風景写真は引き算で写真を撮ると言われています。
構図の中から余分な部分を切り捨てて写真を撮るわけです。
風景の中から絵を切り抜くのには倍率が変化しない単焦点レンズよりも、変えることが出来るズームレンズの方が撮りやすいです。
エントリーモデルのデジタル一眼レフカメラとセットで売られているレンズは、18-55mmと50-300mmクラスの二つであることが多いです。
18mmは広角レンズ、200mm-300mmは望遠レンズと言えますが、撮影する状況に応じてレンズを交換しなければならないのは面倒ですし、頻繁な交換はカメラの中にゴミなどが入ってしまう可能性が高くなります。
広角レンズと望遠レンズでは、同じ風景でもまるで違った写真を写すことが出来ます。
タムロン 18-270mm PDZレンズは、1本のレンズでそれを可能にしてくれます。
使用したカメラはキャノン EOS 7Dです。
川の風景
川の堰堤の上から撮影をしました。
2枚とも同じ場所の写真です。
広角レンズの効果により、手前に広がる川の底の石が綺麗に撮されていて、中心の橋まで奥行きのある写真となっています。
シャッタースピード1/80
f/11
ISO100
レンズ焦点距離18.00mm