うろぐ

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今年(2015)の6月にキャノンから発売予定の、WiFi接続を前程としたフォトストレージのCS100を紹介するメールが届いたので、早速、そのページを訪れて見ました。

わたしの画像管理

わたしはソニーのアルファ77を使っているミドルアマチュアの写真好きです。写真の保存はハイエンドのタワー型パソコンにデータ専用の3TBのHDDを搭載しています。
写真の管理はAdobe Lightroomでおこなっています。
撮りためた写真の枚数は20万枚を越えたことは覚えていますが、それ以降はどのくらい増えたのか数えたこともありません。
殆ど写真の保存先として利用している3TBのHDDの使用率が60%台になったのが去年でした。

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わたしは登山(1週間前後)やオートバイツーリング(2週間から1ヶ月以上)で写真を撮ることが多いのですが、一度日本アルプスに入ると数日歩きながら撮り続けるので、撮影枚数も膨大になります。

記録メディアのSDカードは、8GBの比較的小容量のものを使い、一日か二日で満杯になると、次のカードに差し替える様にしています。
これは、万一、記録メディアに不具合が発生しても、全てのデータに被害が及ばない様にしている措置です。
プロカメラマンの様にバックアップ用のストレージを持てば良いのですが、わたしはあくまでも登山が主であって、写真はそれを記録するためのツールなので、登山への負担の軽減のためにバックアップ用のストレージは滅多に持ち歩きません。

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CS100の魅力と疑問点

フォト&ムービーストレージ Connect Station CS100

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わたしのような、ハイエンドのデスクトップPCに3TBのHDDを搭載するという写真を保存する環境はむしろ特殊で、一般的なデジカメ&スマホのユーザーの写真の保存や管理というのは、ノートPCで行うものでしょう。
あるいは、撮りためる都度にSDカードにロックを掛けて保存し、新しいSDカードを購入するのかもしれません。

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わたしの知人は、スマホで撮影をした写真はパソコンには取り込みません。気に入った写真を選び、それを写真店で印刷して貰うと、よほど気に入った写真以外は削除しています。

標準でデジカメにWiFiが搭載される様になりましたが、このCS100の様なWiFiを使って、デジカメやスマホに記録されている写真を無線でストレージ(HDD)に転送できるというのは、撮影する枚数がそれほど多くない、一般ユーザーには最適な製品かもしれません。

実際、一度、WiFiやBluetoothなどの無線環境(コードレス)に慣れ便利さを体験してしまうと、USBなどのワイヤードの環境には戻りにくいものです。

パソコンもスマホもほぼ全てワイヤレスで操作できるのに、写真を保存するストレージだけがワイヤード、ないしはカードによる読み込みというのがひどく時代遅れだったことが分かります。

外付けHDDが増設できるが問題点もあり

こうしたストレージで気になるのが、HDDが満杯となったときです。
CS100は外付けHDDを増設できるので、1TBのHDDが満杯となれば、市販のUSB接続型HDD買ってきて接続すれば、更に1TBの容量が得られます。

問題点は1TB以上のHDDの接続が奨励されていますが、2TBのHDDを接続しても、1TBのHDDとしてしか使えないことです。
デジカメ、スマホのカメラの高画質化が進み、一枚の画像5MB、6MBが当たり前となった現在、内蔵HDDが1TBなのは価格等の理由からやむを得ないと思いますが、増設できる容量も1TBでは、将来的に行き詰まってしまう危険性もはらんでいます。
方は良いが、スマホのカメラの高画質化、画像データの大容量化について行けないと言うことです。

USBは2.0と画像転送をするには物足りない速度の規格を採用しています。
USB3.0の劇的な早さを体験してしまうと、2.0はとても遅く感じます。
これはいただけないです。

カードリーダーはSDカードとCFカードに対応していますが、microSDカードのスロットはありません。スマホユーザーを配慮すれば、microSDカードも読み込める様にするべきだったでしょう。
アダプターを使うのはとても面倒です。

カメラメーカーのこだわり

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キャノンのこだわりらしくてほほえましく感じたのが、CFカードリーダーを内蔵していることです。
このてのスマホを対象とした製品の場合、まずCF(コンパクトフラッシュカード)を利用するユーザーはいません。
コンデジでもいないでしょう。

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CFカードは、キャノンがEOS 7Dあたりまで使っていた記録メディアです。プロカメラマンやハイアマチュアと入ったレベルの方たちは今でも愛用をしていますが、ミドルアマチュアレベルとなると、SD(SDHC/SDXC)カードに移行しているはずです。
以前からCFカードと縁が深かったカメラメーカーのキャノンとしては、CFカードを無視できなかったのでしょう。
ソニーがメモリースティックを捨てられないのに似ています。

所感

わたしにはとても向かない機器ですが、ツールとしてはとても興味を引かれます。
デジタルカメラの無線環境を整える、と言うのは魅力的です。

追記(2015/2/6)

書き終えてメールボックスを見たら、ioPLAZAからWi-Fiストレージ airdisk ポケットルータ搭載モデル 32GB等を紹介するメールが届いていました。
こちらは32GBと小容量ですが、記録メディアの接続できないiPhoneユーザーやmicroSDカードの抜き差しが面倒くさいと感じるAndroidユーザー向けのストレージです。

2月 7th, 2015

Posted In: カメラ用品