:1/200
f/9
ISO1250
50mm
ダイサギ。
シャッタースピード:1/500
f/9
ISO1000
270mm
羽ばたくユリカモメ。
曇天で光量が足りない中で270mmの最大望遠で、空を飛びかうユリカモメを撮れるのか自信が無かったのですが、はがき大の大きさに印刷できる程度の写真が撮れました。
シャッタースピード:1/640
f/9
ISO1250
270mm
高尾山の野鳥
正確には陣馬山で見かけたオオマシコのつがいです。
葉の落ちた樹木の中で、赤い羽毛がとても目立っていました。
シャッタースピード1/320
f/9
ISO400
270mm
生藤山で見かけたミヤマホオジロ。
曇天、午後3時を廻り、太陽は傾いていて、山峡の集落には日がささなくなっていました。
このときはなかなかオートフォーカスのピントが合わず、前後に行ったり来たりするモーター音が気になりました。
シャッタースピード1/320
f/9
ISO400
270mm
バードウォッチングと18-270mm PDZレンズ
18-270mm PDZレンズの270mmまでの望遠、VC手振れ補正、短時間でピントが合ってくれるAFの恩恵をもっとも受けられる一つはバードウォッチングではないでしょうか。
高尾山と不忍池という異なったフィールドで野鳥を撮影してみて実感をしました。
270mm望遠を多用したので、手振れを防ぐためにISO感度を高くしてシャッタースピードを速くする工夫はしましたが、270mmで撮影をした写真に手振れは見あたりませんでした。
すっと現れて、あっと言う間に去ってしまう野鳥の撮影には、素早くピントが合ってくれるレンズとカメラは貴重な戦力となります。
このレンズは270mmの望遠ではなかなかピントが合わずに多少ストレスを感じることがありましたが、野鳥を撮影できないほど鈍い動きではありませんでした。
ブロガーミーティングの撮影会で多少気になっていた超音波モーターですが、フィールドでの撮影で耳についたのはミヤマホオジロを撮した時だけでした。このとき聞こえていたのは自分の足音だけで、カメラを構えた時に立ち止まり足音も消えた静寂の中でしたので、超音波モーターの音が聞こえてきたのだと思います。
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