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ThinkPadシリーズのモニターの最後の機種はX201 Tabletです。
OSがWindows7となってから使いやすくなったTabletですが、基本はモバイルノートのX201sです。(X201sにはすでに後継モデルのX220が発売されていますが、X201sも買いやすい価格帯で併売されています)

このノートブックはLenovoの製品ですが(本社はアメリカ)、TinkPadシリーズの設計は日本で行われています。(神奈川県大和市)
NASAが宇宙に持ってゆくなど、世界的に高品質のノートブックのパソコンとして認められているのですが、アメリカ製のDELLやHPのノートブックと比べると細かな点にまで配慮が行き届いているのが分かります。日本人ならではの職人気質的な設計なのかと思ってしまいます(具体的には本文で触れます)。

Lenovo ThinkPad X201 Tablet外観をチェックしたあと、近くのファミレスに持ってゆき使ってみました。

外観から見た機能

筐体

手で持ってみたところ。
X201sのつもりで持ったためか、「以外に重い」と言う印象でした。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

表面は汚れがつきにくく、ついても目立ちません。
持ち歩くことが前提のモバイルノートでは、汚れにくく、汚れや傷が目立たない筐体は基本のはずなのですが、デザインを優先している機種が多いのが現状です。本来のモバイルノートのスペックに忠実なThinkPadが質実剛健などと比喩されるのが現状です。
ThinkPadの製造販売をしているLenovoでもIdeaPadなどデザインを重視したモデルを販売しています。

大きさの比較

大きさを比較するのに、11インチのHP製のdm1と比べてみました。dm1はモバイルノートとネットブックの中間のカテゴリーと言われるCULVに属しています(CPUはSU2300 1.2GHzデュアルコア)。
上から見るとほんのわずかにX201 Tabletの方が大きいと言ったところです。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

横から見てみると、厚みがずいぶんと違っています。
ちょっと驚きました。
dm1がくさび形になっているのに比べると、X201 Tabletは横から見ても四角形なのがユニークです。
この形状と大きさが堅牢性やキーボードのタイプのしやすさなどのユーザービリティの良さにつながっているのかもしれません。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

ACアダプター

モバイルノートといえども長時間使用するときには必携となるのがACアダプターです。10時間を超えて使えるバッテリーを搭載したモバイルノートもあり「ACアダプターは不要」と謳っていますが、わたしの様にパソコンをリュックサックに入れて数日間旅に出てしまうユーザーには10時間では短すぎます。
持ち歩くのには小さく軽いほどよいのですが、米国のパソコンメーカーの製品のACアダプターは日本製に比べると大きく重いのが通り相場となっていますが、ThinkPadだけは別なようで、X210 Tabletも小さく軽いものです。
電源ケーブルも細いので取り回しが楽です。(大きさの比較はREGZA Phone)
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

モバイルして気づいた点

USBソケットの位置と数について

USBソケットは向かって左側に1つ(パワーUSB)、右側前に1つと奥に1つの計3つ。
右側の前と奥に分かれて2つあることで、意外なメリットがあることに気づきました。

右手前のソケットにUSBフラッシュメモリーを差したままSDカードを取り出そうとすると、USBフラッシュメモリーが人差し指に引っかかって壊してしまいそうになりました。
右側には奥にもう1つソケットがあるので、そちらを使かえば邪魔になりません。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

SDカードリーダーの位置について

SDカードスロットは斜めにデザインされた正面にあるので、テーブルに置いて使用しているときはSDカードが取り出しにくいです。
SDカードを取り出すにはパソコンを左手で少し持ち上げてから右手で取るか、右親指でパソコンを押し上げながらSDカードを取り出すかしなければなりません。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

キーボード

12インチのモバイルノートとは思えないタイプのしやすいキーボードです。癖のないキー配列なので、購入したその場から、ブラインドタイプできます。
FnキーとCtlキーの配列は好みでしょう。EpsonのパソコンのようにBIOSから変更ができれば言うことなしです。
ThinkPadでも14インチ以上の一部の機種ではキーボードが微妙にたわむのですが、12インチモデルのX201 Tabletではたわむこともありません(たわむんで打ちにくいわけではなく感覚的に違和感を感じるだけですが)。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

