高尾山に連なる景信山で休憩を取っていたら遠くの空にトビが浮かんでいました。
高度が山頂と同じくらいらしく、水平の目線で見られました。
普段使用しているキャノン 15-85mm USMレンズなら撮影できない距離なので撮すことも考えないのですが、今回カメラに取り付けてきたタムロン 18-270mm PDZレンズなら撮すのに十分な距離です。
カメラの設定を多焦点から単焦点に変えて、風に浮かんでいるトビを撮りました。
高倍率ズームレンズの魅力の一つが、このように突然現れる被写体もとっさに撮せることです。
このときは、登山用の食事のレビューを書くためにガスストーブやフリーズドライのパスタの写真を撮っていたのですが、全く同じレンズで遠くを飛ぶトビも撮すことが出来ました。
カメラはキャノン EOS 7Dです。
これが最大望遠で撮影をした写真から、トビを切り抜いたものです。
270mmの望遠、手持ちの撮影にもかかわらず、手振れは起きていないようです。
単焦点に変えてあるので、同じ日の朝に撮ったカワセミと比べてもピントも合っているようです。
最大望遠で撮したトビの写真を縮小したものです。
風に揺られてトビは位置が一定していませんでした。
トビを撮すのに高速連写を使わず、一枚一枚をシャッターを切りながら撮しました。
このため、パラパラ漫画のようにトビの姿が少しずつ変わって行く写真となりました。
トビを見ていて感心するのは、巧みに上昇気流をとらえることです。
先日のタムロンのブロガーミーティングで写真家の並木さんに教えていただいた、「望遠レンズで遠近感を持たせる」手法は背景をぼかせることで手前の被写体を浮き上がらせる事でしたが、トビの写真は図らずもその逆バージョンとなり、手前の木の枝がぼけて写っていて、被写体のトビとの距離感を出してくれているようです。
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mizunuma 2月 5th, 2011
Posted In: タムロン 18-270 PDZ