登山用の地図
先月下旬、4泊5日で奥多摩駅から埼玉県、山梨県を経て長野県の川上村まで山道を歩いてきました。
このときに持って行ったのがPX-5Vで印刷をした国土地理院の1/25000の電子地図です。
印刷サイズはA3。
先月下旬、4泊5日で奥多摩駅から埼玉県、山梨県を経て長野県の川上村まで山道を歩いてきました。
このときに持って行ったのがPX-5Vで印刷をした国土地理院の1/25000の電子地図です。
印刷サイズはA3。
アジャイルメディアから印刷用の和紙が送られてきました。
用紙の質感からはマット紙かと思うのですが、初めての和紙なのでどの様な画像が和紙の印刷に向いているのかがわからりません。
インクジェットプリンター用の和紙はアワガミファクトリーからの提供です。カタカナやアルファベットで書くとぴんと来ないのですが、阿波紙と書くとなるほどと思いました。四国は江戸時代から和紙の原料の楮の産地として有名です。徳島は産業の盛んなところだったので原材料を加工して和紙の製造も行っていました。和紙の他に藍染めなども有名です。
エプソンのサイトでモノクロプリントの説明をしています。
URLは
http://www.epson.jp/products/colorio/pro/kiwameru/theme4/p1.htm
エプソンのPXインクを搭載したPX-5600、PX-5002、PX-5Vなどのプリンターが対象の解説ですが、PXインクを搭載していないプリンターでも基本的な設定は同じの様です。
昨年まではPhotoshop Elements(以下PSE)で撮影をした画像に修正を加えたり補正を行ったりすることは無かったのですが、エプソンのPX-5Vブロガーミーティングに参加したときに数分でできる手法を教えていただいたので、入門書を読んだりエプソンのサイトを見ながら試しているところです。
以下の作業は上記のURLに書いてあるのですが、念のために備忘録として書き留めておきました。
手元のPX-5600のインクの幾つかの色の予備インクを使ってしまい、本体に内蔵のインクだけとなったので購入をしてきたのですが、ついでにPX-5Vのインクがどのくらいで販売されているのか見てみました。
量販店はヨドバシカメラです。
PX-5Vのインクカートリッジが大きいことは分かっていたのですが、PX-5600のインクと比べると3倍近い容量です。理由は不明ですが、PX-5Vのインクの容量がカタログにもメーカーのサイトにも記載されていないので、正確な数字は不明です。
エプソンプロセレクションブログのPX-5Vの記事のトラックバックを見ていたら、「PX-5V:フォトブラックインクの減りが激しい」と言う気になる記事を見つけました。
これで見た限りでは、特にフォトブラックのインクが減っているという事はなさそうです。
わたしの使い方ですが、A3ノビにファインアートを使う時があるので、フォトブラックとマットブラックを何度か使い分けています。
PX-5Vは前のモデルのPX-5600と違って、マットブラックとフォトブラックのインクカートリッジを用紙に合わせて手動で取り替えることなしに、プリンターが自動で行ってくれます。
PX-5600ユーザーのわたしから見ると羨ましくなるような機能なのですが、大きなインクカートリッジと相まって、PX-5600と比べると、インクを切り替える時に排出されるブラックインクの量が多いそうです。
PX-5600に比べると「無駄」に排出されるブラックインクが多いことは知っていたので、トラックバックの記事に反応したのですが、「特に激しく減っている」と言うことでは無いようです。
大きく重く高性能のデジタルカメラ Canon EOS 7Dを持って日本各地を撮影していますが、わたしに取ってのカメラというのはあくまでも記憶の補助という位置づけなので、構図や技術にこった写真というものはほとんど撮ったことはありません。
ブログやホームページにアップすることも多いので、人に見られることを意識して撮影をしていますが、さりとて、人に見て貰うための写真というものは撮ったことがないのです。
でも、せっかくエプソンからPX-5Vという最新のプロ向けの機材を借りているので、コンテストに応募してみました。
大震災前にメールの案内が来ていたエプソンニューフォトフォーラムですが、現在は震災のために開催が延期となっています。
これに応募をしたのは、震災の直前でした。
これが応募した写真です。
北海道の天人峡温泉から化雲岳まで歩いた時に撮影をしたものです。
ハイマツで覆われた峰の上にぽっかりと雲が浮かんでいました。
毎年、冬の時期に前のシーズンに登った山や下った川の写真から、1枚ずつA4版に印刷をしています。
昨年は山だけで約50座に登っているので、写真も50枚以上を印刷することになります。
A4で印刷をした写真の中から、特に思い出の深い山や、よく撮れている写真の中から、A3ノビの大きな写真を印刷しています。
今回、A3版ノビに最初に印刷をしたのがこの写真。焼岳から見る穂高連峰。
自分でもそれほどよく撮れている写真とは思っていないのですが、この写真を撮った北アルプス登山では、10月中旬、朝にはテントが凍り付く季節の中、初日が焼岳から西穂山荘、二日目が西穂高岳から奥穂高岳を通り北穂高岳まで、三日目が大キレットから槍ヶ岳を経て飛騨沢を降って新穂高温泉までをあるきました。
岩場が多く歩くと言うよりもよじ登ったり降ったりしている時間が多い登山で、これまでの足で歩いて登る登山とは趣を異にした、思い出の多い3日間でした。
この写真を撮った登山の翌週に乗鞍岳に登り、山頂から焼岳、穂高連峰、槍ヶ岳を一望した写真があるのですが、山の景色が大きすぎて一枚には収まりませんでした。
先日の試しに比較をPX-5VとPX-5600で行いましたが、(EPSON PX-5VとPX-5600の比較|印刷編)、EPSON PX-5Vの製品がモニターとして貸与されたので、全く同じ紙で印刷をして比較をしてみました。
前回は、用紙が異なっていたので、色の違いが用紙によるものなのか、プリンターの違いによるものなのか分からなかったのですが、PX-5VとPX-5600で同じ用紙に同じ写真を印刷してみたところ、はっきりと色の違いが出ることが確認できました。
前回の印刷では、黒い色の色合いが異なっていたのですが、今回の印刷では、黒の色合いに違いは見られず、青い空の色に違いが見られました。
2枚の写真を見比べると一目で分かる違いです。エプソン フォトビューワのP-7000でオリジナルの写真を写しながら見たところ、PX-5Vが表現をした明るい青空がより近く、PX-5600が表現をした少し暗めの青空は異なっていました。
これが印刷をした写真です。
用紙はエプソン Velvet Art paper A3ノビを使用。
印刷にはAdobe Photoshop Elements 7.0を使用。画像の補正や修正はなし。サイズを400mmに縮小しました。
左の空がやや暗い写真がPX-5600のもの、右の空がやや明るい写真がPX-5Vのものです。
P-7000で映したオリジナルの画像と比較をすると、明るい青空がより近い色でした。