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Wristable GPSレポート

今日で24回目のブロガー向けイベントとなりました。先週は新しいカラリオのイベントがあり、わたしも参加しています。
これが今日のブロガーミーティングの様子です。
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今回のWristable GPSは腕時計形のGPSです。走った軌跡(GPS Log)をパソコンを通してNeoRunと言うエプソンが運営するサイトにアップロードして地図に表示させたり、平均速度や走行距離や消費カロリーなどを見たりすることが出来ます。
エプソンとしては初めてのスポーツグッズの発売です。
ちなみに、Wristable GPSシリーズは大変な人気商品となっています。わたしも8月中旬に700Sの予約をしてあるのですが、未だに手元に届いていません。当初のもくろみでは、8/23の発売なので遅くても今日のイベントには届いているだろうから、最上位機種と下位の機種を比較するレビューを書くつもりでいました。

これがラインナップです。
左からSS-700S、SS-500R、SS-300R(レッド)、SS-300G(ライムいグリーン)となっています。
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エプソンにとっては、初めて夜間に屋外を走るというブロガー向けのイベントの開催でもあります。
初物づくしですね。

今回のブロガーミーティングで、さすがAMNと感心させられたのは、皇居を一周できるランナーであり、ブロガーである人を20名前後も集めたことです。皇居を一周すると約5kmあるそうで、夜、仕事を終えてから30分前後をかけて5kmを走れるブロガーはそれほどいないと思います。

この写真は、皇居一周を参加ブロガーが走り終えて、へたばっているところです。
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以下、2012/9/13に開催されたブロガーミーティングのレポートです。

Wristable GPS開発の話

ネット上でエプソンというとパソコンメーカーやプリンターのメーカーというイメージが強いのですが、元々は時計メーカーです。
今でこそエプソン(EPSON)で通じますが、一昔前ではエプソンと言うよりもセイコーエプソンと言わないと通じないことがありました。わたしなどは20世紀からのパソコンユーザーなので未だにセイコーエプソンと呼んでいます。
エプソンの企業情報のページには、主要事業の項目に「精密機器(ウオッチ、眼鏡レンズ、FA)」と今でも書かれています。
その時計メーカーのエプソンの、腕時計の「省・小・精」のノウハウが生かされている製品がWristable GPSです。

時計メーカーのエプソンがこだわって作ったGPS。
エプソンによると、これまでGPSを作ってきたメーカーには、腕時計メーカーが殆ど無かったそうです。エプソンから見ると防水の精度があまり高いとは言えない製品が多いそうですが、エプソンのWristable GPSは5気圧、10気圧の防水性を持たされています。
5気圧というと水深5m、10気圧というと水深10mの深さまで耐えられるという意味なのですが、実際にアウトドアで使用するシーンでは、1時間に35mm以上の豪雨でしかも風速20m/s以上の暴風のなかで使う場合もあります。これを暴風雨と言うのですが、5気圧防水、10気圧防水でないと暴風雨の中での使用はまず無理です。一般に販売されている「防水製品」、例えばわたしが使用している東芝のREGZA Phoneなどが防水製品に当たりますが、これは日常の生活防水程度の能力しかありませんから、水の中に浸けても本体内部に浸水はしないという製品で、暴風雨の中で使うと内部に浸水してきます。
REGZA phoneの防水能力の限界を参照。
Wristable GPSの防水能力はこれから使う過程で分かってくると思います。エプソンが自負するほどの能力を持っていることを期待します。もし言うほどの防水能力が無いと、わたしの使用環境では悲惨なことになるはずです。

バッテリーを長持ちさせる工夫がいくつか施されています。
ハード面ではエプソンが独自に開発をした省電力のGPSデバイスを搭載してます(GPSの電波を受信するアンテナやチューナなどを含めたシステムの事をさしているのだろうと思います)。
一方、ソフト面では消費電力を抑制するアルゴリズムを採用しました。
これによって、GPSを使いながら14時間以上の動作時間を達成しているそうです。今年、北海道で開催されたサロマ湖100kmマラソンで使用したところ、9時間58分でゴールしましたが、バッテリーの残量が5時間以上残っていたそうです。
実際には15時間以上の駆動時間がある様です。
わたしはもっと過酷な条件で、しかも12時間以上を連続して使用するはずなので、本当の駆動時間を報告できると思います。

