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ヒューレットパッカードの2012冬モデルの事前発表会があったので参加してきました。
前回の2012夏モデルの発表会にも参加したのですが、そのときは興味の持てる機種が無かったのですが、今回は搭載するOSがWindows8となるのが分かっていたので、親和性が高いタブレット形のPCに、世界最大のPCメーカーが、どの様な機種を投入してくるのか、参加前から興味を持っていました。

このページで取り上げるHP ElitePad 900は、法人モデルですが、今回発表された2012冬モデルのなかで、わたしが強く興味を引かれたタブレットPCです。
ヒューレットパッカードでもとりわけ力を入れているモデルで、新作発表会では、HP ElitePad 900、個人向けのノートブック、個人向けのデスクトップと3つの時間に区切って行いました。
個人向けのノートブック全体と法人向けの一機種が同等の扱いだったわけです。ヒューレットパッカードが期待している売上高や純利益額はHP ElitePad 900が最も高いのではと思えます。

以下、まだヒューレットパッカードのHPダイレクトショップiconHP ElitePad 900iconでもほとんど紹介されていないHP ElitePad 900のレビューです。

写真で見るHP ElitePad 900

プレゼンターがHP ElitePad 900を手に持って紹介しているところ。
この日、展示されていたHP ElitePad 900はまだ試作機でした。

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HP ElitePad 900の本体。

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画面を表示させたところ。
展示は試作機だったので、若干のデザインや重量、サイズの変更があるかもしれません。

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薄く軽い。

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アルミニウムの筐体で、従前からHPで使われてきたクールなデザイン(HP2133など)を継承しています。

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ドッキングステーションに乗せたところ。

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ドッキングステーションのシステムコネクター部分。

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ドッキングステーションの背面のコネクター類。
左から電源、LAN、VGA、HDMI。

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本体に電源ケーブルを挿して、充電しているところ。
ヒューレットパッカード製品にしては珍しく、電源アダプターを差しても面積をとりません。
電源ケーブルの差し方は野暮ったいですが。

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18時間の連続駆動時間のバッテリージャケット。

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HP ElitePad 900のコンセプト

デザインの特徴

薄く軽い設計。
付加価値を持たせたプレミアムデザイン。アルミニウムの筐体を採用しています。
重量は680g

工夫されているデザイン。
タブレットの上部にフルHDのカメラ、その裏面に8Mのカメラを装備しています。これは企業ニーズ合わせたカメラの配置だそうです。
タブレットのモニターがわにステレオスピーカーを搭載しています。タブレットの中にはスピーカーにあまりお金をかけていない機種があるそうなので、付加価値と言うことの様です。
画面回転ボタンと画面固定ボタン。商品を見せたりカタログとして使うときには画面が回転するのが便利ですが、オフィスに帰り事務機として使うときには画面は回転しない方がつかいやすいので、画面の回転を制御するボタンを着けたそうです。確かに、スマートフォンを使っているときに画面が勝手に回転するので使いづらく感じます。

セキュリティ。近距離通信の技術を利用した認証(NFC)。

堅牢製
モニターのガラスにはGorilla(R)Glass2を採用していて、薄くそれでいて高い剛性も確保しています。
耐久試験は11万5000時間を実施。米軍の調達基準のMIL-STD-810Gテストをクリアーする堅牢性を備えています。
なぜ堅牢性にこだわるのか?
個人のPCと違って、会社などのから支給されるPCなので、ラフに扱われることが多く、そう言う前提で堅牢製を持たせているそうです。

ドッキングステーションの存在。フルPCとしてオフィスで使用することできます。
搭載しているCPUやメモリーを見てみると、PCとしてはそれほど能力が高くはないので、業務用途としてのPCとして使うなら、エクセルやワードと言ったアプリケーションを使うのが精一杯の様な気がしますが、逆に業務用途なら、使用目的がはっきりしているので、その目的さえ達成できるのであれば、プアなCPUやメモリー搭載でも問題はないのでしょう。
わたしも趣味的な用途に使うことの多いデスクトップは最新のハイエンド機種を購入しましたが、仕事で使うノートPCはWindows7が発表された直後に購入した機種をいまでも不満無く使用しています。

セキュリティ

ハードとソフトでセキュリティを実現。
アクセス制限と盗難対策、スパイウェアとマルウェア対策、暗号化、NFCカードを使った本人認証、位置情報からセキュリティレベルを変化させる、などの機能が採用されています。
ユニークと思ったのが位置情報からセキュリティーレベルを変化させる機能でした。オフィス内では全ての機能が使え、出先では一部の機能に制限をかける、と言った使い方でセキュリティを確保するそうです。

薄く軽く多機能

タブレット本体にmicroSDカードリーダーを搭載した拡張性。microSDXCが使えるのか聞き漏らしたのですが、来年度の発売機種なので使えない方が不自然でしょう。

薄いタブレットにUSB、SDカードリーダーを搭載。
これはバッテリージャケットを装着することで実現しています。ジャケットを装着してもそれほどストレスにはならないので、装着を前提とした方が良いかもしれません。

ノート-PCとして使えるキーボードジャケットを用意。
ノートPCとしての使い勝手と拡張性を確保しようとしています。

デスクトップPCとして使えるのがドッキングステーション。USB、HDMI、VGAの各ポートやLANコネクターを搭載。
わたしなどはノートブックでもデュアルモニターに外部キーボードの環境で使用しているので、出先にノートブックを持ち出すと、戻ってきてから各種のコネクターを差し込んで元の使用環境に戻すのが面倒に感じます。この様なドッキングステーションがあれば、持ち出すのも苦痛ではなくなるかもしれません。

タッチペンを用意。
筆圧認識がWindows8では非常に進化しているので、その機能を十分に使いこなすためのペン。

今までのタブレットとの最大の違い

メンテナンス性の確保。
背面のカバーを開けて、ユーザーがメンテナンスをすることが出来ます。
例えばバッテリー交換などをユーザーが行うことが出来るので、バッテリーの劣化によるPCの寿命を回避することが出来ます。企業ユースでは数年という長期間、PCを使い続けることが多いですが、それが可能となります。

この話を聞いて違和感を持ったのですが、わたしは、スマートフォンでものノートブックでも、本体の購入の際に必ず予備バッテリーも購入します。
業務用途で使う電子機器のバッテリー切れは最悪なので、それを防ぐためです。バッテリーが交換できない内蔵型の電子機器もありますが、そうした電子機器は自然に使わなくなります。

スペック

重量680g
サイズ幅26.1cm*高さ17.8cm*厚さ0.92cm
画面サイズ10.1インチ、1280*800

搭載しているソケットの種類。
ステレオヘッドフォン。
ステレオマイクロフォン。
システムコネクター。
MicroSDカードリーダー。
MicroSIM(無線WAN用)。

用意されているオプション機器。
ドッキングステーション。
バッテリージャケット。
キーボードジャケット。
筆圧検知ペン。

購入のポイント

大変に興味深いタブレットPCですが、現時点では試作品の段階です。
ヒューレットパッカードのホームページによると発売は来年2013年2月下旬と言うことなので、それまでに、競合他社からHP ElitePad 900を狙い撃ちにした様なタブレットPCが登場しないとも限りません。

耐久性、デザイン性、拡張性など優れた点の多いタブレットPCなので、1台のPCを出先ではタブレットとして、戻ってからはノートブックやデスクトップとして使おうというユーザーにはうってつけでしょう。
特に、過酷な使用環境のユーザーは一考の価値がありそうです。

10月 21st, 2012

Posted In: HP