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アルファ77を持って登山に行く2回目です。
前回は5月下旬の奥多摩三山を2日かけて歩きました。今回は6/10から6/11にかけて、大菩薩嶺の山地の雁ヶ原摺山(1874m)から笹子雁ヶ原摺山(1357m)まで稜線を歩きました。
天候は2日間とも小雨。山の撮影には適していませんが野の花の撮影に適した天候です。

秩父山脈の美しさは森林と渓谷と言われていますが、大菩薩嶺の山地の美しさも森林にあるかも知れません。
雨が降っていると山を歩いていても眺望は楽しめないのですが、もともと深い森林に覆われているこの山地は、数カ所の山頂を除いて眺望には恵まれていません。

晴れていても眺望が得られないのだから、雨でもあきらめが付きます。むしろ、雨が降ったことで初夏の青葉の美しさが際立っている様に思えます。
また、6月上旬はミツバツツジの開花の時期となっていて、そこここで満開の花を咲かせていました。
足元を見ると、スミレやマイヅルソウの可憐な花が咲いています。
樹高2mを越えるミツバツツジの花はどんなカメラでもそれなりに写せますが、地面から数センチに咲くスミレやマイヅルソウの花を写すのには、アルファ77のチルトモニターが威力を発揮します。

それともう一つ。レンズキットのレンズがF2.8と明るいことが、日が差さない深い樹林、しかも日差しの弱々しい雨天という悪条件下では、ISO感度をあまり落とさないでも撮影できることに寄与しています。

2012/6/10の早朝の大月駅から見た周辺の山の様子。
低い雲が垂れ込めていて、今にも雨が降りそうです。
DSC08073

野の花の撮影

光量が足りないのですが、全ての写真は、カメラの設定をPオート、ISOオートで撮影しています。

針葉樹の森

日の差さない森林、天候は霧。
シャッタースピード1/60、ISO400、f/3.80、ズーム16.00mm。
ホワイトバランスは曇天、クリエイティブスタイルはビビット、露光補正は+0.3。
めまぐるしく撮影環境の変わる山歩きでは、カメラ任せに出来るところは任せて撮影が出来ると、体への負担が少なくなり楽になります。スナップ写真ならこの程度に写っていれば十分でしょう。
あまり良くない撮影環境でもカメラ任せに出来るのがアルファ77の魅力の一つです。
DSC08251

スミレ

今回の登山で撮影をした花の中で最も高さの低かったのがこのスミレ。
3cmほどだったでしょう。
小指くらいの草花です。
DSC08272

それをアルファ77で撮影をすると、真横から写せます。
カメラは指一本地面から高いだけです。チルトモニターで無ければ写せない写真です。
F/4.5、ISO400、ズーム50mm。
ホワイトバランスは曇天、クリエイティブスタイルはビビット、露光補正は+0.3。
DSC08275

ミツバツツジ

これは樹高3mを越すミツバツツジの満開の姿。
霧の中の撮影だったのですが、不思議に霧が写っていません。目で見た花の姿よりも写真の方が鮮明に写っています。
F/8、ISO400、ズーム16.00mm。
ホワイトバランスは曇天、クリエイティブスタイルはビビット、露光補正は+0.3。
DSC08355

マイヅルソウ

これはマイヅルソウ。
高さが5cmほどの低い草です。
DSC08373

白飛びしていますが、これは樹林の中があまりに暗いので露光補正を+0.3にしていて、うかつにそのままの設定で撮影をしてしまったからです。
チルトモニターを使うと、16kgの重さのリュックサックを背負ったままでも、しゃがむだけで小さく低い花を真横から移すことが出来ます。
ファインダーを覗いて撮影をするカメラでは、この写真を撮るには匍匐前進スタイルをしないと撮れません。しかし、この日は雨で地面はぬかるんでいましたから、匍匐前進スタイルは取れないでしょう。
シャッタースピード1/80、F/2.8、ISO400、ズーム50mm。
ホワイトバランスは曇天、クリエイティブスタイルはビビット、露光補正は+0.3。
DSC08374

これはピンぼけした失敗写真。このマイヅルソウは、6枚撮影ましたが、ピントが合っていたのは半分の3枚でした。その3枚も設定そのほかで不満があるのですが、その不満は撮影する前に準備をしなかったから起きたものです。
DSC08375

白い花

野の花の辞典を引いても、名前が分からなかった白い花です。
スズランの様に釣り鐘型の花を付けています。
ファイダーで撮影をするとこの角度となります。
DSC08454

チルトモニターを使うと、花の下にレンズを置いても撮影が出来るので、花の中のおしべやめしべまで撮すことが出来ます。
これは、ファインダーで撮る場合には不可能なアングル。
DSC08456

野の花とアルファ77

チルトモニター(可動式の撮影用液晶モニター)は、前に使っていたデジカメにも着いていたので、野の花を撮影する場合に威力を発揮することは分かっていたのですが、16kgの重量のリュックサックを背負いながら1日20kmの起伏のある山道を歩きながら野の花を取り撮してゆく時に、体にかける負担の少なさには、改めて驚かされました。

ニコンやキャノンからもチルトモニターを装備したデジイチが発売されていますが、現時点では、チルトモニターを装備したデジイチで最も性能の良いカメラがアルファ77なのは間違い有りません。
チルトモニターが必須で、なおかつよりよい写真を撮ろうとするなら、アルファ77は心強い味方になります。

レンズキットのレンズ、16-50mm F2.8が、全てのズームでF2.8の明るさを保っているのがすばらしいです。
望遠側(テレタン)50mmは少し物足りないのですが、F2.8の魅力には勝てません。EOS 7DのレンズはF3.5-5.6とアルファ77のレンズキットと比べると相当に暗いです。

16-50mmレンズでは、野の花を撮影するのには、力不足なので、これだけカメラが野の花の撮影に対応できているのであれば、経済的な余裕が出来れば、マクロレンズを購入しても良いと感じました。
EOS 7Dの時は、ファインダー撮影では、荷物を背負いながらの撮影は、相当に難しいので購入に踏み切れませんでした。

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6月 13th, 2012

Posted In: A77