キーボードのスペースの関係から小さなキーが使われている「矢印」キーですが、そのパームレスト側(手前)に指の腹の形の溝が掘られています。これなどもブラインドタイプをするときには役立ちそうです。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

慣れるまでは不便だけれど、慣れたらとても便利と思われるキーが独立した「PgUp」と「PgDn」キー、「Home」と「End」キーです。ほとんどのモバイルノートでは、Fnキーとの組み合わせでタイプをするのですが、大量にテキストをタイプするときには、カーソールの移動にこの4つのキーが欠かせません。慣れればFnキーとの組み合わせでもブラインドタイプができてしまいますが、それでも独立したキーがあれば作業効率はよくなります。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

キータイプはやわらかめなのですが、ある程度力を入れないとタイプできない腰の強さを持っています。これはタイプミスを防いでくれるはず。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

ファンクションキーのF4とF5の間、F8とF9の間、F12とDeletの間に空間が設けられているのがさすがによく考えられています。
モバイルノートはキーボードのスペースが限られているために、ファンクションキーの空間は設けられていないことが多いです。ブラインドタイプをしているとキーボードは見ないので、ファンクションキーを押し間違えやすかったのでこれは助かります。
あまり使わないESCキーがF1キーの上にずらされているのは、やむをえないでしょう。
もう一点。わたしは外「Fn」内「Ctl」キーの配列に慣れているので、Ctlキーを使う場合には目で確認をしなければなりません(これは好みのと慣れの問題です)。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

トラックポインターとトラックパッド

トラックバッドの精度はとてもよいです。ただしモバイルノートのために縦横のサイズが小さいので、使いにくいです。大きくカーソールを移動させるときにはトラックポインターの使用が不可欠です。
わたしが気に入っている使い方は、ポインターの移動にはトラックポインターを使い、右クリックにはトラックパッドを親指で二回たたくというものです。ポインターを微妙に移動させるときには慣れているトラックパッドのほうが使いやすいので、親指で移動させます。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

タイプをしていて気づいたのは、トラックポインターに隣接している「G」と「H」キーをタイプするときに、トラックポインターに指が引っかかってタイプができないときがあることです。慣れの問題と思いますが、トラックポインターを搭載している機種がThinkPadシリーズ以外ではわずかしかないので、ユニークなことといえそうです。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

LEDランプ

クールなデザインということで、パソコンによく使われている青色LEDが、X201 Tobletでは使われていないのがうれしいです。わたしは視覚過敏で青色LEDの光が目に付くと1時間ほどで目が痛くなってしまいます。そのため、使用しているパソコンや周辺機器に青色LEDが使われていると、裏返したり、それもできないときにはガムテープで目隠しをしています。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

液晶モニター

タブレットなのでやむをえないのですが、透過率がやや劣るので、バッテリーのもちを優先させるために、モニターの輝度を落とすと、文字が見えずらくなります。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

携帯性

わたしに取っては常時持ち歩くのに不満のない重さですが、X201sの4セルバッテリーモデルが約1.1kgなのに対して、X201 Tabletの4セルバッテリーモデルが約1.7kgと5割ほど重くなります。少しでも軽くしたいというユーザーにとっては600gの差は大きいと思います。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

バッテリー

標準サイズのバッテリーの持ちが悪いことにはびっくりしました。ThinkPadシリーズのモバイルノートなので、8時間から10時間以上は持つと言う先入観があったのですが、実際には1時間とちょっとです。X201 tabletを使うのであれば、大容量のバッテリーを購入しなければメリットが十分には生かされないでしょう。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

タブレットならではの機能

タブレットPCならではの装備や配列がユニークです。
指紋認証がモニターの下に置かれ、タブレットからでも、キーボードからでも認証できるように配慮されています。タブレット側の電源ボタンは、ご操作を防ぐためにハード的なロックをすることができます。
タブレットメーカーはワコム。自社製ではないからOEMだろうと思っていたのですが、IntelやWindows7のシールと並んでWACOMがあります。
Lenovo ThinkPad X201 Tablet

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LenovoショップでXシリーズを見てみる。

4月 15th, 2011

Posted In: ThinkPad

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