ちなみにこれがサロマ湖です。
サイクリストあこがれのオホーツクサイクリングロードが湖畔を通っています。日本一長く、日本一景観の美しいサイクリングロードで、網走から宗谷岬まで断続的にですが続いています。
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おまけです。
サロマ湖には冬になるとゴマフアザラシの群れが入ってきます。
この写真は、わたしがカヤックでサロマ湖を漕行していたときに、好奇心に満ちたアザラシの群れに囲まれてしまったときのものです。
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薄型軽量。フラットアンテナの採用。
従来品(主に欧米製品)はボディの横に斜めにアンテナを配置しているのだそうですが、Wristable GPSは表面に平行な位置に薄型のアンテナを配置しています。

これがアンテナです。
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他社製品(欧米製)は腕が太い人向けと言えるので、日本人の、特に女性の手首だと細くて身につけられないリストバンドを持っている製品が多いそうです。
参加した女性ブロガーが、自分の腕にWristable GPSを着けたらしっくりと絞められたというので、とても喜んでいました。

正確に距離を算出する機能。
独自のアルゴリズムで距離データに補正をかけて正確を期しているそうです。
GPSは宇宙空間を廻っている人工衛星からの電波を受信して、位置情報を把握しますから、どうしても微妙ですが誤差が発生します。
特に、位置情報を元に、移動した距離や移動速度を計算する場合、誤差が大きくなる傾向にあります。
わたしが使用しているGAMIN eTreck Vista HCxは、距離の誤差は平均3%から5%です。2007年発売と大変に古い機種ですが、性能は未だに新機種にひけをとりません。ぜひ、Wristable GPSとデータを比較してみたいです。

スライドセンサーを搭載しています。
従来品はシューズに加速度センサーを取り付けているそうです。シューズに着けるために、本体プラス加速度センサーの2つが必要となり煩わしくなっていました。また、シューズに着ける様な小さなセンサーはなくしやすいでしょう。
エプソンのGPSは不要です。
スライドセンサーを搭載しているおかげでトンネル内でも計測可能になっています。
都内でランニング(サイクリングでも)をしていると、長短のトンネルを通過するのはごく当たり前となります。トンネルを通るたびにGPSからの信号をロストしてデータが空白になることを防いでくれます。
このスライドセンサーはどの程度の精度を持っているのか興味があります。トンネルの長さはどの程度まで対応してくれるのか。また、GPSからの信号が受信できない様な深い谷に厚い雲が多い土砂降りの雨が降り注いでいる様な場合でもスライドセンサーが対応してくれるのか、様々なシーンで試せそうです。

Webサービス(NeoRun)の提供。
Windows PCのみに対応しています。Macの方、ごめんなさいと言うところでしょうか。
現在はパソコンだけがデータをやりとりできるのですが、次期モデルではスマートフォンに当然対応してくると思います。そのときはiPhoneで利用できるでしょう。
NeoRunでは日々の記録、週の記録、月間の記録をきちっとした形で保存・閲覧ができます。また、TwitterなどのSNSとの連携もされています。

これがNeoRunのページ。
様々なデータを見やすい様に加工して表示してくれます。
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ラインナップは3種類。
マルチスポーツモデルSS-700S。アスリートモデルSS-500R。ファンランナーモデルSS-300RとSS-300G。
デザインはSS-700SとSS-300RとGがほぼ共通で、クールです。
SS-500Rは少し地味な印象のデザインとなっていますが、最軽量モデルということなので、軽量化のためにデザインを変えているのかもしれません。

SS-500Rの写真。
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心拍数を計測してくれるハートレートセンサー。
SS-700Sは標準で搭載。SS-500Rはオプションで搭載が可能です。

カロリー計算。
カロリー計算はWristable GPSの本体で計算してくれるので、NeoRunにアップしなくても、走ったその場で見ることが出来ます。
GPSは経度緯度から位置を測定しますが、4つ以上のGPS衛星の電波を受信している場合には、高度(標高)も測定してくれます。
高度が分かれば横の移動に対して何メートル標高が上がったかもわかるので、勾配をどの程度計算に入れてくれるのか興味のあるところです。
わたしの場合、登山、もしくはトレールランニングで使用するので、通常のランニングに比べて勾配が大変に厳しい環境でのしようとなります。

最後になりましたが、これがパッケージの中身。
本体が右にあります。
左は上がクレードルで充電とデータの送受信を行う機器です。
左の下がUSBに対応したACアダプターです。
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9月 14th, 2012

Posted In: GPS/位置情報システム, 携帯電子機器